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  2018.01.15



スキンケアをやめて肌美人になる-正しい肌断食の4つのルール

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「どんなにスキンケアをしても肌が美しくならない」
「高級化粧品を使っているのに毛穴や赤みが気になる」
多くの女性が、こうしたお肌の悩みを抱えていますよね?

肌トラブルを解消する美容法として、近年注目されているのが「肌断食」です。スキンケアをやめて、肌に何もつけないという大胆な美容法は、皮膚科学に基づいて提案されたものです。

皮膚科学では、今まで普通に行われていた、化粧品によるスキンケアやシャンプーの使用、洗濯に使う柔軟剤などが、肌トラブルを慢性させていたことがわかりました。それらの原因を取り除いて、肌の健康を保つ美容法が「肌断食」なのです。

ここでは「肌断食」を正しく実践する4つのルールを解説します。

興味があっても、スキンケアをやめてしまうのは勇気がいることですよね。
この記事が、あなたの美肌生活を後押しすることになれば幸いです。

目次

1. スキンケア化粧品を使わない
1-1. 肌にはなにも染み込まない
1-2. 肌は自力で保湿する
1-3. 加齢によって肌の水分量や皮脂量は減らない

2. 肌を傷めないメイクの方法
2-1. クレンジングや洗顔料が肌を荒らす
2-2. ケアは純石けんと白色ワセリンだけで
2-3. ファンデはリキッドよりパウダーを

3. 日焼け止めを使わない
3-1. 紫外線にまつわる4つの誤解
3-2. 普段の生活に日焼け止めは必要ない
3-3. 日焼け後はお湯洗いでダメージを抑える

4. シャンプーやリンスを使わない
4-1. シャンプーの界面活性剤は流しても落ちない
4-2. サラサラヘアーの正体はシリコン
4-3. 皮膚の汚れは水溶性だからお湯で落ちる

まとめ

1. スキンケア化粧品を使わない

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「洗顔した後は、化粧水や乳液で保湿する必要がある」
「空気が乾燥すると肌も乾燥する」
「歳をとると肌の水分量と皮脂量が減る」
「日焼け止めを使わないとシミになる」

こうしたことは、美肌の常識としてだれもが信じていたことですよね。メイクはしないという人でも、化粧水や乳液を使うスキンケアは続けているという人が多いはずです。

これらがすべて間違いだと言われたらショックを受けるかもしれませんが、多くの人はスキンケアをやめることによって肌が改善します。

化粧品を使って肌がきれいになるのは、肌にのっている乳液や美容液がすべすべしているだけで、その下では肌の老化が進んでいるのです。

皮膚科医や皮膚科学の専門家によって、以下のような事柄が解明されました。

1-1. 肌にはなにも染み込まない

「肌内部に浸透して潤いを保つ」といった化粧品の宣伝文句がありますが、肌に塗った化粧品が内部まで染み込むことはありません。

皮膚は外界に対するバリアの役目を果たしており、体内の水分の蒸発を防ぐと同時に、悪性菌などの異物が体内に侵入するのを防いでいます。

皮膚のもっとも外側にある角質層はわずか0.02ミリの厚さしかありませんが、同じ厚さのポリエチレンほどの防水性があります。
人間がお風呂につかったりプールで泳いだりできるのは、このバリアがあるからなのです。

肌のバリア機能を破壊して侵入するのは、「ホルモン」「界面活性剤」「化学兵器」の3つといわれます。体内で分泌されるホルモンや戦争目的の化学兵器は例外として、界面活性剤はとても危険な物質です。

水と油を混ぜ合わせる働きがある界面活性剤は乳化剤ともいわれ、乳液やクリームなどほとんどの基礎化粧品や洗剤に使われています。

界面活性剤は細胞間物質を溶かして肌のバリア機能を簡単に壊します。その結果、乾燥、かぶれや炎症、病原菌などの侵入が起こりやすくなるのです。

一般的に水分が多くて肌なじみのよい化粧品ほど、強力な界面活性剤や防腐剤が使われています。

1-2. 肌は自力で保湿する

皮膚の表面にある角質層は、レンガ(角質細胞)をモルタル(細胞間脂質)を使って積み上げたような構造になっていて、角質細胞内には「天然保湿因子(NMF)」という水分を保つ物質があります。

