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倍音に秘められた10のパワー-コミュニケーション力を高める技

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「倍音」の響きには、神秘的な魅力を感じますよね?

音には「音量の大小」「音程の高低」「音色」という三要素があります。
この「音色」をつくり出しているのが倍音。

基本となる音を「基音」といい、その上にいろいろな倍音が重なることによって、さまざまな音色をつくり出しているのです。

倍音は、人間にいろいろな影響を与えるといわれています。
中には「気」や「チャクラ」に関連するスピリチュアルなものもありますが、もっと身近で現実的な影響を及ぼしているものがあります。

それが「声」なのです。
自分の意思を伝える声は、「言葉」と「声質」で構成されており、同じ言葉でも声質によって相手に与える印象がまったく変わってしまいます。

ここでは、声というもっとも身近な音で、倍音のパワーを使う方法の解説をします。
倍音のパワーを操ることができれば、コミュニケーション力が飛躍的にアップすることでしょう。

目次

1. 2種類の倍音を使い分ける達人を目指せ!
1-1. 音は耳で感じる振動が空気の振動
1-2. 音色を決めるのは倍音
1-3. 美しい響きの「整数次倍音」
1-4. かすれた響きの「非整数次倍音」
1-5. 声の印象も2種類の倍音で決まる
1-6. 日本語は倍音を加えやすい言語
1-7. 2つの倍音の発声方法

2. 倍音に秘められた10のパワー
① プレゼンテーションを成功させる技
② 大勢の前で落ち着いて話す技
③ 謝罪と感謝の気持ちを表す技
④ 自分を印象づける技
⑤ 相手をやさしくなぐさめる技
⑥ 相手を説得する技
⑦ 相手を褒めて喜ばす技
⑧ 相手に心を開かせる技
⑨ 相手の要求を断る技
⑩ 異性の心をつかむ技

まとめ

1. 2種類の倍音を使い分ける達人を目指せ!

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倍音は大きく2種類に分類されます。
倍音のパワーを駆使するためには、この2つの倍音を使い分けることができなければいけません。

まずは倍音とはどのような音かということにはじまり、聴く人に与える影響や倍音の出し方を解説しましょう。

1-1. 音は耳で感じる振動が空気の振動

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「音」とは、物質が振動してその振動が空気に伝わり、耳の内部にある鼓膜を振動させることによって認識する「空気の振動」です。

1秒間に何回振動するかを表した数値が、音の高低を表す「Hz(ヘルツ)」。
10代の人間では通常、低い音は20Hz程度、高い音は20kHz(キロヘルツ)=2万Hzくらいまで聴きとることができ、とくに高音を聴きとる限界は年齢とともに低下し、50歳以上では10kHz程度まで落ちる人もいます。

人間の五感とは、「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」のことですが、聴覚で音を感じとるとその刺激が脳に伝えられて、「音量」「音程」「音色」という音の三要素を認識します。

そして、「明るい音」「暗い音」「荘厳な音」「親近感のある音」などといった印象をもつのですが、ここでカギとなるのが倍音なのです。

1-2. 音色を決めるのは倍音

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自然界に存在する音は、ほぼすべて倍音を含んでいます。
基本となる音を「基音」と呼び、倍音が基音より高い周波数で複雑に重なって音色をつくり出します。
ちなみに基音だけの音は、電気的に生成する電子音で聴くことができます。

管楽器や弦楽器は、たくさんの種類があって、みなそれぞれに音色が違いますよね。
それは、一本の弦や振動する管部分の長さで基音が決まり、その基音に楽器ごとの構造やバルブなどでできる倍音を重ねているからです。

倍音には、「整数次倍音」と「非整数次倍音」という2種類が存在します。
整数次倍音とは、基音の周波数の倍、3倍、4倍、5倍~というように整数倍の周波数の音を指し、非整数次倍音とは基音より高い不規則な周波数の音を指します。

「倍音」という言葉でわかるように、かつては整数次倍音だけを倍音と呼んでいましたが、現在では、それ以外の音色をつくる要素である音も非整数次倍音と呼ぶようになりました。

