乾燥肌の対策についてはいろいろな情報がありますが、正しい対策法を知りたいですよね?
「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」
肌の乾燥をケアするといわれる、これらの成分を配合した化粧品がたくさんありますが、それぞれどのような効果があるのか理解している人は少ないでしょう。
そもそも「乾燥肌」とは、どういうものなのでしょう。
そして、三大保湿成分と呼ばれるこれらの成分は、乾燥肌にどのような役割を果たすのでしょうか。
ここではまず、肌が乾燥するメカニズムを理解して、乾燥肌とはどのような状態なのかを知り、乾燥肌の対策として用いられる三大保湿成分の特徴や補給方法を解説します。
目次
1. 肌が乾燥するしくみ
1-1. 肌の基本構造
1-2. 表皮の役割
1-2-1. 角層のバリア機能
1-2-2. 保水機能
1-2-3. 肌のターンオーバー
1-3. 真皮の役割
1-4. 皮下組織の役割
1-5. 乾燥のメカニズム
1-6. 乾燥肌のスキンケア
2. 三大保湿成分の特徴と補給方法
2-1. セラミド
2-1-1. ヒト型セラミドと疑似型セラミド
2-1-2. 「天然」と「天然型」の違い
2-2. コラーゲン
2-2-1. コラーゲンは食べなくていい
2-2-2. 植物性と海洋性のコラーゲン
2-2-3. 補給はビタミンCやアミノ酸で
2-3. ヒアルロン酸
2-3-1. 強力な保水力をもつヒアルロン酸
2-3-2. 角層に浸透する低分子ヒアルロン酸
2-3-3. 補給はバランスよい食事で
1. 肌が乾燥するしくみ
いくらがんばってスキンケアをしても、肌が乾燥するメカニズムを理解していなければ、乾燥肌の対策はできません。
肌の基本構造と乾燥のメカニズムを知れば、正しい乾燥肌の対策法が見えてきます。
1-1. 肌の基本構造
人間の肌は3層構造で成り立っています。
もっとも外側の部分が「表皮」で、外界の刺激から体を守っています。
その内側が「真皮」で、ここにはコラーゲンがあって肌の弾力を保っています。
さらに内側には「皮下組織」と呼ばれる部位があり、真皮と表皮を支えています。
乾燥肌に限らず、スキンケアを考える上で、この3つの層の役割を知ることは不可欠です。
乾燥、シミ、くすみ、シワ、たるみといった、いろいろな肌トラブルの原因がどの層にあるのかわかっていないと、正しいケアはできません。
1-2. 表皮の役割
表皮には、外的刺激から肌を守り、水分を保持する役割があります。
肌の乾燥にはもっとも関係が深い部位です。
表皮の厚さは平均約0.2mmと薄く、外側から、「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」という4層で成り立ち、その大部分を表皮細胞が占めています。
1-2-1. 角層のバリア機能
肌の表面である角層は、死んだ角質細胞がレンガのように10層程度(腕は20層、手のひらや足の裏は50~100層)積み重なって、その間をセメントのように「細胞間脂質」が埋め、強固な壁となって外部からの水や異物の侵入を防いでいます。
この機能は「角層のバリア機能」と呼ばれ、これがあるために、水泳や入浴をしても水分が体内に入らないのです。
角層の厚さはわずか0.02mm、ラップ1枚ほどの薄い膜ですから、刺激物や圧力で負担をかけないスキンケアが大事なのです。
1-2-2. 水分を保持するセラミド
角層にある細胞間脂質の50%を占めているのは「セラミド」という保水物質です。
角層のバリア機能は、セラミドの量が多ければ活性化します。
セラミドが多い肌はうるおいがあり、少ない肌は乾燥肌や敏感肌の傾向にあるのです。
セラミドは年齢とともに減少し、肌は乾燥傾向になっていきます。
加齢以外でセラミドを減らしてしまうのは、肌のしくみを理解していない、間違ったスキンケアです。
近年は、クレンジングのしすぎや、化粧水の使いすぎでセラミドを減らしてしまい、乾燥肌になっている人が増えています。
1-2-3. 肌のターンオーバー
表皮の一番下にある基底層では、細胞分裂が行われて次々と新しい表皮細胞が生まれています。
表皮細胞はだんだん上部に押し上がっていき、死んで角層の角質細胞となり、やがてはがれ落ちます。
この表皮細胞が生まれ変わる代謝のサイクルを「ターンオーバー」と呼び、若い人の肌では約28日周期ですが、年齢を重ねると40日を超えるようになってきます。
角層では折り重なった角質細胞は、アカとなってはがれていきます。
ところが、油分などで肌がフタをされた状態になると、角質細胞がいつまでも残って肌がくすみ、ターンオーバーの活性も落ちてしまいます。
セラミドは、基底層で生まれた表皮細胞の中で熟成、合成されていき、角質細胞に変わる瞬間に細胞の外に放出されて、細胞間脂質となります。
