恋愛について「うまくいかないなぁ……」と悩んだことはありませんか?
気に入った人となかなか良い仲になれなかったり、大好きな恋人から別れ話を切り出されたり、異性と出会う機会が作れなかったりなど、一人でするものではない分、上手くいかないことも少なくありません。
そんな悩みを、すべて解決するのが「引き寄せの法則」です。
「引き寄せの法則」は、自分の思考を現実化させる最も簡単な法則です。この「引き寄せの法則」を上手く活用できれば、一見難しい恋愛の問題も、たちどころに解決し、“幸せな恋愛関係”をスタートすることができます。
そこで今回の記事では、
● 恋愛を成就させる。
● 別れた相手と復縁する。
という2つのモデルケースをご紹介しながら、それぞれのケースで最も効果的な「引き寄せの法則」の使い方をお伝えします。
ぜひ、あなた自身が一番欲しい内容を実践してみてください。
目次
1.「引き寄せの法則」を使って、恋愛を成就させる3ステップ
2.「引き寄せの法則」を復縁に活かす方法
3. 恋愛に「引き寄せの法則」を活かすうえで3つの大切なこと
1.「引き寄せの法則」を使って、恋愛を成就させる3のコツ
「引き寄せの法則」とは、簡単にいえば自分が持った感情・思考と、同じような状況・出来事が現実に惹き付けられてくるという現象を指す言葉です。
例えば楽しいという感情を感じていると、楽しかったり、嬉しかったりというポジティブな出来事が引き寄せられてくる。逆に、焦ったり、悩んでいたりすると、悩むような出来事、苦しい状況が引き寄せられてくる。
思考でいえば、「会いたい」と思っていた相手から突然電話がかかってきたり、絶対起きて欲しくないと思っていたミスが、起きてしまったりというようなイメージです。
別名”似た者同士の法則“と呼ばれる、この法則を活用すると、長年報われなかった恋愛を、短期間で成就することができます。
本項では、明日からでもすぐに使える「引き寄せの法則を恋愛成就にいかす3つのコツ」についてお伝えします。
1-1.理想の自分を頭の中で映像化する。
「引き寄せの法則」で恋愛を成就するためには、まず自分の中で”理想の自分像“を明確にすることから始める必要があります。
「なんで、恋愛を成就させるのに、自分を明確にしなければいけないの?」
とあなたは思われるかもしれません。
でも、少し考えてみてください。
叶えたい恋愛が成就したとき、憧れの恋人の側にいるのは、“理想の自分”と“あまり好きになれない自分”、どちらの自分でしょうか?
当然、理想の自分ですよね?
であれば、もし憧れの人との恋愛を成就させたいのであれば、その憧れの人の隣にいる、最高に幸せで理想的な自分の姿をイメージしましょう。
もしかしたら、最初は少し妄想のように思えるかもしれません。その場合は、一度考えることをやめて呼吸を整え、しっくりくるまで理想の自分像について考えてみてください。
感情や思考は、放射するエネルギー帯となって、宇宙に発信されます。宇宙は、そのエネルギーを受け取り、その受け取ったエネルギー通りの形に現実の状況や、出来事を変容させるのです。
もしあなたが頭の中に描いた“理想の自分”のイメージが明確になれば、そのイメージが宇宙に発信され、現実にフィードバックされるようになります。
その結果、外見以前の段階で行動・言動が変わり、頭の中で描いていた理想の自分像に自然と近づいていくのです。
1-2.「怖れのブレーキ」を外す
恋愛は、人生に起こる出来事のなかでも特に「怖れ」の感情を抱きやすい分野です。
「変なことをして嫌われたくない」
「マイナスのイメージを持ってほしくない」
「もし誘って、断られたらどうしよう……」
好きという感情が強くなればなるほど、嫌われたくないという感情も大きくなり、それに比例して、恐怖の気持ちが強くなっていってしまうのです。
しかし、先ほどもお伝えした通り、「引き寄せの法則」とは「似た者同士を引きつけあう法則」です。そのため、恐怖の感情を持つとどうなるのかといえば、当然、ポジティブではなく、ネガティブな出来事が起こるようになります。