1-3. 美しい響きの「整数次倍音」

整数次倍音は、基音の倍の周波数を「第2倍音」、3倍を「第3倍音」、4倍を「第4倍音」というよう呼び、順に並べたものを「倍音列」といいます。

基音の周波数は「ユニゾン」、第2倍音は1オクターブ、第3倍音は1オクターブと完全5度(ドにたいしてソの音)、第4倍音は2オクターブの音程になり、倍数が高次になるほど音程の間隔がせまくなって、第16倍音が4オクターブの音程になります。

ギターやピアノなど、弦の振動で音を出す楽器は、1本の弦が振動すると、その半分の長さの振動によって第2倍音が、3分の1の長さの振動で第3倍音、4分の1の長さの振動で第4倍音というように整数次倍音が同時に起こります。

ギターを弾く人にとっては「ハーモニクス」という奏法がよく知られていますが、これは英語で倍音を意味します。

整数次倍音が多い音は、美しい響きで、抜けのよい通る音となるのが特徴。
西洋楽器には整数次倍音を強く出すものが多く、合唱のブルガリアボイスでは、高次の整数次倍音を発生して、本来は聴こえるはずのない倍音が聴こえる「天使の声」という現象が有名です。

「声明(しょうみょう)」は僧侶が経典を唱える声楽ですが、大勢で声を出して、その音の集合体の中に身を置く「倍音声明」という瞑想法は、やはり整数次倍音を起こすものです。

1-4. かすれた響きの「非整数次倍音」

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自然界の存在する音は、弦楽器や管楽器などのように基音がはっきりしていて、整数次倍音がきれいに重なるものは、あまり多くありません。

弦楽器や管楽器にしても、弦が何かに触れて不規則な振動が出たり、増幅共鳴させるためのボディや管部分で不規則な振動が発生して整数倍ではない音が発生します。

これが非整数次倍音の正体。
非整数次倍音を多く出す楽器は打楽器全般のほか、東洋に多く、もっとも有名なのがインドのシタールです。
日本の三味線や琵琶も、弦が下駒に接触して生まれる非整数次倍音を出します。

非整数次倍音が強い音は、かすれた響きで、金属的な音やノイズ的になるのが特徴です。

1-5. 声の印象も2種類の倍音で決まる

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人間の声も、整数次倍音と非整数倍音が音色(声質)をつくり出しています。

整数次倍音が多い声は、硬くハリがある印象を与え、カリスマ性を発揮します。
芸能人では黒柳徹子さんやタモリさん、歌手では郷ひろみさんやB?sの稲葉浩志さん、浜崎あゆみさんらが典型的な声質です。

一方の非整数次倍音が多い声は、ソフトでやさしい印象を与え、親しみやすさを感じさせます。
芸能人ではビートたけしさんや明石家さんまさん、歌手では森進一さんや八代亜紀さん、宇多田ヒカルさんらが典型的な声質で、ハスキーボイスやウィスパーボイスといった声質が当てはまります。

一流芸能人や大物政治家には、整数次倍音と非整数次倍音を絶妙に使い分けて、カリスマ性と親しみやすさを発揮した人も少なくありません。
美空ひばりさんや都はるみさんは、1曲の歌の中で2つの倍音を使い分けましたし、倖田來未さんは、歌は整数次倍音、トークは非整数次倍音という2つの声質を使い分けています。

政治家でこれをもっともうまくやったのが田中角栄元総理大臣だといわれます。
演説では整数次倍音の強い声でカリスマ性を発揮し、インタビューなどでは非整数次倍音の強い声で庶民的な親しみやすさを漂わせたのです。

1-6. 日本語は倍音を加えやすい言語

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日本語は、メッセージを強調するときに音量や音程を変えるのではなく、音色(声質)を変えるという特徴があります。

重要な言葉を強調して発音するときには、無意識のうちに非整数次倍音を強くして音を濁らせたり、かすませたりしています。
同じ言葉でも、大人に話しかけるのと子どもに話しかけるのでは、子どもに話しかけるときのほうが非整数次倍音を多くしてやさしい印象にしていませんか?