ですから、ターンオーバーの機能が低下するとセラミドも減ってしまうのです。
1-3. 真皮の役割
表皮の内側にある真皮は、タンパク質の一種である「コラーゲン」が70%を占めています。
コラーゲンはゴムのように弾力のある線維物質で、網目状の構造をつくって皮膚を支えています。
コラーゲンの網目構造をところどころで固定しているのが「エラスチン」という線維、その周りを埋めているのが、「ヒアルロン酸」「コンドロイチン硫酸」というゼリー状の物質です。
ヒアルロン酸は水をたっぷり含んでいるので、真皮の水分は65%にもなります。
弾力をつくる役割を果たしているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少すると、シワができて肌がたるんできます。
シワの主な原因は、乾燥ではなく、肌が弾力を失くすことなのです。
1-4. 皮下組織の役割
真皮の内側の皮下組織は、ほとんどが皮下脂肪と呼ばれる脂肪組織で、そこに動脈や静脈が通っており、肌に栄養をもたらしたり、老廃物を運びだしたりする役目があります。
やわらかい脂肪を線維が包んでおり、エネルギーを蓄える、体温を維持する、クッションのように体を外力から守るといった役割もあります。
脂肪を包む線維の膜もコラーゲンなどからできていて、老化とともにたるんできます。
皮下組織で起こるたるみは、肌深部の変化なので、セルフケアで改善することはなかなか困難です。
1-5. 乾燥のメカニズム
角層のセラミドや、真皮のヒアルロン酸が保持している水分は、どこからくるのでしょうか。
それは、体内から染み出てくるのです。
角層のバリアがありますから、肌の外からは水分が入ってきません。
人間の体は3分の2が水だといわれます。
通常は、1日約2.5リットルの水分を尿や汗で体外に排出していますが、皮膚からも常時体内の水分が蒸発しています。
この蒸発を食い止めているのが、セラミドやヒアルロン酸なのです。
肌の表面のうるおいを保っているのは、角層の「セラミド」「天然保湿因子」「皮脂」の3つです。
天然保湿因子は角質細胞内にあって、ケラチン線維とともに水分を保持する成分です。
保湿の働きは、セラミドが80%と圧倒的に多く、皮脂は数%程度です。
刺激物や圧力で角層が傷ついたり、化粧水のつけすぎで過剰な蒸発が続いたりすると、セラミドが減ってしまい、保湿機能が低下して肌は乾燥状態になります。
化粧品や洗浄剤に含まれる「界面活性剤」という物質も、角層バリアを壊してセラミドを減少させます。
とくに強いクレンジング剤で肌をこすったり、硬いタオルで肌をこすったりすると、薄い角層は簡単に壊れてしまいます。
間違ったスキンケアで角層を傷めてしまい、わざわざ乾燥肌をつくりだしている人が多いので注意しましょう。
1-6. 乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の対策でもっとも重要なことは、肌に刺激を与えずに保湿するスキンケアです。
クレンジングは、スキンケアアイテムの中でもっとも肌に刺激を与えてしまうので、できればポイントメイクだけにするか、クレンジングを使わずに固形石けんだけで落とせるパウダーファンデーションを使いましょう。
パウダーファンデーションはUVカットの効果も高いので日焼け止めの代わりにもなります。
日焼け止めも肌の負担が大きくなるので、乾燥肌の人は注意しなければいけません。
レジャーやスポーツでどうしても使わなければいけないときをのぞいて、日常は帽子や服装で紫外線対策を行いましょう。
メイクの下地や、夜の洗顔後に効果的なのは、保湿成分が配合された美容液です。
保湿成分が配合された化粧水もありますが、化粧水は有効成分の配合量も少なく、90%以上が水ですから、肌から水分が蒸発するときに、かえって乾燥させてしまうおそれがあります。
美容液は有効成分が高濃度に配合されていますから、高価になりますが、保湿ケアには最適です。
美容液には、保湿美容液以外にも、美白美容液やアンチエイジング美容液があります。
乾燥肌のスキンケアについては「乾燥肌の正しいスキンケア-4つのステップでカサカサ肌を改善」の記事でも詳しくご紹介していまうので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 三大保湿成分の特徴と補給方法
保湿化粧品に配合される保湿成分は、角層のバリア機能を改善するものです。
体内の「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」という三大保湿成分のうち、美容液で補給できるのは、「セラミド」だけです。
「美容成分が肌に浸透する」ということは、当たり前のこととしてとらえられています。
しかし、美容成分が浸透するのは、わずか0.02mmしかない角層の部分だけなのです。
