強い順別｜パワーストーンを浄化する方法

願い事を叶えるためや開運のためにパワーストーンを購入したことがある人やパワーストーンのブレスレットを身につけていた人の中には、あまり効果が感じられずいつの間にかパワーストーンとは疎遠になってしまっているという人もいるのではないでしょうか。

パワーストーンは天然の鉱物ですが、お手入れせずに使い続けるとパワーが弱まってしまうものです。

パワーストーンは定期的に浄化することでエネルギーをチャージすることができますから、面倒がらずに浄化してあげましょう。

お店で手に取って「これにしよう」と決めたときから、あなたとそのパワーストーンはつながっています。ご縁があるから引き寄せたのです。

普段身につけたり部屋に置いたりしているパワーストーンを浄化することで、その石とつながっている自分のエネルギーレベルも上がっていくはずですよ。

また、パワーストーンを購入したりもらったりしたときには新品でも必ず浄化してから使い始めましょう。浄化とともに自分の願いをプログラミングすることで、よりパワーストーンの願いをかなえる力が強まります。

目次

1. パワーストーンを浄化する方法
　　1-1. 自然塩による浄化
　　1-2. 流水による浄化
　　1-3. 燻煙による浄化
　　1-4. 水晶クラスターなどによる浄化
　　1-5. 日光、月光浴による浄化
　　1-6. 土中埋没による浄化
　　1-7. 共鳴音による浄化
　　1-8. ヒーリングアートによる浄化
　　1-9. 植物による浄化
2. パワーストーンの浄化について
　　2-1. クリアリングとパワーチャージ
　　2-2. どんなときに浄化すると良い？
　　2-3. 浄化したあとはプログラミングを
　　2-4. パワーストーンに寿命はある？
3. 浄化に注意が必要なパワーストーン
　　3-1. 水に弱いパワーストーン
　　3-2. 日光を避けたほうが良いパワーストーン
　　3-3. 塩分に弱いパワーストーン
4. パワーストーンが浄化してくれるもの
　　4-1. 生活空間の浄化
　　4-2. 人間関係の浄化
　　4-3. 心の浄化
　　4-4. 外的エネルギーの浄化
5. まとめ：浄化することで願いを叶えましょう

1.　パワーストーンを浄化する方法

パワーストーンの浄化方法には、大きく分けて2種類あると覚えておいてください。

ひとつは、パワーストーンの気のお掃除となる「ゼロ浄化」です。
パワーストーンに付いてしまった厄や邪気といったマイナスエネルギーを取り除くことで「クリアリング」とも呼ばれます。

もうひとつは、良いエネルギーをチャージする「チャージ浄化」です。
疲れてしまったパワーストーンのマイナスエネルギーを取り除いたら、良いエネルギーを入れてあげる必要があります。

これからご紹介するパワーストーンの浄化方法は、ゼロ浄化の力が強いものから順になっていて、「1-5.　日光、月光浴による浄化」は「ゼロ浄化」のクリアリングの力も「チャージ浄化」の力もあり、そこから先は「チャージ浄化」を弱い順からとなっています。

注意しなくてはいけないのは、パワーストーンの中には水や塩分、直射日光に弱いものもあるということです。変色したり、欠けやすくなってしまったりすることもありますので、３章で確認してからそれぞれのパワーストーンに合った「ゼロ浄化」「チャージ浄化」を選んでくださいね。

1-1.　自然塩による浄化

パワーストーンを自然塩で浄化するには、小皿などに自然塩をとってパワーストーンを埋めこみます。

5分～10分で取り出します。

塩は強力な浄化作用を持っているのでこれだけでパワーストーンの邪気や厄を落とすことができ、マイナスのエネルギーは完全に除去できているのですが、エネルギーはチャージされていない状態になっています。

自然塩で浄化したら、水洗いしてから月光や太陽光に当てるなどしてエネルギーをチャージすれば完璧です。

塩分に弱いパワーストーンには向きません。3章を参考にしてくださいね。

1-2.　流水による浄化

流水でパワーストーンを浄化するには、お茶碗くらいの入れ物にパワーストーンを入れて5分から10分ほど水にさらします。

水道水で大丈夫ですし、水はさらさらと流れていればいいのでたくさんの水を出しっぱなしにする必要はありません。

浄化が済んだら水分をふき取っておきましょう。

水道水でも浄化できますが、自然の流水であればより浄化の力があります。
さっとくぐらせるだけでも浄化はできますので、森林浴や登山で川のせせらぎがある場所へ出かけるときは、普段お世話になっているパワーストーンを持っていくと良いですね。