これは日本語が母音優先の言語であるためといわれます。
うれしい「あー」と、悲しい「あー」を使い分けることは、日本人であれば誰もが普通にやっていることですね。
日本語は倍音を加えて、印象をコントロールしやすい言語なのです。

これを意識的に行って、コミュニケーション力を高めようというのが、この記事の主旨です。

1-7. 2つの倍音の発声方法

一般的な倍音の発声方法を紹介しておきましょう。

整数次倍音を強く出したいときは、アゴを引き、口やノドを大きく開けないようにして話します。
非整数次倍音を強く出したいときは、肺からノドにたくさんの空気を送り込んで声をかすれさせる要領です。

個人のもっている声質はみな違いますから、スマートフォンのICレーダーなどに録音して聴きながら、自分に合った発声方法をみつけてください。

倍音のパワーを使い分けるときには、ひとつの鉄則があります。
それは、言葉の内容と声質を同方向に向けないということ。

たとえば、ビートたけしさんは毒舌ですけども、非整数次倍音の強い声質が親しみやすさをかもし出しているからバランスが取れているのです。
タモリさんは逆に、整数次倍音の強いカリスマ性のある声で、発する言葉が親しみを感じさせるところが人気の秘訣となったわけです。

言葉と声質のバランスを常に意識するのが、大事なポイントです。

2. 倍音に秘められた10のパワー

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ここまで解説してきた2つの倍音のパワーを使い分けて、コミュニケーション力を高める10のシーンを紹介しましょう。

① プレゼンテーションを成功させる技

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会議や営業の業務において、企画をプレゼンする際には、整数次倍音を意識します。
企画のウリや押しの強いセリフを口にするときには、親近感よりも自信に満ちた頼もしさを前面に出す必要があります。

アップルの創始者であるスティーブ・ジョブズは、プレゼンテーションの達人として知られていましたが、その秘訣が整数次倍音の強い、よく通る声だったのです。
整数次倍音の強い声は、カリスマ性を漂わせるだけでなく、長い時間聴いていると心地よくなり、恍惚感に近い感覚を起こすといいます。

宗教家には、整数次倍音の強い声のもち主が多く、「この人のいっていることは信じられる」と大衆に思わせて、神々しささえ感じさせるのです。
アップル信者は、ジョブズの声に強い自信や神々しさを感じたわけです。

② 大勢の前で落ち着いて話す技

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大勢の前で話すときに緊張を鎮めたい場合は、やはり整数次倍音を意識しましょう。
情緒に親近感を訴える非整数次倍音は、感情が表れやすいという性質があり、逆に整数次倍音の強い声には感情の揺れが表れにくいという性質があります。

緊張しているのに非整数次倍音の強い声で話すと、聴いている人に緊張感が伝わってその場の空気が硬くなり、それがさらなる緊張をよぶという悪循環にはまります。

整数次倍音を意識して話せば感情の細かいニュアンスを消すことができますから、聞き手に緊張が伝わらず、場の空気が硬くなることを防げるのです。

③ 謝罪と感謝の気持ちを表す技

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感謝の気持ちを伝えるときや、謝罪をするときには、非整数次倍音を意識して声をかすれさせると効果的です。

日本人は、非整数次倍音を聴くと親近感を覚えると同時に、「重要なことだ」と感じる傾向があります。
これは、メッセージを強調したいときに非整数次倍音を使う日本語の特性による習性。

ですから、一途な思いを相手に伝えたいときには、非整数次倍音のパワーを使うべきなのです。

④ 自分を印象づける技

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初対面の相手に自分のことを印象づけたいときは、自分の声質を強調します。

整数次倍音が強い声質の人、非整数次倍音が強い声質の人、倍音が少ない声質の人、それぞれ本来の声質を強調して話すようにするのです。

自分の声質を判断する簡単な方法を紹介しましょう。
アゴを引いて「イーーーー」と長く発音すると、倍音の含まれ方がわかります。

整数次倍音を多く含んでいる場合は「イ゛ーーーー」と音が濃いイメージ、非整数次倍音を多く含んでいる場合は「イ?ーーーー」と空気が漏れるとうなイメージになり、どちらの倍音も少ない場合には透き通ったイメージの音になります。

