癒しと上質な生活を手に入れましょう

2015.05.12



誰でもできる、いつからでもできる、自分に自信をつける方法

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『自信をつける』ための方法を検索すると、様々な『自信をつける方法』をみつけることができます。具体的な『自信をつける方法』を試したことのある人や調べたことのある人は、最初の章にある、具体的な『自信をつける方法』を目にしたとき、「ああ、またこの程度の内容か」と判断してしまうと思います。

しかし『自信』について調べていくと、本物の自信をつけるためには、こうしたステップを飛ばしてしまうことはできないと感じます。

これまでは「また似たような記事か」と読み流していた人も、自分に継続できそうなものから実践を始めてみてください。まずはコツコツと自信をつけていく行動をとりながら、後の章で『自信』のメカニズムを理解し、折れることのない本物の自信をつけられるような行動へと進んでいけば、時間はかかっても『一生折れない自信』をつけることにつながります。

目次

1. 自己イメージを高めるために
 1-1. 自己イメージを高める20の具体的アイデア
 1-2. とにかくできることからやってみる
 1-3. 自分がやりたいことを加えることで楽しんで続ける

2. なぜ20%の人しか変わることができないのか
 2-1. セミナーで実践しても変わることができるのは20%程度という事実
 2-2. 自己イメージは「成功・突破」の数で決まる
 2-3. アファメーションは効果があるか

3. 「記憶が感情を作り出す」ことを利用する
 3-1. 「成功体験」より「成長体験」を書き出す
 3-2.  トロフィー、賞状が人に与える効果
 3-3. 自分の行動を正当化しないために

4. 自信がないのはこれまでの環境のせいにする
 4-1. これまでの環境を振り返ってただ受け止める
 4-2.  これからの環境は自分で作ることができる
 4-3. 自分を信じられなくても誰かを信じる

5. 思い込みを捨てる方法
 5-1. 中国の寓話から自分の視野の狭さを考える
 5-2. 失敗はそのときの気分のせいではなかったか
 5-3. アメリカの心理学研究ではここまでわかっている

6. それでもやる気が出ないときどうするか
 6-1. メンタルにはフィジカルを利用する
 6-2. 認知行動療法の効果
 6-3. 自信が持てるようになるとこう変わる

1. 自己イメージを高めるために

1-1. 自己イメージを高める20の具体的アイデア

  • 外見を整える。よい物を持つ
  • 身体を清潔にする
  • 笑顔と賞賛を贈る人になる。肯定的なフィードバックの達人になる
  • いつも周り人に心配りをし、感謝の気持ちを忘れない
  • つきあう相手を慎重に選ぶ
  • 自分の長所を書きだしたカードをつくる
  • 過去に成し遂げたことを書きこんだ成長リストをつくる
  • 悪い影響を与える映画や本を避ける
  • 失敗を乗り越えて、成功した人の体験談を聞いたり、その人の自伝を読んだりする
  • 良い仲間とともに、「ありがとう」と言ってもらえる活動をする
  • アイコンタクトを大切にする
  • 自分に正直に生きる
  • 毎日、アファメーションを実践する
  • 仕事に対して大義名分のパワーを持って取り組む
  • 身の回りの整理整頓を徹底する
  • 毎日、小さな成功を積み重ねる
  • 自分との約束を守る
  • 成功者とつきあう
  • セミナーに参加する
  • 人生の意味、目的からはずれない

※『一生折れない自身の作り方』青木仁志著より
著者の人材コンサルタント、青木仁志さんも、「これはほんの一例です」と書かれているように、自信をつけるためにはどんなことでも実践することが肝心なのです。メカニズムについては後の章で解説します。
自分で「これを続けたら自信が持てそうだ」と思うことがあれば、とにかく行動することです。

1-2. とにかくできることからやってみる

自信をつける方法は、とにかく行動するしかないと言えます。無理に高い目標にチャレンジするのではなく、日々の生活の中でできることからやってみる、行動量を増やしていくことが肝心です。

『自信がない人』は、他人と比較して能力が劣っているわけではなく、単に自分を認めていないだけです。つまり、成功体験が少ないか、成功体験を自分が認めていないということになります。

