お財布はお金を入れるものですから当然金運とも深く関わっているため、お財布に関する風水の本は想像以上にたくさんあります。女性雑誌やマネー系雑誌でも、お財布に関しては「運のいい財布・悪い財布」のようなかたちでしばしば特集記事が掲載されています。
そうした記事にはたいてい、「NG財布」「運の悪い財布」に関してこれでもかというほど説明があるものです。「レシートや割引券、ポイントカードなどでパンパン」「ボロボロになった汚い財布」などについてはもう説明されなくてもおわかりですよね。ここでは、風水による財布選びや使い始めの開運方法など、「金運アップのためにはどうしたら良いか」に注目して情報を集めてあります。
2-4.「お金が逃げていくお財布とは」で少々NG財布について触れますが、他はすべて開運、運気アップのための楽しい風水術です。風水は楽しまないことには続かないものですから、たくさんの風水術をその理由と共に集めました。新しいお財布を買おうかな、と考えている人は参考にできることがきっとあるはずです。
また、しばらく同じお財布を使っている人ならお財布を新調したくなると思いますよ。自分にできそうなもの、ワクワクするもの、ピンとくるものがあったら実践してみてください。お財布の風水環境を整えて、たくさんのお金を呼び込みましょう!
目次
1. 財布の素材で運気アップ
1−1. 財布と同じイメージの金運になる
1−2. 皮革製品の財布の特徴
1−3.
自然素材の財布の特徴
2. 財布の色で運気アップ
2−1. 金運をアップする財布の色
2−2. 恋愛運結婚運をアップする財布の色
2−3. できれば避けたい財布の色
3. 財布を風水の考え方で見てみると
3−1. 長財布が人気なのはなぜ?
3−2. ポーチタイプ(ウォレットチェーンバッグ・ウォレットショルダー)を使うなら
3−3. 個性的な財布について
3−4. お金が逃げていく財布とは
3−5. 金具、プレート、モチーフ、柄の意味
3−6. お守りは意味がない?!
4. 財布の買い換えはいつが理想的?
4−1. 長くても3年で買い換えた方が良い理由
4−2. 春の「張る財布」と秋の「実り財布」
4−3. 大安、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
4−4. 自分の誕生日
5. 幸せなお金持ちの財布購入ポイント
5−1. 財布を買うならこんな店で
5−2. 次のステップになる年収で予算を決める
5−3. 購入する日は白を身につける
5−4. 吉方位の店で買う
6. 購入した財布はすぐに使わないで
6−1. 新しいお札を用意して
6−2. 満月の光に当てる
6−3. 使い始めの日を決める
7. 風水上級者はここまでするから金運がある
7−1. 毎日財布を休ませる
7−2. 満月の月光浴でメンテナンス
7−3. 複数の財布を使い分け
7−4. 末尾9(X・Y・Z)の一万円札をみつける
7−5. お札は先入れ先出しを徹底
7−6. こまめに新札に取り替える
8. (まとめ)幸せなお金持ちは財布へのこだわりがたくさんあるようです
1. 財布の素材で運気アップ
風水を意識した財布選びにおいて、素材は重要なポイントになります。なぜなら、素材によって財布の印象はまったく違うものになるからです。
「お金持ちになりたければお金持ちのように振る舞う」と風水ではいいます。お金がないから安い素材の財布を買うのではなく、お金持ちになるために素材の良い財布を買うと考えましょう。
1-1. 財布と同じイメージの金運になる
財布の印象は素材に大きく左右されます。風水では財布は「お金のおうち」と考えますから、その人が持っている財布のイメージがそのまま「お金の居心地」につながります。つまり持っている財布の印象はそのままその人の金運というわけです。
素材が良質で高級感のある財布ならお金も居心地良く過ごすことができるので金運も上がりますが、ビニール素材などの安っぽい印象を与える財布だとしたら、お金は居心地が悪くてすぐに出ていきたくなるため金運は下がる一方になると風水では考えます。
今自分が使っている財布のイメージはいかがですか?お金が「帰ってきたい」「友達も連れてきたい」と感じるような財布でしょうか?
