これを知らないといつも失敗！？ ボイドタイムとは？

大きな決断をする時や相手に想いを伝える時など、成功するかどうかの大きな鍵を握るタイミング。そのタイミングに大きな影響をもたらしているのが、ボイドタイムです。

ボイドタイムは、何をしてもうまくいかない“魔の時間”と知られており、レーガン元米大統領は、この時間に会議を行わないようにしていたほど、影響力がある時間帯です。

このボイドタイムとその時間の過ごし方について知れば、あなたもベストなタイミングで行動でき、嫌な思いをすることも減るでしょう。

目次

１．ボイドタイムのベストな過ごし方

２．よくある勘違い！ 新月＆満月の願い事とボイドタイム

まとめ

 

１．ボイドタイムのベストな過ごし方

1-1 ボイドタイムとは？

「ボイドタイム」の「ボイド(void)」はで、「空（から）の」「無効の」といった意味を持つ英語です。

そのため、ボイドタイムは「無効の時間」「空白の時間」という意味となります。

ボイドタイムとは、ホロスコープ（西洋占星術）が源になっており、月がどこの惑星とも形（アスペクト）を作らない時間帯のことを言います。

この時間は、“魔の時間”や“空の時間”、月からのエネルギーが遮断されている時間と言われています。

この時間には、思考力が低下したり、ミスが多発したり、相手との意思疎通がうまくいかなかったり、重要な契約や新しいことをはじめるのは避けたほうが良い時間として知られています。

冒頭でお伝えした元アメリカ大統領の例のみならず、日本でも陰陽師が活躍している時代、戦に行くタイミングはこの時間を外していたといわれています。

ボイドタイムの時間はまちまちです。

4時間程度で終わるときもありますし、長い時は12時間以上におよびます。

以下は、２０２１年のボイドタイムの一覧です。

 

 

 

1-2 ボイドタイムのベストな過ごし方

では、ボイドタイムはどのように過ごせばよいのでしょうか？

ボイドタイムにおすすめしないこと

ボイドタイムにおすすめしないこととしては……

• 大きな決断や契約
• 新しいことを始める
• 大きな買い物

ボイドタイムには、重要なことは、できるだけ先延ばしするようにしましょう。

大きな決断や重要な会議は出来るだけこのタイミングを外すようにしましょう。

どうしても避けられない場合は、はっきりとした結論を出すこと避け、後で変更できる余地を残すようにしましょう。

特にボイドタイムが気になっている人が決断をすることが一番よくないので、もしあなたが、ボイドタイムがどうしても気になっているが、その時間に決断しなくてはならない場合は、他の人に決断を委ねるのも良いでしょう。

この時間に始めたことは、なかなか前に進まなかったり、よい結果に結びつきにくい傾向がありますので、新しいプロジェクトや新しい習い事をスタートさせるのは、ボイドタイムを避けることをおすすめします。

予約を取ったり、申し込みをしたりするのもＮＧです。

またプライベートでは、大きな買い物もおすすめしません。

ボイドタイムでの買い物は、無駄なものを買ってしまったり、後で後悔する買い物になりがちです。

また契約もこの時間帯は、避けるようにしましょう。

旅行の出発時間もボイドタイムと重なっていると、トラブルが多いたびになりやすいのでなるべく避けるようにしましょう。

ボイドタイムの過ごし方

ボイドタイムに適した過ごし方としては……

• 自分の内と向き合う時間を持つ
• リラックスできることをする
• 家族や友人とのんびり過ごす

ボイドタイムは、自分の内側と向き合うのに非常に適した時間です。

一人静かに何もしない時間を過ごしたり、瞑想をしたりするのもよいでしょう。

また自分がこれから何をしたいのか、どうなりたいのかについて、じっくり考えるのにも適した時間です。

ただし、決断や具体的なプランニングなどは避けるようにしましょう。

そのほか、家族やパートナーなどとともに、リラックスした時間を過ごすのもよいでしょう。

 

２．よくある勘違い！ 新月＆満月の願い事とボイドタイム

新月にお願いごとをすると叶いやすい、満月に向かって財布を振るとお金が貯まりやすいなど、月のパワーを用いて願望を達成させる方法が広まっていますが、この時に非常に気をつけていただきたいのが、ボイドタイムです。

冒頭でも述べましたが、ボイドタイムは月を経由して地球にやってくる惑星からのエネルギーが遮断される時間のため、月のパワーを最大限に受けにくくなります。

そのため、新月も満月の時も、これらの時間帯は出来る限り避けるようにしましょう。

例えば、新月になったタイミングがボイドタイムなら、それが明ける一番早い時間に願い事をするのがベストです。

新月や満月も48時間以内だと、大きな月のパワーを受けることができるので、ボイドタイムではない48時間以内に願掛けを行うようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ボイドタイムは、大きな物事の決断や決定は避け、リラックスして過ごすと良いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ただし、必要以上にボイドタイムを気にして行動ができなくなったり、すべてをストップしていると、それがストレスにもなりかねません。

新月・満月の力を最大限に活用するための一つの目安としてボイドタイムについても理解していただくことが大切だと思います。

人生を左右するような大きな決断（進学や留学、結婚や離婚、家の購入など）をする際にはボイドタイムを避け、逆にボイドタイムでじっくりと熟考する、といったように、上手に使いこなしてみてくださいね。