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2018.02.02



スキンケアに関する24の疑問-意外と知らない美容の最新情報

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正しいと思って続けていたスキンケアが、いつの間にか間違っていることになっていて、疑問に思うことはありますよね?

人間の体は、これだけ科学が進んだ時代でも、まだ明確になっていないしくみや変化のメカニズムがたくさんあります。
科学の世界では、正しいと思われていた事柄が、新たな研究によってくつがえされることもあります。

美容皮膚医療や皮膚科学は日々進歩していますから、肌にまつわる情報も数年前とは変わっているものがいくつもあるのです。

毎日続けるスキンケアは、正しい方法で行わなければ、知らぬ間に肌への負担を増やしてしまい、肌トラブルを引き起こしたり、肌の老化を進めてしまったりします。
ですから、科学的な根拠に基づいた正しいスキンケアとはどのようなものか、常に新しい情報を知る必要があるのです。

ここでは、現代のスキンケアについて間違った認識を持たれがちな24の疑問を取り上げて、わかりやすく回答します。

目次

1. クレンジング
1-1. ①メイクはクレンジングでしっかり落とすべき?
1-2. ②濃いメイクの日はどうしたらいいの?
1-3. ③刺激の少ないミルクタイプを使うべき?
1-4. ④お湯で落ちるマスカラには必要ない?
1-5. ⑤クレンジングのいらないベースメイクとは?

2. 洗顔
2-1. ⑥ W洗顔は必要?
2-2. ⑦ メイクをしていない朝の洗顔はお湯だけで大丈夫?
2-3. ⑧ 弱酸性洗顔料がいいというのは本当?
2-4. ⑨ 泡はたくさん立てた方がいい?
2-5. ⑩ 洗い終わったときはしっとり感が必要?

3. 化粧水
3-1. ⑪ 化粧水だけでスキンケアは可能?
3-2. ⑫ 化粧水はたっぷり使わないと効果が出ない?
3-3. ⑬ コットンでパッティグすると肌に浸透する?
3-4. ⑭ どのような化粧水を選んだらいいの?

4. 美容液
4-1. ⑮ そもそも美容液ってどういうもの?
4-2. ⑯ 美容液にはどんな種類があるの?
4-3. ⑰ 美容液は顔全体に使ったほうがいい?
4-4. ⑱ 医薬部外品は効果が高い?

5. 乳液&クリーム
5-1. ⑲ 乳液やクリームの役割は?
5-2. ⑳ どのようなクリームを選んだらいいの?

6. UVケア
6-1. ㉑ 日焼け止めは必ず使うべき?
6-2. ㉒ 日焼け止めの選び方は?

7. アンチエイジングケア
7-1. ㉓ セルフピーリングは危険?
7-2. ㉔ エイジングケアはいつからはじめるべき?

まとめ

 

1. クレンジング

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1-1. ① メイクはクレンジングでしっかり落とすべき?

いいえ、クレンジングだけでメイクを完全に落とす必要はありません。
クレンジングは40秒程度で手早く終わらせ、肌が少々ヌルついているくらいで洗顔に移ります。

クレンジング剤には、界面活性剤や防腐剤といった、肌に強い刺激を与える添加物が含まれています。

本来は混ざることのない水と油を乳化させて混ざるようにする界面活性剤は、洗剤や洗浄剤、ほとんどの化粧品に配合されていますが、とくに多く使われているのがクレンジング剤。
油性のメイクを落とすためには、乳化させて肌から浮かせなければいけないからです。

そのため、クレンジングはとくに肌への負担が大きいのです。
ですから肌のことを考えたら、クレンジング剤を肌にのせている時間はできるだけ少なくするにこしたことはありません。

1-2. ② 濃いメイクの日はどうしたらいいの?

目元や口元などの濃いメイクには、ポイントメイクリムーバーを活用しましょう。

マスカラや口紅には、同一メーカーの専用リムーバーがベストです。
とくにマスカラは、メーカーによっていろいろなタイプがあるので、リムーバーならどれでも落とせるというわけではありません。

ファンデーションを落とすときも、同じメーカーのクレンジングが最適です。

1-3. ③ 刺激の少ないミルクタイプを使うべき?

一般的に、クレンジングは肌への刺激が強いものから、シートタイプ、オイルタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプとなっています。

水分が多いミルクタイプはたしかに肌にやさしいのですが、メイクを落とす力が弱いのでこすってしまい、かえって逆効果になる場合があります。
薄づきメイクの人にはいいでしょう。

適度な油分があってメイクを落とす力もそこそこあり、比較的肌にやさしいのはクリームタイプ。
メーカーや製品によって多少のばらつきはありますから、硬めのテクスチャーで自分の肌に合うものを選んでください。

1-4. ④ お湯で落ちるマスカラには必要ない?