慎重に素材選びをして、お金がたくさんの友達を呼んでくるような、素敵な「お金のおうち」にしましょう。
1-2. 皮革製品の財布の特徴
牛革の財布
牛は古代中国では豊かさの象徴だったので、財布の素材として牛革は風水的に貯蓄運がアップするとされます。また、五行に当てはめると牛は「土」の気を持つため「安定してエネルギーを蓄える素材」と言えるでしょう。
日本ではほとんどが輸入の牛革になりますが、世界では牛革の生産が安定しているため比較的安価な物も多いです。中にはカーフのような高級品もあるので予算や好みの革質に応じて選べるのも魅力ですね。
【牛革の種類】
○カーフ
生後6ヶ月に満たない子牛の皮を加工したもの。乳牛種の雄が多く用いられる。薄手できめ細かく、柔らかくなめらか。もっとも上質な牛革とされている。
○キップ
生後6ヶ月~2年の若い牛の皮から作られた革。カーフより厚みがある。カーフに次いで上質な革で、きめ細かくなめらか。
○カウ
生後2年くらいの出産経験がある雌牛の皮から作られる革。厚みがあり丈夫で、なめらかなのが特徴。
○ステア
生後3~6ヶ月に去勢した、2才以上の雄の革から作られる。厚手で丈夫。カーフやキップよりも表面のキメは荒くなるが耐久性がある。
○ブル
生後3年以上の雄の皮から作られる革。厚みがあり丈夫なのが特徴。
馬革の財布
馬は十二支のひとつなのでおめでたい動物とされていて、南の方位を司っています。風水的に南はインスピレーションや美に関する方位になるため馬革の財布はインスピレーションが必要なギャンブル運や女性の美容に関する運をアップさせます。
また風水では馬蹄形を「入ってきた良い物を逃がさない形」として開運グッズとして使いますから、馬は風水ではとても良いモチーフとされています。
ただし注意が必要なのは、馬は五行で「火」の気を持つモチーフになっていること。お金に関することで「火」の気があるとお金を燃やしてしまうため一気にお金がなくなると言われることがあります。赤い財布が強い「火」の気を持つため風水では良くないとされるのと同じ理由です。
風水師の先生たちが書かれた財布に関する本に「馬革の財布は良くない」とは書かれていませんが、五行思想から考えると、馬革はお財布ではなくバッグなど他のもので持っていた方が良いのかもしれません。
【馬革の種類】
○ホースハイド
馬の背から作られた革。牛革に比べると線維密度が低いため強度は弱い。柔らかくしなやか。
○ホースフロント
若い馬の首から作られた革。なめらかできめ細かいのが特徴。
○ポニーレザー
ポニーという小さな身体を持つ種類の馬から作った革。柔らかく軽いのが特徴。
○コードバン
馬のおしりの部分の皮で、強度が高い。他の馬革は牛革より弱いが、コードバンだけは牛革の数倍の強度がある。生産の少ない馬革の中でわずか10%程度しか取れないことから希少価値が高く、高給ランドセルや財布に使われることが多い。使い込むと光沢が増して美しくなる。
豚革の財布
豚はよく食べてすくすく育ち、多産であることから風水では「健康運」「家庭運」をアップするモチーフとなります。五行では牛と同じように「土」の気を持ちますので財布の素材としてもお勧めできます。
豚革は輸出されるほど日本国内で生産されていて、国内の豚革はほとんどが国産といえます。軽くて摩擦に強く丈夫なのでバッグや財布の裏地にも向いている素材です。表面は、見た目に3つのポツポツした毛穴が1組になったものが規則的に並び豚革とわかります。
【豚革の種類】
○ピッグスエード
豚の皮を加工するときに裏側を起毛させたもの。豚革の特徴の毛穴が目立たなくなり高級感があるため人気がある。
○アメ豚
豚の皮を加工するときにタンニンでなめし、アニリンという染料を使って飴色に仕上げた革。明るいキャメル色が使っていくうちに深みを増した色になるところが人気。
蛇革の財布
蛇は風水では「トラブル回避」「人間関係を良くする」モチーフとされます。五行では「金」の気を持つとされますからまさに金運アップのための財布となるでしょう。
ただし気をつけなくてはならないことがあります。蛇革のパワーはとても強いので、しっかりとした金銭感覚を持っている人でないと上手に扱うことができないということです。「金」の気は「土」の気と違い、お金を蓄えるという力よりもお金を循環させる力が強いのです。
蛇のパワーで人脈が広がるのですが、同時に出費も増えてしまいます。蛇革の財布はお金の出入りが激しい財布と言えるでしょう。敏腕の経営者など、日頃から大きなお金を上手に扱える人には良い素材ですが、一般的な人には向かないかもしれませんね。
羊革の財布
中国で羊は十二支のひとつでもあるおめでたい動物とされています。群れで生活することから人脈を築いて人から信頼され支援されるようになる、身近な人との愛情を深めると言われます。
五行では「水」の気を持つため恋愛運や友情運に関わっています。女性が恋愛運アップしたいときや男性が人脈や信頼を得たいときにお勧めの素材と言えるでしょう。羊革は摩擦に弱くあまり強度も優れていないため、手触りや革の質感にこだわる人が持つための高級な財布となります。
【羊革の素材】
○ベビーラムスキン
生後半年以内の羊の皮で作られた羊革。非常に柔らかく手触りが良い。殺すのではなく生後間もなく死亡してしまった赤ちゃんを使うため希少性が高い最高級品。
○ラムスキン
生後1年以内の羊の皮で作られた羊革。きめ細かく柔らかく手触りが良いのが特徴。
○シープスキン
生後1年以上の羊から作られた羊革。柔らかく手触りが良い。ムートンとしても知られています。