それがまた怖れを生み、どんどん恋愛の成就から遠のいてしまうのです。
ですので、恋愛を成就させるためには、この「怖れのブレーキ」を取り外し、「期待のアクセル」を入れていく必要があります。
「怖れのブレーキ」は、以下の3つのステップで簡単に外すことができます。
【1】自分が特に怖いと思っていることを、リストアップする。
自分が恋愛に対して、特に「こんなことが起こったら嫌だな」「こんなこと言われたくないな」と思うような状況、出来事を3つ書いてみてください。
例えば、
「デートに誘ったら断られた」
「メールを送っても一向に返事がない」
「裏で悪口を言われている」
などなど。
怖れは感情の中でも比較的、感じやすいものなので、考えこまなくても、割とすぐに出せると思います。自分の心に正直になって出してみてくださいね。
【2】その怖いと思うことの中でも、一番最悪の事態を考える。
【1】であげた「怖い」と思っていることの中から、その中でも最も酷い自体を具体的に考えてみてください。
「デートに誘ったら断れた挙げ句、着信拒否にされてしまった」
「メールアドレスが変更になっていて、連絡すらとれなくなってしまった」
「悪口を言っているのが、自分の信頼している友達だった」
……など。
本当に胸がいたくなるような場面を想像しましょう。
【3】最悪の場面を、ドラマの一場面として客観的に見つめる。
一番最悪な事態を想定したら、その「最悪な事態に陥っている自分」をドラマの主人公だと思いながら客観的に見つめてみてください。
どんなに怖いような場面も、傍から見ると「なんだ、別にたいしたことないな」と思えることも少なくありません。こうして、イメージを重ねることで、「怖れ」に対する抗体が思考の中にできていくのです。
上記3つのステップを繰り返すことで恐怖が消えると、恋愛に対して本来持つべき「期待」や「ワクワク」といった肯定的な感情が、頭の中を満たすようになります。
そうすうと、これまでネガティブを引き寄せていた状態から、ポジティブを引き寄せる状態に変わり、少しずつ恋愛に進展が表れはじめるはずです。
1-3.一人の相手に固執し過ぎない
1-1.と1-2.を実践したうえで、1つだけ意識の片隅においていただきたいのが、もしかしたら“理想の恋愛”が、いまあなたが憧れている人ではない人との間に生まれてくる可能性がある、ということです。
「引き寄せの法則」は何度も繰り返している通り、自分の発信した思考・感情と似たようなエネルギーを現実に反映します。
ですが、それは100%鮮明にまるで魔法のように実現するというよりは、もう少し大雑把に、アバウトな状態で叶うことの方が多いのです。
ですので、もしかしたら、現時点での憧れの人ではない人が、1-1.で描いた“理想の自分でいさせてくれる理想の恋人”であるかもしれません。
もしそういった人が表れたときに、
「いや、自分は絶対にあの人と付き合うんだ!」
と、盲目にならず、一度冷静に「今自分が付き合ったとして、より幸せになれる相手」を考えてみてください。
難しいかもしれませんが、執着を手放すことが、最高の幸せを手に入れるための第一歩です。少しずつでも意識してみることをオススメします。
2.「引き寄せの法則」を復縁に活かす方法
「引き寄せの法則」を活用すること別れた相手とよりを戻したい!という方は非常にたくさんいます。
同時に、
「2年前に別れた彼氏と復縁できた」
「離婚した妻と再婚するこちができた」
「ずっと前にフラれた相手から、突然告白された」
といった形で、復縁に関して実際成果を出している人も多数いらっしゃるのです。
上記例からもわかる通り、感情の扱い方さえわかれば、「引き寄せの法則」を復縁に使うことは、比較的簡単です。
本項では、感情の扱い方を変えることで、「より確実に復縁を引き寄せる方法」をお伝えします。
2-1.“落ち込む感情”は、“落ち込む現実”を引き寄せる!