肌自体が作る出す保湿成分であり、肌のバリアとして機能するのが、細胞間脂質と天然保湿因子です。細胞間脂質の主成分はセラミド、天然保湿因子の主成分はアミノ酸で、これらの物質を人工的に作り出すことはできません。

角質層の一番外側には、皮脂と汗で作られた皮脂膜があって、水をはじく働きをしています。皮脂膜は洗顔すると洗い流されますが、その後なにもつけなければ30分程度で新しい皮脂膜が作られて肌がしっとりしてきます。

化粧品を塗り込んだ肌は、肌自体がもつ保湿機能を働かせることや、皮脂膜の再生を行うことができなくなってしまうのです。

バリア機能がしっかり働いていれば、空気が乾燥しても肌は乾燥しません。バリア機能が追い付かないほどの急激な湿度の変化は除いて、肌がかさつく最大の原因はスキンケア化粧品にあります。

1-3. 加齢によって肌の水分量や皮脂量は減らない

肌が健康でバリア機能がしっかり働いていれば、歳をとっても水分量が減らないことが証明されています。皮脂量も同様に減らないとする研究報告があります。

女性の場合、スキンケアをしている人が大半を占めていますから、歳をとればその分だけ肌のダメージも大きくなるのです。

シワ、シミ、たるみは、歳をとった人が多いものです。しかし、これも老化だけが原因ではなく、長年にわたるスキンケアや紫外線の影響が大きいのです。

2. 肌を傷めないメイクの方法

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化粧品には、スキンケア化粧品とメイク用化粧品があります。どちらも化粧品ですから肌には良い影響を与えません。

しかし、メイク用化粧品の方が肌にのせている時間が短いので、クレンジングを使わなければ悪影響は少ないのです。

メイクには、セラピーという働きや心理的によい作用があります。9.11の後、アメリカでは女性を元気にする赤い口紅がすごい勢いで売れたといいます。また、リハビリメイクによって認知症のおばあさんのおむつがとれたという例もあります。

いくつになっても、きれいになった自分を見ると、女性は気持ちが弾むものですよね。常にすっぴんというのは、難しい人も多いでしょう。肌への負担をできるだけ抑えたメイクで、生活に潤いを与えてください。

2-1. クレンジングや洗顔料が肌を荒らす

クレンジング剤や洗顔料は、主に界面活性剤で作られています。要するに洗剤と同じ成分で、毎日使い続けると肌がタンパク変性を起こし、角質の表皮がめくれあがってしまいます。

これが洗顔後のつっぱり感を高めます。クレンジングオイルと洗顔フォームなどの両方を使ってダブル洗顔をしていると、より肌を荒らしてしまうことになります。

ウォータープルーフなどの特殊なファンデーションでないかぎり、ファンデーションは石鹸で落ちます。クレンジングと洗顔料をやめれば、肌細胞のタンパク質や皮質膜が早く回復して、自然な潤いのある素肌を取り戻すことができます。

クレンジングによる肌への負担については「美白によいクレンジングと洗顔-知らなければいけない10の真実」という記事でも詳しくご説明しています。

2-2. ケアは純石けんと白色ワセリンだけで

石けんも合成界面活性剤ですが、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムだけで作られ、添加物を一切含まないものを「純石けん」と呼びます。

肌の負担がもっとも少ない洗顔は、石けんを使わずにお湯だけを使う方法ですが、メイクを落とすためには純石けんを使って、こすらずに泡でそっと洗います。

薬局で購入できる「白色ワセリン」は、石油から得た天然の炭化水素類を脱色して精製したものです。
きわめて酸化しにくいという特性があるので肌を傷めず、石鹸で落とす必要もありません。