オーストリッチ(駝鳥)革の財布
オーストリッチは鳥ですから、酉(とり)の文字からもわかるように西の方位と関係し、風水では金運をアップすることができると考えられます。五行でいうと鳥は蛇と同様に「金」の気を持ちます。
ですから、蛇革同様に、とても強いパワーがあります。お金のパワーに振り回されないだけの金銭感覚を持った人ならオーストリッチや蛇革の財布で金運を強くすることができますが、一般的な人には少々パワーが強すぎる財布となる怖れはありますね。やはり経営者など、大きなお金を動かしても動じない人に向いている財布の素材と言えるでしょう。
オーストリッチの革には軸痕(クイルマーク)と呼ばれる羽毛を抜いた痕があるのが特徴です。鳥類でもっとも大きな身体をしているオーストリッチの革は強靱で手触りも良く、高級皮革として財布やバッグに使われています。
ワニ革の財布
クロコダイル(ワニ革)の財布と風水の関係は、Dr.コパ氏の著書「Dr.コパのお財布風水」の中で「ヘビ革(バイソン)やワニ革(クロコ)などは虫類の革でできたお財布は、昔から金運を上げるとされてきました。それは、たしかにその通り」とご自身の経験を書かれています。
ワニ革の財布については風水的な言い伝えはこれといってないようです。「ワニは一度咥えたモノは話さないから、ワニ革の財布はお金(金運)を離さない」といった程度の、風水と関連しているとは思えない言い伝えしかみつけることができませんでした。
風水に関する多くの書籍を調べても、風水でワニがどのような位置づけにあるかということについての信憑性のある情報を得ることはできませんでしたのでなぜワニ革が金運をアップさせると言われてきたのかは不明です。しかしこうして見てみると、ワニ革やヘビ革、オーストリッチなど希少性が高く高級なものほど強いパワーを持っているように感じます。
Dr.コパ氏は自身の経験から「その通り」と書かれていますが、Dr.コパ氏のような人だからワニ革のパワーに負けることなく使いこなせたため金運アップにつながったのではないかと思います。
「金」の気を持つ蛇革の財布同様、ワニ革は財布の素材としては、一般の人にとってはパワーがありすぎるように感じますね。
風水的な考え方とは言えないかもしれませんが、「幸せなお金持ちとお財布の関係」を長年研究しているはづき虹映さんは著書「長財布のヒミツ」でこのように書かれています。ワニや蛇などの爬虫類素材の財布も見かけますが、希少動物の革をつかうと特別意識が強くなりすぎるので、あまりおすすめはできません。「自分だけは特別」と思い始めると危険信号。成り上がった人特有の、傲慢な波動が出やすくなります。
また、開運財布コンサルタントの佳山知未さんはワニ革の財布についてこのように書かれています。クロコダイルやオーストリッチはステータスのある人でないと「無理の気」が生じてしまうためNG。やはり金運アップのために爬虫類素材の財布を使うのは、少々危険なのかもしれませんね。
1-3. 自然素材の財布の特徴
自然素材の財布は風水的に風通しが良く、「お金のおうち」として居心地の良い環境を作るといえます。逆に、ビニールや人工皮革の財布は風通しが悪く、五行では「火」の気を持っているためお金を燃やしてしまったり、お金が居心地悪く感じて出ていったまま帰ってこなかったりという状況を呼び込みますので風水ではNGです。
「風水では自然素材の財布が良い」というのはどの風水師の先生も同意見ですが、先ほど紹介した皮革製品の財布を除くと、木綿や麻などの布製のものが自然素材に当たります。
風水師の先生によって布の財布について意見が分かれています。Dr.コパ氏は「布の財布は良くない」としていますが、愛新覚羅ゆうはん氏は「本革や天然素材」としています。パワーの面で布の財布は皮革製品には劣るものの、気に入っている財布であれば問題ないようです。
「どうしてもお気に入りの財布を使いたい」という読者からの質問に対して「Dr.コパのお財布風水」の中でDr.コパ氏はこんなアドバイスをしています。
どんなに運のいいお財布を手に入れたとしても、大切に扱わなければせっかくの運も下がってしまいます。それよりは、お財布自体の運気はそれほどよくなかったとしても、自分が心底気に入ったお財布を大切に使い続けた方が運気アップにつながります。
(中略)
風水的なパワーのないお財布の場合は、必ず厄落としカラーのラベンダー色と金運カラーの黄色、2色が使われた布や袋に包んだり、箱に入れたりするようにしてください。しかし、どんな気に入ったお財布でも、3年という運の期限があることを忘れてはいけません。役目を終えたお財布は使い続けないようにしてください。布の財布でとても気に入ったものがあれば、このようにして使うことでパワーを強化できるのですね。
2. 財布の色で運気アップ
2-1. 金運をアップする財布の色
今より金運をアップしたいというなら茶色、茶系のオレンジ、ベージュなど「土」をイメージできる色の財布を選びましょう。金運が上がるだけでなく、お金を貯めるという安定した運気のある財布になります。
今の収入に満足で、安定させたいなら黒の財布がベストです。逆に、心機一転新しいことを始めるなら、リセットカラーの白の財布が良いですよ。
風水が日本に広まったとき、「西に黄色で金運アップ」という、方位別インテリアの風水術が流行したため、なんとなく「金運=黄色」というイメージがついてしまい黄色の財布を「金運財布」として販売していることもあるようです。