1-3.　燻煙による浄化

ホワイトセージやお香の煙をつかってパワーストーンを浄化することができます。

ホワイトセージは料理に使うハーブのセージ（学名サルビア・オフィシナリス）とは違います。

浄化に使うホワイトセージ（学名サルビア・アピアナ）は、常緑低木です。茎や葉など全体に細かな毛が生えていて白っぽく見えることからホワイトセージと呼ばれています。

アメリカのカリフォルニア州南西部に分布していたため、ネイティブアメリカンの生活に利用される機会が多く、宗教儀式などで空間を浄化する際に使われてきました。

このホワイトセージを乾燥させたものに火をつけたときに出る煙やお香の煙にパワーストーンをくぐらせます。

パワーストーンを浄化しながら、その煙はお部屋の空間も浄化しますから一石二鳥といえる浄化方法です。

1-4.　水晶クラスターなどによる浄化

パワーストーンを、浄化の力を持つパワーストーンで浄化する方法があります。

浄化の方法は水晶クラスターの上に浄化したいパワーストーンを乗せるだけ。水晶クラスターが小さければ、一部が乗っているだけでも効果はあります。

浄化のために乗せておく時間は長くても大丈夫なので、水晶クラスターをパワーストーン置き場にするのも良いでしょう。ただし、水晶クラスター自体にホコリがたまって汚れていては効果が弱まるので、水晶クラスター自体も流水で定期的に浄化しましょう。

水晶クラスター以外にも、パワーストーンをアメジスト（紫水晶）ドームの中に入れても浄化できます。また、ドーム状になっていない紫水晶のクラスターや、黄水晶、黒水晶のクラスターにもほかのパワーストーンを浄化する力があります。

水晶クラスターは高価なので手が出ないという人は、水晶の「さざれ石」を用いると良いでしょう。

1-5.　日光、月光浴による浄化

日光によるパワーストーンの浄化は、午前中、できれば早朝の日光がパワーストーンに当たるようにして置きます。ガラス越しの室内でも効果はあります。時間は10分～1時間程度で充分です。

日光によるパワーストーンの浄化は、「ゼロ浄化」のクリアリングをしながら「チャージ浄化」もできるのがメリットです。

日光に弱いパワーストーンには向きませんので、3章を参考にしてください。

月の光によるパワーストーンの浄化の方法は、日光と同様に月光が当たるように置いて10分～1時間程度浄化します。

アクアマリン、アジュライトなどどちらかというと陰性の石や、ムーンストーンやモルダバイトなど月や宇宙に関係するパワーストーンに向いています。

1-6.　土中埋没による浄化

パワーストーンを土に埋めることで浄化する方法もあります。

じめじめした暗い場所、なんとなく嫌な気を感じる場所ではなく、静かで明るい場所を選んでパワーストーンを埋めます。

24時間程度で取り出し、水洗いします。

自宅にパワーストーンを埋められる場所がない人も、土をつかった浄化ができます。山や森など自然の場所から土を少しもらってきます。手のひらに乗るくらいの量で充分です。

清潔な容器（お皿など）にその土を平らに入れ、その上にパワーストーンを置きます。24時間程度で浄化とパワーチャージが完了します。

1-7.　共鳴音による浄化

パワーストーンは共鳴音によって浄化することもできます。

浄化したいパワーストーンを並べたら、おりん、シンギングボウル、クリスタルボウル、音叉などを鳴らします。このとき、静かな心でパワーストーンに話しかけるようにするとより効果があります。

あらゆる物質は振動していますから、音による浄化はクリアリング効果とパワーチャージ効果の両方の効果を得ることができます。

また、良い音楽もパワーストーンの浄化と同時に空間の浄化になります。

1-8.　ヒーリングアートによる浄化

ヒーリングアートの上や前にパワーストーンを置くことでも、パワーストーンの浄化ができます。

ヒーリングアートとは、曼荼羅や宇宙にまつわる絵のほか抽象的なものなど様々ですが、強いエネルギーを発しているアート作品です。パワーストーンを販売しているお店にもあることが多いので、自分が気に入ったものを選びましょう。

1-9. 　植物による浄化

土中埋没による浄化と似ているのが、植物による浄化です。

パワーストーンを植物の根元に置いておくことで浄化します。時間は一晩程度で充分ですが、毎日でもかまいません。

自宅に観葉植物など土のある植物があるなら、その土の上にパワーストーンを置きます。その場所をパワーストーン置き場にするのも良いでしょう。

自然の中にある大きな植物には強いパワーがありますから、山や森、公園にある大木の根元にパワーストーンを置いてエネルギーチャージするのも良いですね。この場合は10分程度で充分効果はありますよ。