1の恋愛成就の項でもお伝えした通り、「引き寄せの法則」とは、感情や思考と似た者同士の状況や出来事を、現実に引き寄せる法則です。
ですので、当然ながら落ち込んでいる人には、落ち込むような出来事が訪れますし、悲しんでいる人には、さらなる悲しみが押し寄せてきます。
一般的に、別れた相手と復縁することが難しいのは、「別れた」という事実に対し落ち込むことで、さらなるネガティブな出来事を引き寄せてしまっていることが原因です。
ですので、復縁というポジティブな結果を引き寄せるためには、まず自分の胸の中にあるネガティブな感情を解消していく必要があります。
2-2.落ち込む気持ちを軽くするワーク
ネガティブな感情を解消していくのに、最も簡単な方法は、「ありがとう」という感謝の気持ちを、頻繁に頭の中に思い浮かべることです。
感謝の気持ちは、他の感情にくらべて強いエネルギーを持っており、意識して思い浮かべるようにするだけで、思考を満たすネガティブ感情を中和する効果をもたらしてくれます。
もちろん、日常のすべてに、感謝の気持ちを持つ必要はありません。
最初は、自分が心から「あ、そういえばこれがあるおかげで、自分は助かっているなぁ」「これに自分は支えられているなぁ」と思えることについてだけ考えてみてください。
感謝の気持ちを日常的に持つためには、以下の2ステップを踏むことがオススメです。
【1】日常生活の中で、感謝できるものを7つ書き出す。
普段の生活の中で、少しでも感謝の気持ちを持てるものを7つ書き出してみてください。
まっさらな状態からだと考え辛いので、以下単語リストを参考にしながら、深く考え込まずに書いていってみましょう。
● 友達 ● 上司 ● 食べ物 ● テレビ
● 家族 ● 同僚 ● 本 ● 芸能人
● 両親 ● 音楽 ● ゲーム ● お風呂
● 先生 ● 映画 ● 携帯 ● 睡眠
【2】書き出したリストに、意識的に感謝の気持ちを持ってみる。
リストを書き出したら、そのリストに並べられた項目について、実際に感謝の感情を持ってみてください。
(もし抵抗がなければ、口に出してありがとうと言ってみてください。言葉に出すことで、感情のエネルギーは数十倍にふくれあがると言われています)
なんとなくではなく、意識的に感謝の気持ちを持つことで、より強い“肯定のエネルギー”が、内側から発せられるようになります。
また、一度意識して感謝の気持ちを持つことで、日常の中でその場面に出くわしたときに、すんなりと感謝の気持ちを持つことが出来るようになるのです。
『ザ・シークレット』登場メンターの一人、ジャック・キャンフィールドには、『肯定的な思考は、否定的な思考の100倍の力を持っていることが、研究によって明らかになっている』と言います。
ですので、一回の「ありがとう」には、100回分の否定的な思考を打ち消す効果を持っているのです。
非常に簡単にできる2ステップなので、ぜひ実践してみましょう。
2-3.今の自分の気持ちを明確にし、一度忘れる。
ネガティブな感情を中和できたら、次は自分の今の感情をもう一度明確にしていきます。以下の質問を参考に「自分が本当はどうしたいのか」という点について、深く考えてみてください。
● 自分は本当に、別れたその人と復縁したいのだろうか?
例:はい or いいえ
● 復縁したいのだとしたら、なぜ、復縁したいのだろうか?
例:相手といると本当に幸せな気持ちになれたから。
長い間付き合っていたし、今更新しい人なんて無理だから。
● どんな形で復縁するのが、自分にとって理想なのだろうか?
例:一旦友達に戻って、その後また交際を始める。
すぐにでも交際を復活させる。
本心と向き合うのは辛い作業ですが、思考が明確になっていない限り「引き寄せの法則」は働きません。ネガティブな思考が解消されクリアになった思考で、もう一度自分が本当に望んでいることを明らかにする必要があるのです。
そして、思考が明確になったら、その明確になった気持ちを、普段持ち歩くノートにメモし、一旦このことから意識を遠ざけます。
そうすることで、ある日、自分ではまったく想像もつかない形で復縁のチャンスが舞い込んでくるはずです。
その時は、迷わず手を伸ばして、そのチャンスを受け取ってください。
そうすれば今度こそ、より幸せな関係性を、復縁相手と築いていくことができるはずです。
3.恋愛に「引き寄せの法則」を活かすうえで3つの大切なこと
ここまで2つのモデルケースを見て来ましたが、恋愛に引き寄せの法則を活かしていくうえで、大切なことは以下の3つに分けられます。
【1】恋愛について上手くいかないことにフォーカスしない
【2】自分がなにが欲しいのかを、常に明確にする
【3】執着せず、最高の未来を信じて待つ。
恋愛は、決まった相手がいる分、お金やビジネス以上に自分でコントロールすることが難しい分野です。
その分、上手くいかないことにばかり目が向いてしまったり、上手くいかないことが怖くて、自分の理想を明確にできなかったり、未来を信じて待つことができなかったりします。
ですので、幸せな恋愛関係を構築していくには「最初からコントロールすることを手放し、状況や出来事すべてを受け入れて楽しむこと」が重要になってきます。
● 自分の欲しいものを明確にしたうえで
● 上手くいかないことではなく、感謝できることにフォーカスし
● 今を十分に楽しみにながら、最高の未来を待つ。
このように、コントロールを手放し、まるで映画のストーリーを楽しむように、自分視点で進む物語を楽しめるようになれば、「引き寄せの法則」は間違いなく、あなたにとって理想の未来を運んできてくれます。
コントロールを捨てて、自動操縦に切り替えるのは、最初は少し怖いかもしれません。
でも、慣れてくれば、それが実は幸せへの最短ルートであることに気付くことができるはずですので、一度時間をとって、ぜひ本気記事で紹介したワークに取り組んでみてくださいね。