黄色の財布を持つことでとくに風水的に金運がアップするということはないようです。なぜなら、黄色は遊び心が出る色なので、うきうきとお金を遣ってしまい出ていくお金も増えるためです。ただし、財布の内側の色は金運を呼び込む黄色や、厄落としカラーのラベンダー色だとお金の厄がおちるので風水的に良いです。黄色やラベンダー色のカードを入れるだけでも同様の効果がありますよ。
2-2. 恋愛運結婚運をアップする財布の色
女性が恋愛運や結婚運をアップしたいなら、ピンク色の財布を持つことです。風水では恋愛を呼び込む色といわれているピンク色のお財布は、「棚ぼた財布」と言われるそうで、まさに「棚からぼた餅」のようにお金が入ってくるお財布になります。
つまり、自分があくせく働いて金運を上げるのではなく、男性に守られ、養われるようになるお財布なのだとか。「棚ぼた財布」と言われると、自分がしっかり働いている女性でも、ちょっと試してみたくなりますよね。
2-3. できれば避けたい財布の色
財布の色で風水的に避けた方が良い色は、外側の色が赤、青の財布です。
赤は「火」の気が強く、金運を燃やしてしまうといわれています。ただし、勝負事には強い色なので、ギャンブル用として使い分けるなら良いでしょう。
風水で青は無駄な出費を抑える色といわれているのですが、お財布の外側にこの色が来ると入ってくるお金が減ったり、お金の遣い方がケチになったりします。ケチになるのは一見お金が出ていかないように感じるでしょうが、「お金は循環物」ということを理解していないと金運はアップしません。
誰かを喜ばせるためにつかったお金は友達を連れて戻ってくるそうです。お金持ちは自分のモノをやたらと買う人は少なく、他の人のためには気前よく遣う人が多いのだとか。人のためにお金を遣うことができないケチな人をお金は嫌うのだそうですよ。
3. 財布を風水の考え方で見てみると
3-1. 長財布が人気なのはなぜ?
風水では財布を「お金のおうち」と考えるため、お札が折り曲げられることなくゆったり、のびのびと過ごせる長財布は「お金の居心地が良い家」ということになります。そのため風水的に良いとされる財布は長財布になるのです。
女性は小さなバッグを持ち歩く際、長財布は大きくて邪魔になると感じることもあるでしょう。Dr.コパ氏は女性に限って、三つ折りの財布なら風水的に問題ないとしています。
探してみると三つ折りの女性用財布は案外多いものです。財布は複数持って使い分ける方が良いとされますから、小さなバッグで出かけるとき専用にひとつ用意するのも良いですね。
3-2. ポーチタイプ(ウォレットチェーンバッグ・ウォレットショルダー)を使うなら
お財布自体がバッグのようになっているタイプのものは、基本的に風水では良いとされません。
なぜなら、お財布を大切に扱うという意味で、必ず財布はバッグの中に入れることが風水ではよしとされるからです。裸で持ち歩いてはいけないお財布が、そのままバッグのようになっているのはあまり良いと言えないのだそうです。
どうしてもデザインが気に入っているなどで使いたい場合は、お金とクレジットカード以外のものを一緒に入れないこと。スマホが入るようになっているものが多いのですが、一緒に入れるとお金が居心地悪く感じて出て行ってしまいますよ。
3-3. 個性的な財布について
個性的な財布は風水的に見ると良いとは言えません。ここでいう個性的とは、多色使いで派手な印象の財布や、アニマル柄、ドクロなどのモチーフがついたものなどのことです。
なぜ個性的な財布が良くないかというと、多色使いもアニマル柄も、財布にすると気が安定せず、お金の居心地が悪くなるから。
ドクロなどのモチーフをファッションに取り入れたい場合は、バッグや小物までにして、財布だけはお金の住みやすいシンプルなものにした方が良いのだそうです。
3-4. お金が逃げていく財布とは
風水でお金が逃げていく財布とはこのようなお財布です。
○レシートや割引券などお金ではないものでパンパンになっている財布
○購入してから1000日(3年)以上経っている財布
○ボロボロですり切れたり、汚れたりしている汚い財布
○ビニールやナイロン製で安っぽい財布
○赤や青、派手で個性的な財布
○いつもほんの少しのお金しか入っていない財布
財布はお金のおうちですから、居心地が良いかどうかを考えればすぐにわかりますよね。
3-5. 金具、プレート、モチーフ、柄の意味
お財布に付いている金具やプレート、モチーフや柄を風水的に見るとこうなります。
《開運につながる金具、プレート、モチーフ、柄》
○ゴールド・シルバーの金具やプレート(ピカピカに保つこと!)
→光ものは金運を呼び込みます
○馬蹄形、八角形、チェーン、スタッズ、フリンジ
→運気の受け口となり、四方八方からお金を集め、ご縁を繋ぎ、運気をとどめ、人間関係に良いご縁をもたらします
○イントレチャート・メッシュレザー(レザーを格子柄に編み込みしてあるもの)
→人とのご縁で豊かなお金を呼び込みます
○ハート、フリル、花柄
→とくに女性に良い運気をもたらします
○ステッチ
→ステッチは自分の陣地や領土を示すという意味があり、中のお金をしかり守ってくれます
《避けた方が良い金具、プレート、モチーフ、柄》
○蝶、猫、十字架
→どれも五行で「火」の気を持つため金運を燃やしてしまいます
○アニマル柄
→天然皮革がそのまま出している柄ではなくプリントのアニマル柄は気が落ち着かないためお金が出ていきます
○ドクロなどの不気味なモチーフ
→ネガティブなイメージを持つモチーフはお金も好まないため、お金が出て行きやすい財布です
3-6. お守りは意味がない?!