思い切ったことをやってみたとき、思いがけず失敗してしまうことは誰にでもあります。そのあと、どう行動するかが『自信のある人』と『自信のない人』の違いです。

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「自分に自信を持つ方法」の著者ブレンドン・バーチャードは次代のアンソニー・ロビンズと言われている、アメリカの若きコーチです。ブレンドンは、たとえ何か行動を起こして失敗しても、そんなことは道で転んだのと同じこと、周りをキョロキョロ見回してちょっと決まり悪い思いをして、それでも立ち上がって歩き始めるしかないのだといいます。

つまり、『自信のある人』は具体的行動をたくさんしているため、成功体験が多いので『自信』がつく、そして成功体験同様に失敗経験も多く、「決まり悪い思いをしても立ち上がって歩く」経験を積み重ねることで、失敗に対する恐れも少なくなるのです。

『自信がない人』は行動が少ないためにひとつひとつの成功失敗にこだわり、失敗を自信喪失につなげてしまうために、ますます失敗したくない気持ちが強くなり、行動を起こさなくなります。そうしてさらに自信をなくしていくのです。

だとしたら、『自信をつける方法』はとにかく行動することしかないといえるでしょう。自分にできることからでいいので、とにかく今より行動を増やすことで、『自信のある人』に向かうことができます。

1-3. 自分がやりたいことを加えることで楽しんで続ける

先ほど挙げた、20のアイデアにピンとくるもの、自分にできそうなものがあればすぐに始めましょう。

続けていくことで『自信』がついていきますから、これから始める具体的行動の中には、自分がやりたいことも加えてください。

ぼんやり頭で考えているよりは、手を動かして紙に書き出す方がやる気がでてくるはずです。ずっとやりたいと思っていたのに、手をつけていないことをリストアップしてみましょう。

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ガーデニングやインテリアを楽しむ。マラソンを始める。英会話の勉強を再開する。ラーメンの食べ歩き、毎日お弁当をつくるなど、自分がワクワクすることを書き出します。

自信をつける最初のステップは、「タバコをやめる」「飲酒をやめる」「10㎏の減量をする」などの難しいものではなく、自分も楽しんで続けられるものを選ぶことです。

これまでに始めたけれどいつの間にかやめてしまっていたことに再度挑戦するのも良いですし、まったく新しいことを始めてもいいので、自分が楽しめることで続けたいことを今すぐスタートすることで、行動を増やし、自信につなげます。

2. なぜ20%の人しか変わることができないのか

2-1. セミナーで実践しても変わることができるのは20%程度という事実

前述した青木仁志さんは、人材教育コンサルティングの仕事でこれまで23万人もの研修トレーニングをしてきて、本当に変われるのは、「変わりたい」と思って研修を受けた人の2割程度と実感しているそうです。

こうした厳しい数字が出るのは、基本的に変化には痛みを伴うからだと言います。

「自信のない自分」が嫌なのに、なぜ「自信のある自分」になるための行動を取れないのかというと、「自信のある自分」になるためには努力や苦労が必要だと思い込んでいるからです。

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前述のブレンドン・バーチャードが言うように、失敗からの回復までの道のりを淡々と「決まり悪い思いをしても立ち上がってまた歩く」という捉え方もできるのに、『自信のない人』は、「ものすごく大変な苦労をしないと立ち上がれない」というふうに捉えているのです。

心の奥でそんなふうに感じていると、結果的に自分の思考は「苦労や努力はしたくない」というものになりがちで、行動量も減り、自信もつかないという悪循環をくり返します。

2-2. 自己イメージは「成功・突破」の数で決まる

では、どうすればその悪循環を断ち切ることができるかというと、自己イメージの思い込みを捨てて、新しい自己イメージをつくることです。

生まれ持った性格・気質は変えられなくても、考え方と行動は変えることができます。

だからこそ最初に、具体的な行動例を挙げたのです。読み流さず、自分にできることをみつけて、そして最初は楽しいものも多く用意して、行動を取り続けてください。

自分の女性らしさに自信がないというひとり暮らしの女性がいます。

仕事が忙しく、自炊をする時間がなくていつもスーパーマーケットの総菜を買って帰り、自宅で夕食にしています。買いものすら行けないときには、買い置きのカップラーメンで済ませることもあります。

そんな彼女が自信をつける最初のステップに、「総菜をパックのまま食べずに、きちんと食器に移し替える」を決めたとします。すると、いつもはついでにもらってきた割り箸で食べていたのが、自分の箸を使って食べるようになります。