ワセリンはメイク用化粧品の下地や、ハンドクリーム代わり、かさついたときの応急処置などに使えますが、肌本来の機能を回復させるためには、使い過ぎないことが大切です。 

ポイントメイクの落としは、コットンにワセリンをつけてこすらないようにして取り、その後は水洗顔で済ませます。

2-3. ファンデはリキッドよりパウダーを

毛穴や赤みなどをファンデーションで隠し続けていると、肌が荒れてさらなる隠しが必要となります。

メイクをすべて断てば、2~3カ月で肌の状態が改善するといわれますが、メイクをする場合には肌の負担が少ないファンデーションを選んでください。

リキッドファンデーションは、水分を含むので、防腐剤や界面活性剤が多く使用されています。水は時間がたてば腐るので、防腐剤が必要になるのです。

クリームファンデーションはリキッドファンデ以上に肌に密着するので、強力なクレンジングが必要になります。

パウダーファンデのように固形のものの方が肌への負担が少ないのですが、中でも天然の鉱物だけを原料としたミネラルタイプのパウダーファンデは比較的安心して使えます。

3. 日焼け止めを使わない

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化粧品のコマーシャルなどが影響して、女性の間に紫外線恐怖症が広がり、室内でも日焼け止めを塗る人まで現れました。

日焼け止めは、たしかに紫外線を防ぎますが、肌に大きな負担をかけます。ニキビの悪化や光線過敏症(日光アレルギー)などの副作用もあります。

また、スキンケア化粧品や日焼け止め剤による炎症は、シミの原因にもなっているのです。

3-1. 紫外線にまつわる4つの誤解

日焼け止めは汗で流れてしまうと効果がないので、ほとんどの商品にシリコンが使われています。

シリコンは肌を強固な膜で覆うので、肌が弱い人はかぶれや炎症を起こしてしまいます。ファンデーションを併用すると肌のダメージはさらに大きくなります。

紫外線は都市伝説のように根拠のない話が多く広まっていますから、正しい情報を知ることが重要です。

ここで、4つの大きな誤解を解きましょう。

肌老化の原因は紫外線

紫外線を浴びただけで肌が老化することはありません。
年齢を重ねても、肌が傷んでいなければシミはできません。

室内でもUVケアは必要

直射日光のあたる窓際でもなければ、室内で日焼けすることはありません。
少量でも紫外線を浴びたくないという人は、紫外線の強い5~8月だけ遮光カーテンを使用すると安心でしょう。

パウダーファンデは日焼け止めの効果が高い

日焼け止めの上にファンデを重ねても、肌への負担が増すだけです。
また、パウダーだけでUV対策をしようとすれば、厚塗りしなければならないので、やはり肌への負担は大きくなります。

オゾン層の破壊で紫外線量が増えている

オゾン層の破壊は世界的な問題になっていますが、日本では1950年代から顕著な変化がありません。
気象庁が紫外線量の測定を始めたのは1994年からですが、緩やかに増加する傾向があるとしており、目立った増加は見られていません。
むやみに紫外線をおそれる必要はないのです。

3-2. 普段の生活に日焼け止めは必要ない

日常の紫外線は帽子や日傘、服装などでブロックできます。5~8月の日差しが強い時間には、不要な外出を控えて、日焼け止めの使用は最低限にとどめるようにしましょう。

海や山で長時間過ごすようなときは、肌を傷めることを覚悟して日焼け止めを使ってください。
1日だけと割り切って、落ちにくくて効果の高いものを選びましょう。

3-3. 日焼け後はお湯洗いでダメージを抑える

日焼け後のダメージを最小限に抑えるためには、4つのポイントがあります。

保湿しない

日焼けした肌を守ろうとクリームや美容液を塗ると、炎症の回復を遅らせることになります。
健康な肌を回復させるためには、なにも塗らないのが一番です。

石けんを使わずに全身を洗う

石けんで体を洗ったり、シャンプーで洗髪したりすると、界面活性剤などの刺激物質が肌をますます傷めてしまいます。
お湯だけで汚れを落とすようにしましょう。

濡れタオルで冷やす

日焼けは火傷と同じ炎症ですから、熱をもっているときやヒリヒリ痛むときは、冷たいタオルで冷やすと効果的です。
めくれ上がった肌をはがすと、跡が残りやすいのでやめましょう。

栄養バランスの良い食事をとる

ビタミンやミネラル豊富な野菜と、良質なタンパク質を含む肉や魚をバランスよく食べて、肌の細胞が再生されるようにしましょう。
ビタミンCには高い美白作用がありますが、取り過ぎた分は尿とともに排出されてしまいますから、バランスのよい食事が大切です。

4. シャンプーやリンスを使わない

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シャンプーやリンスにも界面活性剤やシリコンが含まれていて、肌を傷める原因になります。