財布のお守りは、風水的にはほとんど意味がないと考えて良いようです。
小さな熊手や招き猫、亀などを形取ったお守りや、雑誌の付録でついていた開運カード類、その他お守りとして財布に入れている人はチェックしてみてください。
由緒正しい寺社のものであれば良いのですが、そういったものだとしてもお守りのパワーは1年しかもちません。財布の中によけいな物が入っているのは気を乱してしまいますから、すぐに取り出しましょう。
開運財布コンサルタントの佳山知未さんは、大手通信社や証券会社などで役員秘書を務めていたことから富裕層の財布をたくさん見てきたのだそうです。その佳山さんは「お金持ちのお財布には、本人がこだわっているお守りがひとつだけ入っていることが多い」といいます。
「本人がこだわっているお守り」とは、100万円の束を銀行で受け取ったときの帯封(札束をまとめていた紙)だったり、1ドル札だったり、24金の小さな金貨だったり様々です。中には「はじめてお財布を持ったときに母親からもらったお守り」をずっと入れている人も。
一般的には風水的に良くないとされていても、お金持ちになる人は自信を持って「これはお守りになる」と考えているためにお守りとしての役割を果たすのでしょうね。自分が自信を持って「これだけは」と言えるものがあるなら財布のお守りにしても良さそうですが、あれもこれもとたくさん入れているお金持ちはいないそうですよ。
4. 財布の買い換えはいつが理想的?
質の良いお財布をていねいに扱う人なら、4,5年経っても表面的にも内張もキレイなままだと思います。気に入って購入した高価な財布ならそのまま使い続けてしまいますよね。
しかし財布には運の寿命があるのだそうです。買い換えた方が良い理由と、買い換えるならいつが理想的か風水的に見ていきましょう。買い換えに適した吉日は、調べるとたくさんありますから自分の気持ちが開運に向かうためにも開運日にお財布を購入するのはおすすめですよ。
4-1. 長くても3年で買い換えた方が良い理由
風水では、財布のパワーが続くのは1000日としています。それは、お財布の持っている運の寿命がそれだけしか続かないからです。
どんなに高価なお財布でも、ラッキーを運んできてくれたお財布でも、使い始めて3年が過ぎると、そのお財布からもらえる運はすべて使い果たしてしまうのだそうです。
いつから使い始めたかわからなくならないように、小さな紙に使い始めの日にちを書いて入れておくと良いそうです。その際、紙の色を黄色かラベンダー色にすると財布の厄落としと金運アップになるため一石二鳥なのだとか。
使い終わった財布は粗塩と一緒に白い紙に包んで捨てても良いですが、良いことを運んでくれたと感じる財布なら中身をすべて空にして汚れをきれいに拭き取り、感謝の気持ちを伝えてから家の北か中央の暗くて静かな場所へ保管します。
なぜなら、風水には「陽基(ようき)」「陰宅(いんたく)」という考え方があるからです。「陰宅」は死んでから入るお墓のことなのですが、両方の運気をバランス良く整えることで開運できるとされています。 今使っている「陽基」のお財布の「陰宅」として静かに休ませることが開運につながるのですね。
4-2. 春の「張る財布」と秋の「実り財布」
財布を買い換える季節としては、風水的には春と秋が良い季節です。
春に購入する「春財布」は「張る財布(お金でいっぱいになる財布)」につながりますし、秋に購入すると「実りの秋」に通じ、豊かな金運に恵まれる「実り財布」になるからです。
春なら、暦の上でいう大寒(1月20日頃)から春のお彼岸(3月23日頃)まで。秋なら、秋のお彼岸(9月20日頃)から11月24日の物部神社鎮魂祭までの期間が良いそうです。
真夏を避けるのは「火」の気が強いからということもあります。風水では「火」の気は金運を燃やしてしまうと言われるからです。ただし、買い換えたいと強く感じたときがいちばんの買い換え時なので、真夏でもかまいません。
真夏にお財布を買うなら、「火」の気がおさまる夕方以降や雨の日にすると良いですよ。カレンダーを見て、これから説明する良い日を選ぶとなお良いですね。
4-3. 大安、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
財布を購入するのに良い日は、大安、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。
大安は耳にしたことがあるはずです。カレンダーや手帳に記されているものも多くあります。天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は知らない人も多いのではないでしょうか。
天赦日とは、1年に5~6回しかない貴重な開運日です。神様達が天に昇り、すべての罪を赦してくれる日なのだそうで、何をするにしても吉日にあたります。
一粒万倍日は、1月に4~7回ある吉日です。一粒の籾(もみ)が稲になりたくさんのお米が実るという、物事のスタートに適している日です。この日は借金や借り物をすると苦労が倍になるといわれるので、そうしたことは避けた方が良い日でもあります。