ここまででもう、「食器を使う」にプラスして「箸をつかう」と成功体験がふたつに増えています。 「どうせ食器を洗うのならば」と、豆腐や生野菜などの素材を買うようにもなり、簡単な調理もするようになってきます。

成功体験が増えると、つぎの行動を起こすハードルが下がるのです。気付けばカップラーメンは買わなくなっていて、余裕のあるときは夕食の材料の一部で翌日のお弁当までつくれるようになっていたのです。

「忙しいから無理」と思っていたのは自分に対する言い訳で、ネットで動画を見る時間があるなら、その時間を半分にするだけで自炊はできるということも理解しました。

彼女の「女性としての自信」はかなり向上したはずです。最初の一歩、ちいさな成功体験がなければ、その後に続くそれ以上の成功体験は見えてこないために『自信』がつかないのです。

とにかく行動量を増やし『成功体験』を増やすことが大切です。

2-3. アファメーションは効果があるか

アファメーションの効果が現れるかどうかは、その人によって違います。アファメーションの効果が現れやすいのは『自信のある人』、現れにくいのが『自信のない人』と言えます。

アファメーションとは、自分の理想や目標などを肯定的に断言することです。

「マイホームが欲しいなあ」ではなくて「マイホームを持つ!」という言葉を声に出して自己暗示をかけるというものです。

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「自分ならできる」と心から信じることができるのは、自己イメージの高い人、つまり『自信のある人』になります。自己イメージが低いと、大きな声で肯定的に断言しても、心のどこかでは「無理だよね…」と考えていますから、アファメーションの効果は現れにくいのです。

自信をつけるための最初のステップとして、「行動量を増やして成功体験を増やす。失敗体験も増えるけれど失敗には淡々と対応できるようになる」ということを勧めてきました。

とくに最初は『タバコをやめる』などの難しいことに取り組む前に、自分が楽しめることを続ける、という行動をとったのは、「自分が楽しめることなら続けられる」と心から信じられるからです。

アファメーションもそれと同様、自己イメージが低いうちは信じられることから口にして、効果が出たという成功体験をしてから次のステップへ移していけばいいのです。

3. 「記憶が感情を作り出す」ことを利用する

3-1. 「成功体験」より「成長体験」を書き出す

「行動を増やすことによって成功体験を増やすことで自信をつける」という説明をしてきましたが、それを書き出すときには「成功体験」ではなく「成長体験」を書き出すことが、『本物の、折れない自信』をつくるためには必要です。

精神科医である水島広子先生の著書「本当の自信を手に入れる9つのステップ」では、『自信』をふたつに分けて『DOの自信』『BEの自信』と名付けています。

『DOの自信』というのは、成果や評価に対する自信のことで、「仕事には自信がある」「スタイルには自信がある」「人脈の多さには自信がある」などがそれにあたります。

つまり『DOの自信』というのは、変化してしまうということです。「仕事がうまくいかなくなる」「太って見た目が悪くなる」「信用を失って人が離れていく」などの出来事が起これば『DOの自信』もなくなってしまいます。

それに対し『BEの自信』は自分に対する肯定感や安心感といったものです。「自分はこうありたい」「できるだけ○○したい」という感覚なので、基本的に折れません。自分がどうありたいかというのが『BEの自信』ですから、他人と比較することもありません。小さなことに左右されない『自分はこれでいいんだ』という自信です。

人の気持ちには波があります。元気に見える人でも、いつでも絶好調というわけではなく、自分の中では振れ幅があるものです。気持ちが落ちてきたとき、それまでの自分を振り返って『自信』を持てるようになるために、成長体験を書いておくと役立ちます。

sowing

自分がとった行動(ガーデニングを始めた。花のタネを撒いた)に対しての成功体験は(素晴らしく美しい花に育て上げた)となりますが、ノートに記すのはタネを撒いてすぐでかまわないのです。これまでは、やってみたいけれどちょっと面倒に感じていたガーデニングを始めて、タネを撒いただけでも成長です。その部分を書いていきます。「風が温かくて、冬の終わりを感じることができた。どんな花を咲かせるのか成長が楽しみ」など、そのときの自分の気持ちを添えると読み返したとき、より自分の自信につながります。

精神科医の水島広子先生は「対人関係療法」の第一人者で多数の著書があります。わかりにくい「心」の問題を、簡潔な言葉でわかりやすく説明されていますし、理屈好きの男性が読んでも納得できるように理論立てて解説してありますので、すぐに役立ちます。水島広子先生の書かれた本は、どの本もお勧めできます。