最近、お湯で落ちるマスカラが人気です。
まつ毛のエクステを使っている人は、クレンジングを使うと取れやすくなってしまうので、お湯だけでマスカラを落とせればエクステを長持ちさせることができるからです。

お湯だけで落とせるとうたっているものは、クレンジングを使う必要はありませんが、マスカラ以外のアイメイクには基本的にクレンジングが必要です。

1-5. ⑤ クレンジングのいらないベースメイクとは?

化粧下地にリキッドファンデーションを薄く重ねるのが、一般的なベースメイクの基本とされます。
しかし、リキッドファンデーションを使うとクレンジングが必要になります。

クレンジングを使わないシンプルメイクの主流は、洗顔だけで落とせるBBクリームなどの下地や、やはりクレンジングの必要がないパウダーファンデーションです。

オフの日は肌を保護する下地だけ、ウィークデーはUV効果の高いパウダーファンデーショに、ポイントメイクだけプラスするというスタイルです。

クレンジングについては「美白によいクレンジングと洗顔-知らなければいけない10の真実」という記事でも詳しく取り上げていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

2. 洗顔

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2-1. ⑥ W洗顔は必要?

クレンジングを行う以上、W洗顔は正しいスキンケアの基本です。

クレンジングはできるだけ短時間ですませる必要があるので、メイクを肌から浮かすという目的が達成されたら、ヌルつきが多少残っているくらいで終わらせます。

そして洗顔で、残ったメイク汚れと皮脂などをきれいに洗い流すのです。
洗顔料も、もちろん界面活性剤を含んでいますから、クレンジング同様に肌をこすらないことが大事です。

2-2. ⑦ メイクをしていない朝の洗顔はお湯だけで大丈夫?

朝も洗顔料を使用しましょう。
毛穴の中にある皮脂腺から分泌される皮脂は、寝ている間も分泌が続き、うぶ毛を伝わって肌に広がります。

皮脂は時間が経つと酸化して、肌トラブルの原因になります。
ですから、朝も洗顔料で皮脂を洗い流す必要があるのです。

2-3. ⑧ 弱酸性洗顔料がいいというのは本当?

弱酸性の洗顔料が肌にやさしいことは間違いありませんが、人間の肌は弱酸性に保とうとする機能を備えていますから、あまりこだわる必要はありません。
どんな洗顔料でも、中性の水で洗い流して30分後には肌が弱酸性になっています。

こだわるべきは洗浄力です。
少量で簡単に汚れが落ちるものは、界面活性剤が多く含まれています。

自分の肌やメイクの状況に合わせて、しっかりと汚れが落とせるもので洗浄力が強すぎないバランスのものを選びましょう。

2-4. ⑨ 泡はたくさん立てた方がいい?

洗顔料の泡は、手と肌の摩擦をなくす役目を果たしています。
ですから洗顔料は、水を加えながらよく泡立てたほうがいいのです。

泡立てネットは簡単に泡がつくれるので便利なグッズですが、水分が少なくても泡だってしまい、洗顔料の濃度が高い状態で肌にのせてしまう可能性があります。

洗顔料は、適正な水分と空気を加えて泡立てることが大事。
必要な泡の量は、片手のひらにのるレモン1個分程度です。

2-5. ⑩ 洗い終わったときはしっとり感が必要?

洗顔料の適度な洗浄力とは、洗い終わったときの肌に多少のつっぱり感があるものです。

皮脂を落としすぎれば肌が乾燥する原因になるからと、しっとり感の洗顔がいいといわれたのは、もう過去の話。
皮脂は朝晩2回の洗顔でしっかり洗い流し、すぐに保湿ケアを行うスキンケアが主流です。

洗顔については、「乾燥肌を改善する洗顔とは?-肌の負担を抑える4つの洗顔法」の記事も参考になるかと思いますので、こちらもぜひ読んでみてください。

3. 化粧水

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3-1. ⑪ 化粧水だけでスキンケアは可能?

いいえ、化粧水だけのスキンケアにはムリがあります。
世界でも、日本人は化粧水好きだといわれており、なにがあっても化粧水だけは欠かさないという人が多いのは事実です。

しかし、スキンケアの基本とされる保湿ケアだけを考えた場合でも、化粧水でできる保湿にはかなり限界があります。

それは、化粧水がほとんど水で成り立っているからです。
肌の角層にはバリア機能があるために、水が浸透するのはほんの表面だけに限られるのです。

3-2. ⑫ 化粧水はたっぷり使わないと効果が出ない?

肌の上に塗られた水分は、角層に浸透しないので蒸発してしまいます。

たっぷりと塗っても同じことで、ほとんどすべてが蒸発してしまいます。
化粧水をつけすぎれば、蒸発するときに肌が保持している水分まで蒸発させてしまうので、かえって肌を乾燥させることになるのです。

化粧水は、肌への浸透よりも爽快感が主な目的。
ですから、たっぷりつけてはいけません。

3-3. ⑬ コットンでパッティグすると肌に浸透する?