4-4. 自分の誕生日など
自分の誕生日は運気の変わり目でもあるのでお財布を購入するのに良い日です。
「誕生数秘学」を創始し研究していて、長年多くの「幸せなお金持ち」の財布も見てきたはづき虹映さんは、誕生日の前後1週間から1ヶ月くらいがもっとも財布の買い換えに適していると言います。
風水師のDr.コパ氏も、誕生日は特別な日なので財布を買いに行くには良い日だと言います。また、風水では古くから伝わる行事の日は幸運の扉が開く日だと考えられているため、節分(2月3日)やひな祭り(3月3日)、七夕(7月7日)、重陽の節句(9月9日)、七五三(11月15日)などの季節行事の日も良いそうです。
5. 幸せなお金持ちの財布購入ポイント
5-1. 財布を買うならこんな店で
開運のために財布を買うなら、店が明るく清潔で、親切な店員さんのいる店が良いでしょう。最近は財布をネットショッピングする人も多いのですが、開運を意識して財布を購入するなら、手にとって自分が気に入り、ピンとくるものにした方が風水的には良いですよ。
憧れのブランド品にしようと考えているなら、購入する前に何度かそのショップへ足を運んでみるべきです。高級ブランド品を扱う店の中には、自分にはしっくりこない店員がいるという場合があるからです。
そのブランドショップの店員に、自分には今興味がなかったり必要なかったりするものを勧められたり、あまり丁寧に接してくれなかったり、または慇懃無礼だったりといった態度を取られたら、自分にはまだ向いていないと考えて別の財布を探しましょう。開運財布コンサルタントの佳山知未さんは「無理の気」が財布に付くと良くない、といいます。
いくら憧れのブランド品でも、気分の悪くなる店員から買うのも嫌なものですし、財布自体にも「無理の気」がついてしまうなら、気持ち良く購入できる店から自分の予算に合ったものを購入しましょう。
自分にとっての開運財布を使って風水を意識した生活をしていれば、必ずステップアップしてその憧れのブランド品を納得満足して購入できる日が来ますから安心してくださいね。
5-2. 次のステップになる年収で予算を決める
開運のために財布を購入するための予算は、自分にとって次のステップになる年収で決めると良いようです。
先ほど話した「無理の気」が財布に付いてしまうほど自分の年収とはかけ離れた高級品もあまり良くないですし、だからといって安物の財布も風水的には良くありません。
目安は、自分が3年以内に叶えたい次のステップとして理想の年収の1/200~1/300の範囲です。
今の年収が400万、3年以内に叶えたい理想の年収が600万だとすると、2万円~3万円の財布ということになります。
大きな目標を持つのは良いことですし、質の良いものを持つことも良いことです。風水では「お金持ちになりたければお金持ちのように振る舞う」と言います。
しかし、財布の運の寿命である3年以内に叶えられるはずのない金額に対応する予算の財布も風水的にはNGとされます。「無理の気」は開運につながりません。財布の中に入っているお金が、財布自体の金額より低い状態が長く続くのは、風水的に良くないのです。
また、普段自分の財布に入っている金額で購入できる財布にすること、支払いは現金ですることも大切です。普段はポイントのためにクレジットカードで支払っている人も、お財布だけは現金で購入しましょう。
なぜなら、クレジットカードは一時的ではあるものの、お金を借りていることになるからです。一粒万倍日にお財布を購入するとしたらなおさら、クレジットカード払いは避けるべきです。あらかじめチャージしてある電子マネーなら問題ないですよ。
一歩ずつ着実にステップアップできるよう、自分に合った予算の財布を購入しましょう。
5-3. 購入する日は白を身につける
財布を購入する日には、白の衣類や白のグッズを身につけて行くと開運になります。
白は風水でいう色のパワーが強く、とても良い気を引き寄せるからです。運の良いお財布を手に入れるなら、できる限りのことはしてみましょう。
また、3年後になっていたい自分の印象でお財布を購入すると良いのだそうです。3年後にはまたお財布を買い換えるので、遠い未来ではありません。10年後の自分よりはずっとイメージしやすいですよね。
今立ち寄っているコーヒーショップよりも素敵なカフェに立ち寄っていたいなら、そうしたお店に立ち寄ってから財布を買いに行きます。幸せな主婦になっていたいなら自分が主婦になったら行きたい場所へ立ち寄ってから。3年後には一流のキャリアウーマンになっていたいならその印象の服装でお財布を買いに行きましょう。
5-4. 吉方位の店で買う
お財布を買いに行く店を、自分の吉方位にするのも風水的にはとても良いです。
風水には「吉方位」という考え方があります。自宅の方位を正確に計ってインテリア風水をしたり、自分の吉方位を意識して開運旅行を計画したりすることでさらに風水の効果を実感できるはずです。