3-2.  トロフィー、賞状が人に与える効果

トロフィーや賞状は、他人に自分の功績を自慢するためのものではなく、それを目にすることで自分がしてきた努力と成長を実感できるものです。ずらりと並んだトロフィー、賞状を目にしたとき、「自慢しちゃって」とマイナスのイメージを持つのは『自信がない』人だと言えます。

1章、2章と進んで、具体的に行動を取り始めると、中には続けられずに挫折してしまう行動もあるでしょう。前述の水島広子先生はそんなとき、『BEの自信』を持つために「今はこれでよい」と自分を認めるのが良いと書かれています。それは、怠け癖を肯定するのではなく、今の自分は頑張ってもここまでだった、それはそれで良い。またこれから成長するから良い。ということです。

trophy

トロフィー、賞状はそれを目にすることで『頑張ることができた自分』、そしてその結果である喜びを追体験できるために、挫折しそうなとき、もうすこし頑張ってみようと思えるという効果があります。

魅力的な形状の、ピカピカしたものと、それを受け取ったときの高揚感はセットになって記憶され、自信につながっているのです。

3-3. 自分の行動を正当化しないために

自信をつけるために多くの人がとる行動に、資格試験を受けるという行動があります。

資格試験を受けること、資格を取得することが本当に自分の自信につながるかは、その資格を本気で利用する気持ちがあるかどうかにかかってきます。つまり、自己イメージに合っている、これからこうなりたいという自分に必要な資格ならば、取得できたことが大きな自信となります。

しかし、ただ単に、自分への言い訳として資格試験の勉強をしているという行動は、資格を取得してもまったく自信にはつながりませんから注意が必要です。資格試験には、マイナスイメージがありません。国家資格、文部科学省認定資格、企業や団体が認定するものも資格試験に含まれます。

SさんとKさんはどちらも専業主婦です。

家庭を大切に考えているので、できれば自分の都合に合わせて働きたいと考えていますが、どちらもそのような仕事には巡りあえず、やはり何の資格もない自分にそんなに良い仕事はないと、自信をなくしています。

Sさんは、通信講座で資格試験の勉強をはじめました。将来、自宅でサロンが開けたらと考え、アロマテラピーを受講したのです。

約半年で、国内の団体が認定する資格を取得できました。しかしそれだけでは、どうやってサロンを開けるのかわからず、さらに上級資格を受講します。それも取得でき、そのまま数年が過ぎました。現在、国外の団体が認定している資格を取得するかどうか悩んでいますが、相変わらず、サロンの開業には至っていません。
資格取得が自信につながるどころか、本棚のアロマ関連書籍を見る度にSさんは「何のために高額の受講料を支払って勉強したのだろう」と自信をなくしています。

一方、Kさんは、近所の幼稚園で園バスの運転手募集の張り紙をみつけました。すぐに問い合わせると、今の運転手さんが高齢なので、代わりの人を探しているとのこと。

朝夕の数時間だけ勤務というのは、Kさんが探していた条件にピッタリの職でした。しかもKさんは大の子ども好きなのです。
Kさんは教習所に通い大型免許を取得、その後園バスの運転手をしています。短い時間の勤務ですが、安全に子ども達を送迎している自分のあり方に、自信を持っていると言います。

自分がしている行動が、その場の自分への言い訳になっているならば、世間的に見て正しい行動でも、それは自信につながらないということですね。

4. 自信がないのはこれまでの環境のせいにする

4-1. これまでの環境を振り返ってただ受け止める

自信というのは、これまでの自分の成功体験の積み重ねだとすると、行動量が少なくて成功体験が少ないか、成功していると自分が感じられていないかのどちらか、あるいは両方です。

小さな頃からできの良い兄弟と比較されて、あまり褒められずに育った人と、褒め上手の両親に褒められまくって育った人では、同じ能力で同じ成功体験があったとしても、自信の持ち方は圧倒的に差があるでしょう。

schooly success

だとしたら、もし、今自分に自信が持てなくても、それはこれまで自分が過ごしてきた環境のせいとも言えるわけです。なんらかの理由があって、自信の持てない自分が育ってしまったとしたら、自信がないことで自分を責めるのはやめにしましょう。