医薬品でも医薬部外品でもない化粧品は、角層までしか浸透してはいけないということが、法律で定められています。
テレビのコマーシャルなどで、化粧品が「肌への浸透」をうたった場合、かならず画面の端などに「角層まで」「角層にかぎる」といった注釈があるのは、そのためです。
それでは、真皮に存在するコラーゲンやヒアルロン酸を増やす方法がないかといえば、そういうことではありません。
乾燥肌の対策に使われる三大保湿要素の特徴や補給方法を解説しましょう。
2-1. セラミド
細胞間脂質の主成分であるセラミドには、水分の蒸発を防ぐバリア機能のほかに、アレルギーを起こすような刺激物質から肌を守る役割もあります。
セラミドは水の分子の層と何層にも規則正しく重なり合って水分を捕らえ、蒸発を防いでいます。
保湿化粧品にもっとも多く使われているのが、セラミドです。
水に溶けにくいので化粧水に配合することは難しいのですが、保湿性美容液で、セラミドをダイレクトに角層へと補給することが可能です。
2-1-1. ヒト型セラミドと疑似型セラミド
美容成分としてのセラミドには多くのタイプがあり、人間の体の中に存在するものと同じような構造をもつタイプは「ヒト型セラミド」と呼ばれます。
主なヒト型セラミドには、次のようなものがあります。
・バリア機能全体に働く「セラミド1」
・保水力がとくに高い「セラミド2」
・バリア改善、シワの抑制、ターンオーバーの促進といった働きをする「セラミド6」「セラミド6Ⅱ」
・細胞の増殖分化をコントロールし、皮膚の常在菌のバランスを整える「セラミド7」
「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」などは、セラミドとよく似た構造の成分を化学的に合成したもので、「疑似型セラミド」と呼ばれます。
2-1-2. 「天然」と「天然型」の違い
ヒト型セラミドは酵母を利用して作られるので天然由来ではありません。
ヒト型セラミドを「天然型セラミド」と称することがあるので、まちがいやすいのです。
天然セラミドとは、ウマなどの哺乳類の脳や脊髄から抽出した動物由来の「セレブロシド」や、植物由来の「コメヌカスフィンゴ糖脂質(米セラミド)」といったセラミド類のことです。
製造技術が進歩し、天然セラミドには純度が高く無臭の天然系素材が使用されており、角層になじんで細胞間脂質を補強する働きがあります。
しかし、安心して使える成分として人気が高いのは、やはりヒト型セラミドです。
人気が高い商品は、ヒト型セラミドを数種類配合したものが多くなっています。
2-2. コラーゲン
真皮の70%を占めるコラーゲンは繊維状のタンパク質で、乾燥肌以外にも、肌のハリやシワと関係が深い物質です。
加齢や紫外線の影響で量が減ったり、変質したりすると、肌の弾力と水分保持力が低下してうるおいがなくなり、シワができます。
ですから、乾燥肌の対策だけでなく、アンチエイジング対策としても、維持することが重要な成分です。
2-2-1. コラーゲンは食べなくていい
体内のタンパク質の3分の1を占めるといわれるコラーゲンは、グリシン、プロリン、アラニン、ヒドロキシプロリン、グルタミン酸、アルギニンといったアミノ酸を多く含んでいます。
アミノ酸は人間の体を構成する重要な要素で、体の60~70%が水分で、約20%がアミノ酸です。
コラーゲンを肌に塗っても真皮まで浸透しないことはすでに説明しました。
たとえ浸透したとしても、外部から侵入したコラーゲンが自分のコラーゲンとして定着することはありません。
さらにコラーゲンは、食べても胃腸でアミノ酸に分解されるので、そのまま肌のコラーゲンになることはないのです。
ですから、スキンケア目的でコラーゲンを食べる必要はないのですが、良質のアミノ酸を補給することができるので、まったく無意味ではありません。
肌に塗ったコラーゲンも、そのままコラーゲンにはなりませんが、角質がカサカサにめくれあがっている乾燥肌には、角層を湿らせて乾燥を低減する保湿作用があります。
2-2-2. 植物性と海洋性のコラーゲン
コラーゲン中の全アミノ酸の約10%を占めるヒドロキシプロリンは、動物性コラーゲン特有のアミノ酸です。
動物性コラーゲンは、牛や豚の皮膚、骨や軟骨、胎盤などから抽出されますが、狂牛病(BSE)問題以来、安定性が不安視されて、植物性や海洋性コラーゲンのニーズが高まっています。
植物には本来コラーゲンが存在しないのですが、植物から抽出したエキスに含まれる「エクステンシン」という成分がヒドロキシプロリンのアミノ酸組成をもっているので、植物性コラーゲンとしてスキンケア用品に使用されています。
ニンジンの根や醸造酵母から抽出したものや、大豆に由来するものがあります。
海洋性コラーゲンは、ヒラメ、マグロ、サケ、キハダ、キンメダイなどの骨や皮、ウロコなどから抽出されます。