⑤ 相手をやさしくなぐさめる技

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誰かをなぐさめるときには、非整数次倍音ですね。

友人が落ち込んでいるときに、ハリのある声で「大丈夫?」といっても、まったく心配している感じがしないでしょう。

こいうときはやはり、親しみやすい非整数次倍音で、やさしい言葉をかけるべきです。

よく、上司と部下の関係で、落ち込んでいる部下に対して、上司が上から目線でなぐさめようとして失敗するケースがあります。
非整数次倍音の強い声の特徴として、一歩間違うとわざとらしい感じを与えてしまうということがあります。

このへんのさじ加減は、人生経験がものをいうところですが、本当に心配している気持ちがあったら、日本人は自然にふるまえる人が多いでしょう。

⑥ 相手を説得する技

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議論で相手に納得してもらいたいときには、整数次倍音で論理を確立してから、非整数次倍音へと切り替えて感情に訴えかけます。

自分の意見の正しさを主張したり、相手の意見に反論したりするときは、自信や信頼性を感じさせる整数次倍音が適しています。
この段階で非整数次倍音の声になってしまうと、押しが弱くなり、自信がなさそうに聞こえてしまいます。

ですから整数次倍音の強い通る声で論理を主張してから、相手の心に訴えたい議論の終盤には非整数次倍音の声に切り替えるのです。

押しの強い主張ばかりでは、「あの人のいっていることは正しいけど、どうも好きになれない」という拒否反応を誘ってしまいがち。
最終的には、相手の心を動かして「イエス」を引き出すことが重要なのです。

⑦ 相手を褒めて喜ばす技

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誰かを褒めて喜ばせたいときも、倍音のパワーを使い分けます。
1対1で直接相手を褒めるときには、親近感を意識して非整数次倍音、人前で褒めるときや本人がいない場で褒めるときは、自信や強さを感じさせる整数次倍音を意識するのです。

私的に褒めるか公的に褒めるかといった違いが、使い分けられるようになると、褒められた人は「この人に褒められてうれしい」と感じることでしょう。

⑧ 相手に心を開かせる技

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初対面の相手と仲良くなりたいときや、相手の本音を聞き出したいというときは、非整数次倍音のパワーで相手の心に訴えかけます。

こういった場面で整数次倍音の強い声は、相手に警戒感を抱かせてしまいがち。
非整数次倍音には、敵意がないことを伝えるパワーもありますから効果的に使いましょう。

相手に親しみを感じていることが、それとなく伝わるようにするのがポイント。
とくに初対面の相手に対しては、最初から非整数次倍音を強調しすぎると、わざとらしく思われてしまいます。

挨拶が済むくらいまでは自分の普通の声で会話し、それから徐々に非整数次倍音を強めて、次第に距離を詰めていくことができれば完璧でしょう。

⑨ 相手の要求を断る技

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友人からの借金の申し入れを断りたいとき、仕事で強引な営業を断りたいときなどは、整数次倍音を意識して堂々と断りましょう。

整数次倍音を意識すれば、自分の感情を表に出さずに済むので、本心でどう思っていても相手には見せないまま断ることができます。

⑩ 異性の心をつかむ技

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ここまでの解説でもう理解されていることでしょうが、気になる異性の心をつかみたいときには、非整数次倍音を意識した声で決まりです。

非整数次倍音には、親密さを感じさせる、重要さを感じさせるというパワーがあるのですから、わざとらしくならないことだけを注意して、切実な気持ちを伝えましょう。

まとめ

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倍音のもつパワーは、大きく分けて、カリスマ性、自信、頼もしさを感じさせる整数次倍音と、親近感、重要性、情緒性を感じさせる非整数次倍音を使い分けることで発揮されます。

この感覚を養う方法としておススメなのは、記事中であげた、それぞれの倍音の強い声のもち主のモノマネ。
話し方ではなくて、声質を真似てみるのです。

倍音のパワーを意識しながらテレビを観てみると、「なるほど!」と思う声のもち主がみつかるはずです。
倍音を使い分けている達人は、コミュニケーション力が高いことを実感するでしょう。

 

【参考資料】
・『あの人の声は、なぜ伝わるのか 相手の心に届く 揺さぶる 「倍音」コミュニケーション術』 中村明一 幻冬舎エデュケーション 2013年
・『声で奇跡を呼び込む“倍音”パワー活用法』 山岡尚樹 シンコーミュージック・エンタテイメント 2012年

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