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  2019.10.17



目的別・進化がわかる化粧水最新情報&プチプラおすすめ化粧水7選

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最近は、スキンケアにおける化粧水の位置づけが微妙になってきたと感じませんか?

以前は、スキンケア、基礎化粧品の基本アイテムとして誰もが使っていた化粧水ですが、美容液や薬用ローションなどが増えてくると、なんのために使うアイテムかということがはっきりしなくなったのです。

ヘチマ水が「美人水」と呼ばれて大流行した江戸時代から、化粧水は肌を美しくするとともに肌を整えるスキンケアアイテムとして、女性に使われてきました。

美容科学や美容医学が進歩を始めた1960年代以降は、うるおいの維持や老化防止を目的としていろいろな成分が配合された化粧水が登場し、スキンケアの基本となる位置づけを強めました。

ところが今や美容液が重視されて、スキンケアに化粧水は必要ないという美容専門家もいます。
その一方で、いろいろな目的をうたう化粧水が人気を得ています。

ここでは、現在の化粧水の位置づけや用途を簡単に解説してから、2000円以下で購入できるプチプラ化粧水のおすすめアイテムを紹介します。

目次

1. 進化を続ける化粧水
1-1. 美容液に近づく化粧水
1-2. 化粧水の主な目的
1-2-1. ブースター
1-2-2. 保湿効果
1-2-3. 美白効果
1-2-4. ニキビケア
1-2-5. 収斂効果
1-2-6. ふき取り効果
1-3. 「叩かない」「使いすぎない」

2. プチプラのおすすめ化粧水7選
① ハトムギ化粧水
② 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
③ 日本酒の化粧水 高保湿
④ オードムーゲ 薬用ローション
⑤ 極潤ヒアルロン液
⑥ 薬用 クリアローション M(しっとりタイプ)
⑦ 化粧水 とてもしっとりタイプ

まとめ

1. 進化を続ける化粧水

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かつては、肌のうるおいを守り、肌のコンディションを整えるアイテムとして欠かせなかった化粧水ですが、皮膚科学の進歩によって役割が変わってきました。

皮膚の外から水をつけてもバリア機能があって内部に浸透することはなく、肌のうるおいは、角層のセラミド、天然保湿因子(NMF)などが体内から蒸発する水分をつなぎとめることによって維持されているということが明確になったのです。

そうなると、肌の保湿には保湿成分を角層に浸透させる美容液が必要であり、多少の美容成分が配合されていても、ほとんどが水である化粧水は効果を期待できないということになりました。

ところが今、いろいろなタイプの化粧水が開発されて、新たな位置づけをつくりつつあるのです。

1-1. 美容液に近づく化粧水

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高機能化、多機能化する化粧水と美容液との違いは、とても曖昧な状態になっています。

「ローション」とは、本来、液状の化粧品を意味する言葉ですが、かつては「化粧水=ローション」という使い方が一般的でした。
しかし、乳液(ミルク)やクリームなどとは違う、液状の集中ケアアイテムとして美容液というジャンルができてから、その線引きができなくなってきたのです。

美容液とは、目的に応じた成分が高濃度で配合された、集中ケアするための基礎化粧品。
保湿を目的とする保湿美容液、美白を目的とする美白美容液、エイジングケアを目的とするエイジングケア美容液などがあります。

美容液は液状ということではあっても、テクスチャーは化粧水のようにサラッとしたものから、乳液のようにトロッとしたものまで幅広く、ローションと名の付く美容液も存在します。

一方で化粧水も、美容液のように目的をははっきりとさせたものが多く開発され、多少の油分を含むものもあるので、どこまでが化粧水でどこからが美容液という定義はできないのです。

一般的に、化粧水よりも美容成分が高濃度で配合されているのが美容液。
ですから、化粧水として販売されているものは美容成分の配合量が少なく、美容液ほどの効果は期待できないものと考えましょう。

1-2. 化粧水の主な目的

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目的別に進化を続ける化粧水。
化粧水に期待できる主な目的は次のようなものです。

1-2-1. ブースター

肌表面の角層を柔らかくして、次に使う美容液などの浸透を高める目的です。

1-2-2. 保湿効果

保水物質のセラミドやヒアルロン酸などを配合しますが、保湿美容液ほどの効果は望めません。

1-2-3. 美白効果

美白美容液と同じく、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する成分が配合されており、厚生労働省が定める有効成分を配合する「薬用」「医薬部外品」の化粧水もあります。

1-2-4. ニキビケア

余な油分を与えずやさしく肌を整え、殺菌効果や毛穴の炎症を鎮める効果が期待できる化粧水で、毛穴ケア用のふき取り化粧水もあります。

1-2-5. 収斂効果

収斂(しゅうれん)効果とは、毛穴を引き締める効果で、開いてしまったりたるんでしまったりした毛穴のケアを目的とします。

1-2-6. ふき取り効果

ふき取り化粧水は、クレンジングなどでメイク落としをした後に、肌に残った油分や汚れた角質をふき取るための化粧水です。

1-3. 「叩かない」「使いすぎない」

化粧水には、手でつけるものからコットンに含ませて使うもの、マスクなどにしみ込ませてあるものまでいろいろなタイプがありますが、使うときのポイントは2つ、叩かないことと、使いすぎないことです。