化粧水は、手でなじませるように押さえるのが基本。
コットンでのパッティングは、肌を傷める原因になります。

肌から蒸発する水分をつなぎとめている角層は、0.02ミリほどの厚さしかありませんから、強くこすったり叩いたりすれば、すぐに傷ついてしまいます。

液体を染み込ませて固くなったコットンで肌を叩くのは、刺激が強すぎます。
強く叩いたからといって、成分がよく浸透するわけではありません。

3-4. ⑭ どのような化粧水を選んだらいいの?

美容効果をあげるとしても角層のほんの表面だけに限られる化粧水は、正しいスキンケアの必須アイテムではありません。

化粧品の保湿成分として代表的なセラミドは、基本的に水には溶けないので化粧水に配合するのは難しいのです。

化粧水を使うのであれば、シミの原因となるメラニンを抑える作用、肌の老化の原因になる活性酸素を除去する抗酸化作用など、いろいろな肌トラブルの予防ができるビタミンC誘導体を配合したものがおすすめです。

ビタミンC誘導体は、水溶性で肌に吸収されにくいビタミンCの浸透率を高めた成分です。

ご自身に合う化粧水選びについては「2アイテムだけの保湿ケア-4タイプの肌で選ぶ化粧水の使い方」の記事が参考になるかもしれません。

4. 美容液

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4-1. ⑮ そもそも美容液ってどういうもの?

美容界で、美容液に明確な定義はありません。
一般的には、美容成分が高濃度で配合されている化粧品で、化粧水のようにサラッとしたものから、ジェル状、クリームに近いものまでテクスチャーは様々です。

美容液はクリームとともに、配合された成分の効果をもっとも前面に出したアイテムですから、どのメーカーも開発に力を注いでいます。

配合される成分の研究だけでなく、肌触りや浸透力の進歩も目覚ましく、まさにコスメの最先端をいくアイテムといえます。

サイズが小さくて密度が高いので、高価なものも多いのですが、近年は美容液をスキンケアの基本アイテムとする女性も増えています。

4-2. ⑯ 美容液にはどんな種類があるの?

美容液は、使用目的によって、保湿美容液、美白美容液、アンチエイジング美容液、オールインワン美容液、目元美容液などに分類されます。

目的によって配合成分が異なりますから、購入する際には成分を確認することが大切です。

保湿美容液は、保水力にすぐれるセラミドが配合されているものを選びましょう。
アンチエイジング美容液はレチノールやナイアシン、ポリフェノールなどの抗酸化成分、美白美容液はビタミンC誘導体やアルブチンなどをはじめとする美白成分が配合されています。

「オールインワン」や「マルチ」がつくものは、いろいろな成分がバランスよく配合されているといわれますが、1本で保湿もシミ対策もシワ対策も望むというのはムリがあります。
保湿美容液をベースとして、目的とする成分がしっかり配合された美容液を重ね使いしましょう。

4-3. ⑰ 美容液は顔全体に使ったほうがいい?

美容液は目的にかかわらず、基本的には顔全体に使います。

保湿美容液は肌のポテンシャルを上げるのが目的ですから、一部分に塗っても効果は期待できません。

美白美容液やアンチエイジング美容液も、シミやシワなどの部位だけに塗っていたのでは顔全体の予防になりません。

ただし、脂性肌の人は油分の与えすぎに注意しなければいけません。
とくに皮脂の分泌が多いTゾーンはたっぷり塗らないようにしてください。

4-4. ⑱ 医薬部外品は効果が高い?

医薬部外品だから化粧品よりも効果が高いということはありません。

医薬部外品は効能をうたえますが、化粧品はそれができないという違いがあります。
また、医薬部外品は厚生労働省が認可した指定表示成分のみの表示義務であるのに対し、化粧品には全成分の表示義務があります。

さらに、医薬部外品には指定成分量の制限がありますが、化粧品には量の制限がありません。

ですからメーカーは、効能を前面に出したい場合は医薬部外品として、有効成分の量を前面に出したい場合には化粧品として販売する、といった使い分けをします。

美容液でのスキンケアについては「保湿美容液でシンプルスキンケア-化粧水が必要ない6つの理由」の記事でご紹介していまうs。

5. 乳液&クリーム

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5-1. ⑲ 乳液やクリームの役割は?

乳液やクリームの役割は、肌の油分を補ってやわらかくなめらかに保つことです。
ですから、皮脂の分泌量が落ちる前の30代までの肌には、あまり必要としません。

以前は、化粧水をたっぷりつけて保湿をした後に、水分が蒸発しないように乳液やクリームの油分でフタをするのが正しいスキンケアとされていましたが、今は違います。

毛穴を汚す原因にもなる、必要以上の油分は与えないのが、現代の正しいスキンケア。
40代以上の人は、乾燥しやすい目元や口元にうすく油分を補給してもいいでしょう。

乳液とクリームの違いは水分と油分のバランスですから、肌への油分補給を目的とするのであれば、油分が多いクリームの方が向いています。

5-2. ⑳ どのようなクリームを選んだらいいの?