環境のせいにするとき気をつけなくてはいけないのは、親や周囲の誰かを恨んだり憎んだりしないことです。何の得にもなりません。ただ淡々と「ああ、自分はこういう環境で育ったから自信を持ちにくい人になったのだな」と理解して、自分だけの責任だと思わないことです。

4-2.  これからの環境は自分で作ることができる

これまでの環境については今さらどうしようもないとしても、これからの環境は自分でつくることができます。

それは、転校や転職をしたり、夫や妻、家族を思い通りに動かしたりするということではなく、自分の考え方を変えることで周りの環境の意味も変えることができるということです。

もう、兄弟と比較する必要はありません。特定の子どもをひいきする学校の先生もいません。自分の行動は自分が認めてあげれば良いのです。今現在、周りにいる他人も、比較対象ではないとなれば、その環境は自分にとって自信をつけることができる環境と言えるでしょう。

成長体験をノートやパソコンに記録することで、自分を認められるようになりますし、今後気持ちが落ちてきたときの救いにもなります。自信を持てる環境を、自分でつくりあげることができるのです。

4-3. 自分を信じられなくても誰かを信じる

自分のことを信じられない、『自信のない人』の状態でも、誰かを信じることで自分が成長できることがあります。

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前述の青木仁志さんは、完全歩合給の仕事に就いたとき、まったく売れずに数ヶ月が過ぎ、セールスは自分に向いていないから辞めようと考えたそうです。

するとその時、自分の上司に「俺は青木が必ず売れるセールスマンになると信じている。セールスのプロの俺が言うことを信じられないか?」に訊かれ、「信じます!」と答え、がむしゃらに仕事に励み、トップセールスマンになったといいます。

このとき、青木さんは自分が売れるセールスマンになるとは信じられませんでしたが、上司のことは信じられたのです。

自分に自信が持てない、自分のことを信じられない、認められないというとき、こうした力強い励ましをもらったら、「そんなことないですよ」と言わず、相手を信じてみると思わぬ突破口が開けることでしょう。

5. 思い込みを捨てる方法

5-1. 中国の寓話から自分の視野の狭さを考える

中国の寓話にこんなものがあります。

『ある老婆が天秤棒の両側に鍋をつけて毎日水くみに行った。片方の鍋にはヒビが入っていたため、帰り道でくんだ水は半分になってしまう。
ヒビのない鍋は得意な気持ちになり、自分に自信を持つ。
一方、ヒビのある鍋は情けない気持ちになり、自信をなくす。
ある日ヒビのある鍋は老婆に「自分が恥ずかしい。ヒビを直して欲しい」と訴える。
老婆は驚いて
「そのヒビのおかげで、道ばたの花にちょうど良く水をやりながら歩いていたんだよ。だから毎日美しい花を家に飾ることができたのさ。その花が私に働く元気をくれていたんだ。お前の働きはヒビのない鍋同様、素晴らしいものだよ」
と説明した』

自分では欠点だと思い込んでいることが実は、遠回しに誰かの役に立っているということはよくあることだし、自分では気付かないものだという寓話です。

5-2. 失敗はそのときの気分のせいではなかったか

失敗したのは自分のせいではなく、そのときの様々な状況が重なってそうなった、と考えると失敗しても自信を失うことはないでしょう。

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自信がない人の多くは、失敗の受け取り方に特徴があり、自分を責めてしまうタイプだといいます。

書籍「失敗は『そこ』からはじまる」には、失敗に関する様々な研究が記されています。「怒りの感情と問題の正解率」に関しては、とくに興味深い実験結果があります。

「2006年、フランチェスカ・ジーノ博士らがカーネギーメロン大学で学生に行った実験によると、イライラするなどの怒りの感情を持った状態では平常心の状態より、問題の正解率が低くなるという。

これは、怒りの感情を持ってからかなり時間が経っていて、間に他の事をしていたとしても同様の結果で、つまり朝の渋滞や満員電車でイライラすると、その日一日の判断に影響するということを意味する。」

失敗をするときには、かなり前の『怒りの感情』でさえも影響を与えているということなのですが、この本ではそれ以外にも、たくさんの『失敗に影響を与えるもの』について書かれています。行動した結果が思ったような良い結果ではなくても、そのことで自分を責める必要はないと心に刻んでおくべきですね。