「シャンプーを使わないなんて!」と驚かれる人もいるでしょうが、人間がシャンプーを常用するようになったのは、この50~60年のことなのです。
それ以前の人間は、不潔極まりないのかといえば、決してそんなことはありません。

髪や頭皮の汚れはお湯だけで十分落ちます。「シャンプーをしないと汚い」という長年の思い込みと決別しましょう。

4-1. シャンプーの界面活性剤は流しても落ちない

シャンプーの界面活性剤やシリコンは、肌に付着すると念入りにお湯で流しても取れません。

シャンプーで傷むのは頭皮や髪の生え際だけではありません。シャンプーを流すときに体のあちこちに付着した界面活性剤やシリコンが、各部のかゆみや赤み、ニキビや黒ずみなどの原因になります。

シャンプーが顔につかないよう注意をしていても、手にはべったりシャンプーの成分が付いているので、とくに顔や首筋、背中などには付着しやすくなります。その手で顔や体をさわったり、シャンプーした髪が肌にふれたりして、炎症を起こすことも多いので、シャンプーを使っている限り、ブツブツやニキビなどの症状を改善することはできません。

「朝洗ったのに、夜になると髪がべたつく」
「頭皮が荒れて、いやなにおいがする」

といった症状は、シャンプーやリンスの使用が原因であることが多いのです。

4-2. サラサラヘアーの正体はシリコン

テレビのコマーシャルで魅力的に宣伝されるサラサラつやつやヘアーは、シリコンが作り出すものです。シャンプーよりもリンスやトリートメントのほうがシリコンを多く含むので、より有害だといわれます。

シャンプーやリンスの使用をやめると、肌だけでなく、髪も美しく変化します。実は使うほどに髪が傷んでいるのですが、シリコンを多くふくむトリートメントなどでカバーしているだけなのです。

これは、スキンケア化粧品による悪循環と変わりません。シャンプーやリンスの使用をやめると頭皮が健康な状態になるので、自然に髪はサラサラな状態へと変わっていきます。

4-3. 皮膚の汚れは水溶性だからお湯で落ちる

界面活性剤や防腐剤などの刺激物質を用いなければ、通常の皮膚の汚れはお湯で落とすことができます。料理などで手に大量の油がついたときや、リキッドファンデーションでメイクしたときなどを除けば、肌の汚れは水溶性だからです。

髪や頭皮も同様に、界面活性剤やシリコンなどを使わなければ、お湯だけで汚れを落とすことができます。最初は髪のべたつきや頭皮の乾燥が気になるかもしれませんが、それらはシャンプーやリンスの後遺症です。
時間が経てば、しだいに改善されていきます。

人間の肌は1兆個もの皮膚常在菌に守られています。常在菌は汗や皮脂を食料にして、脂肪酸やグリセリンを排出します。これを食料とする常在菌も存在して、本来は絶妙なバランスで肌の健康が維持されているのです。

界面活性剤、防腐剤、シリコンなどは、常在菌のバランスを崩してしまい、悪性菌が繁殖しやすくなります。頭皮や髪の生え際のブツブツなども、悪性菌が繁殖した症状なのです。

界面活性剤は悪ではないのですが、上手な使い方が必要です。詳しく知りたい方は「界面活性剤とは?知っておきたい界面活性剤の基本?」の記事をぜひご覧ください。

まとめ

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ここでは、スキンケア化粧品や石けん、シャンプーなど、直接肌に使用するものの肌断食ルールを解説しましたが、これら以外にも抗菌グッズには注意が必要です。

除菌、抗菌グッズは、常在菌のバランスを崩すので使ってはいけません。使ったつもりはなくても、抗菌加工の日用品には注意が必要。抗菌加工したティッシュや使い捨てマスクをさわった手で、顔や髪を触らないようにしましょう。

「肌断食」とは、肌になにもしない、なにも塗らないことです。それが最善のスキンケアとして、注目されているのです。

肌断食については「効果を実感しながら肌断食-4段階で完成のシンプルスキンケア」の記事もあわせてお読みください。

 

【参考資料】
・『皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア法 「何もつけない」美肌術』 主婦と生活社 2014年
・『肌断食―スキンケア、やめました』 河出書房新社 2017年

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