肌への油分補給が目的ならば、敏感肌用のシンプルなものが向いています。
アトピー肌用のスキンケアラインから探すと、1000円から3000円くらいの、手頃で使いやすいものがみつかるはずです。

クリームにはアンチエイジング化粧品として、特殊な美容効果を狙うものもあります。
シミの予防や改善には油溶性カンゾウエキス、シワの予防や改善にはレチノールが配合されたものがおすすめです。

6. UVケア

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6-1. ㉑ 日焼け止めは必ず使うべき?

紫外線対策は1年を通して必要ですが、日焼け止めの使用となると話は別です。
日焼け止めはクレンジングと同じように、肌への刺激が強いのです。

日焼け止めの有効成分には、紫外線を吸収する「紫外線吸収剤」と、紫外線を反射する「紫外線散乱剤」があり、紫外線吸収剤は肌荒れやかぶれの原因になりやすく、紫外線散乱剤は肌が乾燥しやすいという問題があります。

どちらの成分も毎日使用すれば肌の負担が蓄積していきますから、日焼け止めは、スポーツやレジャーなどで紫外線を長時間浴びるときだけ使用するようにしましょう。

日常は、日陰や日傘、帽子などをうまく活用して、できるだけ日焼け止めを使わないUV対策を心がけるべきです。

6-2. ㉒ 日焼け止めの選び方は?

日焼け止めには、「SPF」と「PA」という2つの数値が表示されています。

地上に届く紫外線は波長の違いによって、表皮にダメージを与える「B波」と、真皮まで届いてシワやたるみなどの要因となる「A波」に分けられます。

B波を防ぐ効果を示すのが「SPF(2~50+)」、A波を防ぐ効果を示すのが「PA(+~++++)」です。

日常の長めの外出には、「SPF20、PA++」程度のものが向いているといわれますので、スポーツなど長時間の紫外線を浴びるときには、状況に応じて数値の高いものを選んでください。
使用するときは割り切って、効果がしっかり出る十分な量を使いましょう。

SPFについては「SPFの本当の意味わかりますか?日焼け止め選びのポイント」という記事でも詳しくご説明していますので、こちらも参考にしてみてください。

7. アンチエイジングケア

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7-1. ㉓ セルフピーリングは危険?

ピーリングは酸のパワーで、古くなったり厚くなったりした角質を溶かして除去します。

しかし、AHA(フルーツ酸)などが配合されている市販のセルフピーリング剤は、クリニックで行うケミカルピーリングの薬剤と比べると、濃度が十分落ちていて安心して使えるものです。

通常は週に1~2回のペースで行いますが、肌の状態は十人十色ですから、使ってみてあまり刺激が強いようであれば、しばらく中止して肌の様子をみるか、より刺激の弱いものに変えてみましょう。

ピーリングをした後は肌の吸収力が高まっているので、美容液のケアに適しています。

7-2. ㉔ エイジングケアはいつからはじめるべき?

化粧品メーカーでは、アンチエイジング化粧品の対象を30代後半からと設定しているケースが多く、いわゆるアラフォー世代になったらケアしましょうとアナウンスしています。

しかし、真皮のコラーゲンが減って乾燥や小ジワなどが発生しだすのは、20代後半という人が多いのです。

10代や20代前半では必要ないでしょうが、20代後半以降は「最近、肌が変わったな」と感じたら、その日からはじめましょう。
早めのエイジングケアが、5年後、10年後の肌に差をつけます。

まとめ

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最後にスキンケアの2大テーマとなる「表皮」と「真皮」について補足しておきましょう。

皮膚は外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできています。
表皮のさらにもっとも外側である皮膚の表面が「角層」です。

角層は角質細胞がレンガのように何層にも重なり、そのすき間を細胞間脂質が埋めています。
この細胞間脂質の約半分を占めているのが保水物質のセラミドです。

真皮はコラーゲンという線維が網目状の構造をつくり、そのところどころをエラスチンという線維が補強し、すき間をヒアルロン酸などのゼリー状物質が埋めています。

表皮の役割は、外からの刺激や異物から肌を守り、皮膚から蒸発しようとする水分をつなぎとめること。
真皮の役割は、肌の弾力とハリをつくって肌を支えること。
この、外から守る力と、内から支える力を維持することが、スキンケアの2大テーマなのです。

 

【参考資料】
・『最新版 肌美人になるスキンケアの基本』 学研パブリッシング 2014年
・『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』 高橋書店 2010年

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