1-10.　言葉、信念による浄化

言葉や信念によるパワーストーンの浄化は、浄化の中でも最も「チャージ浄化」が強いものになります。

購入したりもらったりして自分のもとへ来たパワーストーンは、まずは「天然塩」や「水にさらす」などで「ゼロ浄化」のクリアリングをしましょう。

それから、自分がそのパワーストーンにどのようなことを期待しているかを伝えていく「プログラミング」を行います。パワーストーンは持ち主の「サポート」をしてくれる存在なので、本人の強い願いを刻み付けることが必要なのです。

プログラミングの詳しい方法は2章でご紹介していきます。

2.　パワーストーンの浄化について

2-1.　クリアリングとパワーチャージ

１章のはじめに説明したように、パワーストーンの浄化には「ゼロ浄化」と言われるクリアリングと、「チャージ浄化」というパワーチャージがあります。

例えば、天然塩をつかった浄化では、塩が強い浄化の力を持つため短時間でパワーストーンの厄や邪気といったマイナスエネルギーを浄化することができますが、そのままの状態ではパワーストーンがエネルギー不足となっています。

そのため天然塩をつかった浄化の後には、エネルギーをチャージできるような太陽光による浄化や土による浄化、共鳴音などによる浄化が必要となります。

太陽光や月光による浄化や土による浄化は「ゼロ浄化」のクリアリングの力と「チャージ浄化」のパワーチャージする力の両方がありますので、一度でパワーストーンの浄化が完了します。

2-2.　どんなときに浄化すると良い？

パワーストーンの浄化はこんなときにおこないましょう。

自分が身につけているパワーストーンの場合、起こった出来事によってパワーストーンのエネルギー消耗が違います。

仕事が忙しかった、対人関係がこじれていたなど自分にとって大変なことがあった時にはパワーストーンも持ち主を守ろうとしますからエネルギーが消耗しています。

ちょっと大変な時期だったな、と感じたらパワーストーンも浄化してエネルギーチャージしてあげましょう。

2-3.　浄化したあとはプログラミングを

買ってきた、もらったなどのパワーストーンは、塩による浄化などクリアリングが強い方法で一度浄化してから、プログラミングをします。

お店に置いてあった、もしくはネット通販で買ったパワーストーンは持ち主の元へ来る前にたくさんの人の手に触れています。それぞれの人の感情やまわりの環境からの影響を受けていますから、新しそうに見えても浄化は必要です。

１章でご紹介している塩の浄化なら時間もかかりませんのでおすすめです。ただし、塩分に弱いパワーストーンは避けたほうが良いので３章を参考にしてください。

それまでに付いてしまったマイナスエネルギーをきれいに浄化したら、こんどは自分のオリジナルパワーストーンにするためのプログラミングをおこないます。

静かで落ち着ける環境で、クリアリングの済んだパワーストーンを前にして座ります。そのパワーストーンに自分の託す思いを静かに伝えましょう。

このとき、パワーストーンの方向性に合っていることが前提です。例えば、恋愛の願いを金運のパワーストーンに託しても難しいからです。

このときに自分の願いをイメージするような写真やイラストがあればパワーストーンの下に敷いておくとより効果がアップします。

例えば、素敵なカップルがソファに並んでリラックスしている様子の写真にピンと来て「こんなふうに落ち着いた恋愛がしたい」と感じたなら、ローズクォーツなどの恋愛系のパワーストーンをその写真の上に置いてプログラミングします。

このとき、願いや目標をイメージさせる音楽をかけておくのもおすすめですよ。

2-4.　パワーストーンに寿命はある？

基本的には、パワーストーンには寿命はないと考えてかまいません。

ただし、アクセサリーとして身につけるためのパワーストーンが欠けてしまったり割れてしまったりした場合には、身につけるたびにそのことが気になると思います。気にすることがマイナスエネルギーを呼び込んでしまうので、しまっておくか土に埋めて自然に還すようにしてお別れしましょう。

一時期は身につけていると安心したのに、なぜだかもう必要ないと感じる場合にはパワーストーン自体の寿命というよりあなたにとってそのパワーストーンがもうお役目を終えたということかもしれません。

保管場所があるなら保管しておいて、後にクリアリングしてからまたプログラミングすることもできますし、誰かに譲るのも良いでしょう。その際はゼロ浄化のクリアリングとプログラミングの方法を教えてあげましょう。

保管しておけない、またはもう充分なのでお別れしたいという場合はやはり土に埋めてあげましょう。

3.　浄化に注意が必要なパワーストーン

浄化するときにつかう塩や水、太陽光の紫外線が苦手というパワーストーンもあります。

ここには代表的なものを挙げていますが、不安に感じるようであれば「月光による浄化」「土による浄化」「音による浄化」「植物による浄化」などパワーストーンにダメージを与えにくい浄化方法を選ぶと良いですよ。