従来、動物性コラーゲンと呼ばれていたものよりもヒドロキシプロリンの割合が5%ほど低いのですが、グリシン、プロリン、アラニンなどはほぼ同じ割合なので、アミノ酸組成は類似しています。
2-2-3. 補給はビタミンCやアミノ酸で
コラーゲンを増やすためには、低下しているコラーゲン生成機能を改善する必要があります。
まずは食事で、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCが不足しないようにすること。
そして、プロリンやリジンといったアミノ酸を多く含む豚肉や鶏むね肉、大豆製品などを食べることです。
美容成分として有効なのは、ターンオーバーを活性化させる「レチノール」や「ナイアシン」、ビタミンCの浸透性を高めた「ビタミンC誘導体」です。
乾燥肌には、作用も強いが刺激も強いレチノールより、刺激が少ないナイアシンが向いています。
コラーゲン生成を改善するにはピーリングも効果的ですが、乾燥肌には向きません。
2-3. ヒアルロン酸
ヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸は、真皮の保水物質で、化学的には「酸性ムコ多糖類」に属す糖の一種です。
牛のヘソの緒やニワトリのトサカなどから抽出したヒアルロン酸は、皮膚表面で水分を保つ保水性分として1980年頃から化粧品に配合されていましたが、量産できないことが問題でした。
近年はバイオテクノロジー技術によって、バイオヒアルロン酸が多量に生産され、広く化粧品に用いられています。
化粧品には「ヒアルロン酸ナトリウム」の形で配合されます。
2-3-1. 強力な保水力をもつヒアルロン酸
セラミドが層をつくって水分を挟み込むのに対し、ヒアルロン酸はゼリーのように水分を抱え込んで保水します。
セラミドより保水力は弱いのですが、空気中の湿度に影響されることなく保湿性を一定に保つという特徴があります。
セラミドよりも保水力が弱いといっても、ヒアルロン酸は1グラムで6リットルもの水を保持することができるといわれています。
2-3-2. 角層に浸透する低分子ヒアルロン酸
ムコ多糖類は、分子量が大きい高分子(ポリマー)で、中でもヒアルロン酸は分子量が大きい多糖類です。
分子量が大きいために肌の表面に保湿の膜をつくることができますが、皮膚内には浸透しません。
そこで、角層に浸透しやすくするために、分子を小さくした「オリゴヒアルロン酸」などの低分子ヒアルロン酸が開発されました。
また、水溶性の保湿成分に油性物質を結合させて肌になじみやすくしたものが、「スーパーヒアルロン酸」です。
2-3-3. 補給はバランスよい食事で
ヒアルロン酸は、ニワトリのトサカや手羽、軟骨、魚の目玉、フカヒレなどに多く含まれています。
しかし、コラーゲンと同様に食べてもそのまま体内のヒアルロン酸を増やすことはできません。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを生成するのは真皮の「線維芽細胞」と呼ばれる細胞です。
この線維芽細胞の活性を落とさないことが、ヒアルロン酸を増やす手段です。
線維芽細胞の活性を落とす最大の要因は、肌の「酸化」。
抗酸化食品を欠かさずに、タンパク質をしっかりとるバランスのよい食事が求められます。
まとめ
乾燥肌に必要な三大保湿成分は、体内にある成分を減らさないことが、もっとも重要な対策といえます。
角層に存在するセラミドは、外から補給することが可能ですが、コラーゲンとヒアルロン酸は、増やすことよりも減らさない努力が大切です。
どの成分も、美容成分として用いるときには、あくまでも肌表面の角層で作用するものということを忘れないでください。
ここでは食事で体内の保湿成分を減らさないことに触れましたが、同時に適度な運動や快適な睡眠といった健康的な生活習慣が、乾燥肌のケアにはとても大きな意味をもちます。
化粧品だけのケアではなく、生活全般を見直してみましょう。
乾燥肌を改善する生活習慣については「肌を綺麗にするスキンケアと生活習慣-美肌をつくる12のルール」という記事も参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
【参考資料】
・『化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』 永岡書店 2017年
・『コスメティックQ&A辞典』 中央書院 2011年
・『いちばん正しいスキンケアの教科書』 西東社 2014年
・『化粧品成分用語事典2012』 中央書院 2012年
・第一三共ヘルスケア web site
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon-aminomoist/story/04.html