風水の効果を認めていて、楽しんで吉方位を調べるのなら良いのですが、面倒に感じたり、「そこまで気にしていたら何もできない」というような否定的な気持ちになったりするようなら方位は気にしなくても大丈夫です。風水は、行動を縛って制限するためのものではなく、こうした方がよりうまくいく、という気持ちになるためのものですから「どんな結果になるだろう」とワクワクするならやってみて、「面倒だな」と感じたらやらない方が良いと言えます。
6. 購入した財布はすぐに使わないで
風水で金運をアップするための開運財布については理解いただけたでしょうか。
自分が気に入ったお財布を購入したら、すぐに使い始めずに風水的な準備をするとさらに良いので自分にできそうなこと、楽しめることがあればやってみてください。
6-1. 新しいお札を用意します
新しいお財布を開運の財布にするために、お財布を購入する前に、新札を用意しておきます。新札には銀行の両替機か窓口で替えてもらえます。
はじめに新しいお財布に入れる金額は、風水師の先生や開運財布コンサルタントの先生によって違うので、自分が「いいな」と感じるものを選べば良いと思います。
○21万円(幸運数7に素数の3をかけた魔法の数字なので)
○11万5千円(風水で天下を取る数字115にちなんで)
○8万円(末広がりで縁起の良い数字なので)
○いつも入れている額の2~3倍(無理のない初期設定ができるので)
また、「はじめに入れたお金を記憶する」として、新聞紙で作った偽物でも良いから100万円の束を入れると良い、という風水師もいます。しかし、自分のベースとかけ離れた金額を入れても財布に負荷をかけてしまうので良くない、という風水師もいます。
何度も言いますが風水は「楽しんで」することが大切です。自分が「これがいいな」と思うものを選びましょう。はじめに入れたお札は、使い始めたあとで抜いてもかまいません。
6-2. 満月の光に当てる
まだ使っていない新しいお財布に満月の光を当てて月光浴をさせると満月のパワーが注入されるとDr.コパ氏は言います。
月の光には金運をあげてお金を増やすパワーがありますから、そのパワーをお財布に注入するのです。
お財布には何も入れず、ベランダや窓辺などで満月の光に2~3分かざします。光がお財布の中まで差し込むように内側の仕切り部分なども大きく広げると良いそうですよ。使っている財布のパワーが落ちたと感じるときもこの方法は有効なので、手帳などに満月の日を書き入れておくと良いですね。
6-3. 使い始めの日を決める
風水で開運するなら、新しいお財布を使い始める日も重要です。
「火」の気が強い真夏は避け、「水」の気が強まる12月~2月、または梅雨の時期が最適と李家幽竹先生は言います。真夏に使い始めるなら、夕方にお金を入れて翌日から使い始めるか、雨の日を待つと良いそうです。
Dr.コパ氏は、財布を購入するのに適した日のように、大安などの吉日を選ぶのも良いですし、季節の行事や自分の誕生日も使い始めの日として良いと言います。
開運財布コンサルタントの佳山知未さんは、使い始めは1月に2~3日ある最高の金運招来日である「寅の日」を選び、そこから逆算して9日間は新札を21万円入れた財布を暗くて静かな場所で寝かせると良いと言います。使い始めるのは「水」の気が強まる夜が良いのだそうです。
要は使い始める日を自分で決めることで運気がアップすると信じられるということなのだと思います。
ただなんとなくお財布を買って、なんとなく使い始めるより「この日に買って、この日に使い始めよう」と意識した方が金運アップに対して強い意識を持つようになるため、開運財布になるのだと思います。
7. 風水上級者はここまでするから金運がある
風水上級者や、風水をよく知らなくてもなぜかお金持ちがしていることがこちらです。
自分が楽しみながらできることがあれば、「お金持ちになりたければ、お金持ちのように振る舞う」を信じて、実践してみましょう!
7-1. 毎日財布を休ませる
家に帰ったら、お財布をバッグに入れたままにせず、毎日取りだして休ませます。休ませる場所は、正確に方位を計っている人なら家の中央か北の暗くて涼しい場所へ。方位を計っていないなら、寝室のクロゼットや引き出しなどやはり暗くて涼しい場所をみつけてください。
財布を休ませるのに良くない場所は、キッチンなどの火の近くと、部屋の南側です。これは、「火」の気が強いと金運を燃やしてしまうためです。注意してくださいね。
このとき、財布をラベンダー色の布で包むかラベンダー色の箱に入れると、さらに財布の厄が落ちやすくなります。黄色の布や箱ならさらに金運アップになるそうですよ。ラベンダー色と黄色の布を重ねて使っても良いですし、ラベンダー色の布に包んで黄色の箱に入れても。
また、お財布専用の布団を用意する人もいるのだとか。お金持ちの松居一代さんがプロデュースした「財布の布団」も販売されているようですよ。自分でお財布のために作ってあげるのも良さそうですね。
7-2. 満月の月光浴でメンテナンス
満月パワーを取り入れるために、財布を月光浴させるのも良いそうです。
お財布の中身をすべて取りだし、仕切りなども大きく開いて満月の光を当てます。
風水では、満月の光には金運をアップする力があると言います。満月の日におちょこに入れた日本酒を持って外へ出て、満月をお酒に映してから飲むことも金運アップになるそうです。