3-1.　水に弱いパワーストーン

浄化する際に水を使わないほうが良い代表的なパワーストーンです。

3-2.　日光を避けたほうが良いパワーストーン

日光を避けたほうが良い代表的なパワーストーンです。

日光を避けたほうが良いと言っても、アクセサリーとして身につければ紫外線にはさらされてしまいますよね。人間も日に焼けるけれど回復するのと同様、外出時に少々日に当たる程度ならあまり問題はありません。

ただし、海水浴など直射日光の強い場所には日光を避けたほうが良いものだけではなく、どのパワーストーンも身につけて行かないようにしましょう。また、保管するときに直射日光が当たりっぱなしにならないように気を付けてくださいね。

3-3.　塩分に弱いパワーストーン

塩分に弱く塩分を避けたほうが良い代表的なパワーストーンです。

4.　パワーストーンが浄化してくれるもの

4-1.　生活空間の浄化

パワーストーンは生活空間を浄化してくれます。

部屋の中などの空間をパワーストーンで浄化したいなら、アクセサリーのような形状のものよりも、より自然に近いもので大きめのもののほうが、より効果があります。

「1-4.　水晶クラスターなどによる浄化」でパワーストーンの浄化に使えるとご紹介した水晶クラスターやアメジストドームなどは強いパワーを持っていますから、室内の浄化にもなります。

毎日アクセサリーとしてパワーストーンを身につけている人なら、はずしたアクセサリー置き場として水晶クラスターやアメジストドームを部屋に置いておくのも良いかもしれませんね。

水晶クラスターやアメジストドームそのものも、ほこりをかぶらないように定期的に流水で浄化しましょう。

4-2.　人間関係の浄化

パワーストーンは持ち主の身の回りの人間関係を浄化してくれます。

4-3.　心の浄化

パワーストーンは、目には見えませんが私たちの心の浄化をしてくれます。

アベンチュリンや翡翠は心を静めておおらかな心を引き出すことを手伝いますし、アクアマリンやシトリンクオーツはエネルギーを循環させてストレスを解消してくれます。

また、アクアマリンとアンバーの組み合わせはエネルギーのデトックスをしてくれるので心の中の不要なものがスッキリと排出されるような爽快感をもたらしてくれるでしょう。

感情が高ぶりやすい、怒りっぽい人はアイオライトやアメジストを身につけて心を落ち着かせるサポートを得ると良いですよ。

4-4.　外的エネルギーの浄化

パワーストーンは、持ち主である私たちの外的エネルギーを浄化してくれます。

人の思念、想念

人から向けられた思念や想念は私たちに影響を与えます。パワーストーンはその悪影響を最小限にするために、思念や想念を浄化してくれます。

環境エネルギー

土地の陰性や陽性などや汚染物質などが私たちに与える影響を少なくするために、パワーストーンは環境エネルギーを浄化してくれます。

地縛霊など

その土地についている悪霊や悪い想念などをパワーストーンは浄化してくれます。中国風水では、家を建てる場所を浄化するために水晶のさざれ石やアメジストのさざれ石を土地に撒いて浄化しています。

5.　まとめ：浄化することで願いを叶えましょう

私たちが望みや目標に向かう行動をサポートしてくれるパワーストーンの浄化方法と、パワーストーンが私たちのために浄化してくれている働きについてご紹介してきました。

アクセサリーや置物として見た目にも美しく、良い気分にさせてもらえるパワーストーンですから適切な浄化をおこなってその力を存分に発揮してもらいたいものですね。

パワーストーンを浄化できる「自然塩」だけでなく、「お香」「ホワイトセージ」「観葉植物」「水晶クラスター」や「アメジストドーム」などは生活空間の浄化もおこなってくれますから一石二鳥です。

たとえこれらのことすべてが「おまじない」「お守り」だとしても、それを目にするたびに良い気分になったり夢や目標を思い出したりして前向きになれることは確かです。そして、それは潜在意識に働きかけ、願望達成のために役立っていると考えられます。

どちらかというと女性のほうがこうした「おまじない」のようなものを取り入れることに抵抗がないようですが、パワーストーンに関して言えばアクセサリーとして充分通用する美しさを兼ね備えているところも女性にとっては大きな魅力といえるでしょう。

お気に入りのパワーストーンがいつまでも自分をサポートしてくれるように、定期的な浄化を心がけたいものですね。

【参考書籍】
「医師がすすめるパワーストーン」（堀田忠弘・マキノ出版）
「パワーストーンの教科書」（結城モイラ・新星出版社）
「天然石パワーストーン組み合わせバイブル」（豊原匠志・河出書房新社）
「パワーストーン使いこなし辞典」（パワーストーンカウンセラー協会・主婦の友社）
「パワーストーン・石が伝える地球の真実」（巽好幸・幻冬舎）
「誰も書かなかったパワーストーンブック」（塚田真弘・コスモトゥーワン）