5-3. アメリカの心理学研究ではここまでわかっている

前述のフランシスカ・ジーノ博士は、「人間の脳にはコンピューターソフト同様、バグがあることを認めること」が意思決定を成功させるといいます。

brain

自分でいくら正しい計画をつくり、『こうするぞ』と意思決定しても、その行動の結果には「自分の内面に由来する力」「他者との関係に由来する力」「外の世界に由来する力」が大きく関わっているというのです。

それらは、行動しているプロセスで気づく事もあれば気付かないこともあります。『自信がない人』の失敗の受け取り方によく見られる「自分を責める」という考え方に対して、こうした知識を持つことで変化をもたらすことができます。

つまり、失敗したと思っても「やっぱり自分にはできなかった」と自信をなくすのではなく、「プロセスの間に気付かないことも含めて、結果は様々な要因で左右されるものだから、自分の能力不足だけが問題ではない」と考えることができるのです。

そのように考えられるようになれば、同じ行動にまたチャレンジすることもできますし、その行動はもうしないとしても、別の行動を取るときに前回の失敗を引きずらないで済みます。

6. それでもやる気が出ないときどうするか

6-1. メンタルにはフィジカルを利用する

行動に対してやる気が出ないとき、『自信がある人』はやる気が出ないのはなぜだろうと考えたりせず、とにかく行動します。やる気があってもなくても、動くのです。

look

『自信がある人』『自信がない人』どちらの人も、行動に対してやる気があるときと、どうも調子がわるいというときがそれぞれにあります。 『自信がある人』はそういった心の波があることを把握しているため、やる気が出ない理由付けをしません。ただ、行動するだけです。

ただし、やる気があり、集中力もあるときと同じことをするわけではなく、調子の出ないときにでもできる仕事をする、または、メンタルが弱っているときにはフィジカルを利用し、仕事からいったん離れて身体を動かしてくる、という人もいます。

『自信がない人』もやる気のなさに対して何か考える前に動いてしまうということを習慣にすることで、「メンタルが弱っているときにもとりあえず行動できた」という自信につながります。

6-2. 認知行動療法の効果

認知行動療法は自信をつける方法として、早く結果を出したいときに役立ちます。

認知行動療法とは、物事をどう捉えるかの『認知』を修正し、学習理論によって『行動』を修正していくという、精神面の治療技法のひとつで、パニック障害や対人恐怖、不安、無気力、軽い鬱などの症状に対し短期間で効果を現すことができる方法として注目されています。

自分でできる認知行動療法として、「自信を持てないあなたへ」という本を書いたメラニー・フェネルはイギリス、オックスフォード大学の精神科医学部認知行動療法のディレクターで、英国認知行動療法の第一人者です。

この本は実際に患者さんの行動や変化も書かれていますから、認知行動療法を詳しく知りたい方は是非ご一読ください。

認知行動療法では、『自信がない人』に対して、「完璧」ではなく「及第点」を目指すような考え方、バランスの取れたゆがみのないものの見方を獲得するために、「肯定ノート」「活動日誌」など行動と考え方を記録する方法をとっていきます。

このコンテンツの3章で勧めた「成長体験」を記録することや、考え方を変えるための4章、5章はまさに認知行動療法と言えます。

6-3. 自信が持てるようになるとこう変わる

自信が持てるようになると、その人は内面だけではなく、見た目も変わります。『自信がある人』はセルフイメージが高いので、そのイメージにふさわしい服装や髪型などに変わっていきます。

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それは、自分のセルフイメージが「いつもパリッとしたスーツに身を包んだビジネスマン」ならそうなりますし、「歳を重ねても自分らしさを失わず自由に生きるクリエイター」ならそのように、見た目が自分のありたい姿に変化していくのです。

自信のないときにはできなかった服装や髪型になるかも知れません。

さらに、他者を蹴落とす必要がないとわかるので、上司や同僚、部下に対し協力的になり、評判が良くなります。行動量が増え、成功体験が増えることでさらに自信をつけ、失敗をたいしたことだと思わないようになります。

そうなると顔つきも、他者との関わり方も良い方向へ変わっていきます。

『自信がない人』が悪循環にはまってしまうのと逆に、『自信がある人』になることができれば、どんどん成長して自信をつけることができるのです。

そんな『自信がある人』になるための一歩が「とにかく行動すること」だと知って、「考える前にやってみる」生活を始めませんか。1年後の自分はかなり『自信のある人』になっているはずです。

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