満月の日をカレンダーや手帳に記しておけば、やってみようと思えそうですね。
7-3. 複数の財布を使い分け
財布はひとつにせず、複数の財布を使うことで金運はさらにアップします。
Dr.コパ氏も開運財布コンサルタントの佳山知未さんも、複数のお財布を使っているそうです。また、Dr.コパ氏のまわりでも、経営者の知り合いが「出張用の財布だよ」と言っていつもと違う財布を持っていたり、競馬場でよく会うオーナーさん達(Dr.コパ氏は馬主です)も競馬用の財布をもっていたりするとか。
その理由は、ふたつあります。
ひとつ目の理由は、目的別に使うお財布を変え、お財布の数を増やすことでその時意識していることが変わるために願いごとが叶いやすくなること。風水的に目的に応じた色の財布にするなど視覚からの効果があるためです。
例えば、結婚したい彼とのデートにはピンクの財布にすれば、バッグの中の財布を目にする度に「彼に好かれる自分でいよう」と思えるはずですから、彼に対する態度も優しさも変わるでしょう。そしてそれは結果として彼との結婚へつながると考えられます。
ふたつ目の理由は、使われていない財布がゆっくり休めること。財布は休んでいる間に厄落としでき、より開運パワーの強い財布になるというわけです。
7-4. 末尾9(X・Y・Z)の一万円札をみつける
一万円札の表面(福沢諭吉のある面)右下には、アルファベット+数字+アルファベットで構成された「記番号」というお札の番号が記されています。
お金持ちは無限性と最強のパワーを秘めた「9」という数字が大好きなのだとか。
「記番号」の数字の末尾が9で、その後に続くアルファベットがX、Y、Zのどれかになっているお札が巡ってきたら、「最強の一万円札」としてお財布に残したり、金庫に保管したりしておくのだそうです。
普通の人はお金に対してそこまで確認していません。この違いがお金に好かれるかどうかの違いなのかもしれませんね。
7-5. お札は先入れ先出しを徹底
普段つかうお札は、先入れ先出し、つまり循環するように使っていきます。
これは、お金は必ず巡ってくるものだということを意識するためです。特別なお種銭は別ですが、いつまでも同じお札を留めていることをお金持ちは好みません。
「お金は循環物」と心から信じることで、必ずお金は居心地の良いお財布へたくさんの友達を連れて戻ってきてくれるのだそうです。
7-6. こまめに新札に取り替える
お金持ちのお財布には、キレイなお札が入っていることが多いそうです。それは、お金持ちは面倒がらずに銀行でこまめに新札に替えているから。
お金はある程度まとめて銀行でおろし、新札に替えておくことはお金持ちの中では当たり前のことのようです。
まっさらなお札を見ると「キレイだなあ」と感じますし、お金への感謝の念も湧いてきますよね。そうした行動がお金を引き寄せるのだと思います。
最も良くないのが、コンビニのATMでちょこちょこお金をおろすことだとか。お財布に少ししかお金を入れていないと、そうなってしまいますよね。
お財布に多めにお金を入れておくと心配という人もいるようですが、多くのお金を入れておくことで意識して財布を大切に扱うため、なくすこともなくなるのだそうです。
家に「金庫財布」としてお金を保管するための財布を用意して、まとまったお金を入れておき、必要に応じて持ち歩く財布にお札を移すというのも開運になるそうですよ。
8.(まとめ)幸せなお金持ちは財布へのこだわりがたくさんあるようです
風水の視点でお財布を見てみようと思い調べ始めたところ、お金持ちの人ほどお財布にはこだわりがあるのだということがわかりました。
たとえその人が風水に関する知識を持っていなくても、お財布に対しては風水に適った選び方や使い方をしているというのは面白いですね。
豪邸訪問をすると、住んでいる人に風水の知識がなくても風水に適ったインテリアになっているということと共通しています。
「お金のおうち」「友達を連れて帰ってくる」などの表現も、お金持ちにはしっくりくるようで、風水を知らない人もそのような言い方をするのだそうです。
「お金持ちになりたければお金持ちのように振る舞う」ことが良いのですから、まずは方位を計ったりするめんどうのないお財布から、風水を始めてみるのはいかがでしょうか。
なんとなく好みでお財布を選んでいたときよりきっと、お金に対する興味も関心も、感謝の気持ちも違ってくるのではないかと思います。そしてそうした態度がさらにお金を呼び込むのだと思います。
(参考書籍)
「Dr.コパのお財布風水」小林祥晃(主婦と生活社)
「長財布のヒミツ」はづき虹映(永岡書店)
「開運財布術」佳山知未(宝島社)
「お金に好かれる!金運風水」李家幽竹(ダイヤモンド社)
「魔法の赤風水」愛新覚羅ゆうはん(主婦の友社)
「お金持ちが大切にしている財布の習慣」佳山知未(総合法令出版)
「恋とお金を引き寄せる姫風水」愛新覚羅ゆうはん(扶桑社)
「お金に愛される魔法のお財布」はづき虹映(永岡書店)
「魔法の開運財布術」佳山知未(宝島社)
「幸せになるお財布習慣」松岡紫鳳(ビオ・マガジン)
「Dr.コパの金運&宝くじ風水」小林祥晃(主婦と生活社)