これは化粧水に限らず基礎化粧品全般にいえることです。
近年の主流であるシンプルスキンケアは、「やり過ぎない」「つけすぎない」が基本。

肌に摩擦や叩く刺激を与えることは、わずかラップ1枚ほどの厚さでバリア機能と保湿機能を維持している角層を傷める原因になります。

また、水を主成分とする化粧水を肌の上にたくさんつけても蒸発するだけですから、たっぷり使えばいいというものではありません。
化粧水の使いすぎは、角層が保持している水分や皮脂膜が保持しているわずかな水分まで蒸発させてしまうので、気をつけましょう。

 

2. プチプラのおすすめ化粧水7選

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目的別の集中ケアをする美容液は、やはり高価なものが多くなります。
その点、化粧水はプチプラコスメのラインナップが多いアイテム。

しかし、美容液との線引きが微妙になってきた現在、化粧水でも目的をはっきりさせた高価なものが増えています。

ここでは、アットコスメなどでユーザーから高い評価を受けている化粧水を2000円以下という条件でピックアップしました。
コストパフォーマンスの高いものばかりですが、一定の効果を望むのであれば美容液へのステップアップも考慮してみましょう。

① ハトムギ化粧水

ブランド: ナチュリエ
販売価格: 500ml 702円(税込)

@cosmeベストコスメアワードにおいて、2017年、2018年とベスト化粧水1位を受賞している大人気コスメです。
天然植物成分ハトムギエキスを保湿成分として配合し、角層に水分を与えるので、洗顔後に使うとその後に使用するコスメの角層への浸透を高めるブースターとしても働きます。

フェイスだけでなくボディにも使えるスキンコンディショナーであることも人気の理由。
無香料、無着色、低刺激性、オイルフリー、界面活性剤フリーをうたっています。

② 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ

ブランド: 無印良品
販売価格: 50ml 268円 / 200ml 638円 / 400ml 1101円(税込)

@cosmeベストコスメアワードのべスト化粧水部門で、2014年に1位、2016年と2018年に2位を獲得している人気コスメです。
岩手県釜石の天然水を使用した敏感肌用スキンケアシリーズで、「高保湿タイプ」のほかに「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」が選べます。

乾燥肌や敏感肌の保湿を目的として、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿効果の高いリピジュアR(ポリクオタニウムー51)、ヒアルロン酸を配合、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーをうたっています。

③ 日本酒の化粧水 高保湿

ブランド: 菊正宗
販売価格: 500ml 840円(税込)

セラミド、日本酒1升(1800ml)分と同等量(自社調べ)の遊離アミノ酸、プラセンタエキス、アルブチンを保湿成分として配合した保湿化粧水。

ビタミンやアミノ酸といった美容成分が豊富な菊正宗の純米吟醸酒も配合し、とろみのあるテクスチャーで乾燥肌にもなじみやすいのが特徴、ボディにも使えます。

④ オードムーゲ 薬用ローション

ブランド: オードムーゲ(小林製薬)
販売価格: 160ml 970円 / 500ml 2600円(税込)

「メイク落とし」「洗顔」「ふきとりケア」「保湿ケア」という4ステップで、くり返すニキビや肌荒れをトータルにサポートするオードムーゲシリーズのふき取り化粧水。
メイク落としの「メイク落としジェル」、洗顔を行う「泡洗顔料」、保湿ケアを行う「薬用保湿化粧水」などと併用することによってトータルケアします。

オートムーゲは50年以上も使い続けられているスキンケアアイテムで、2018年にリニューアルされたばかり。
肌荒れやニキビケアには定評があります。

⑤ 極潤ヒアルロン液

ブランド: 肌ラボ(ロート製薬)
販売価格: 170ml(本体)・740円 / 400ml(大容量ポンプ) 1380円(税込)

ヒアルロン酸にこだわって、加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Naという3種のヒアルロン酸を配合した保湿化粧水。

無香料・無着色・オイルフリー・アルコールフリーで弱酸性になっており、老若男女を問わず顔、体、髪の毛にも使えるのが人気の理由です。

⑥ 薬用 クリアローション M(しっとりタイプ)

ブランド: オルビス
販売価格: 180ml 1500円(税込)

1990年の発売以来、ニキビ用スキンケアで定評あるオルビスのクリアシリーズは、「薬用クリアウォッシュ」「薬用クリアローション」「薬用クリアモイスチャー」という3ステップの構成。

甘草エキスがニキビの根本にアプローチ、紫根エキスがバリア機能をアップ、浸透型コラーゲン(コラーゲン・トリペプチド F)やヨクイニンエキスが高い保湿力で乾燥ストレスから肌を守ります。
しっとりタイプの「M」と、さっぱりライプの「L」が選べます。

⑦ 化粧水 とてもしっとりタイプ

ブランド: ちふれ
販売価格: 150ml 460円 / 180ml 560円(税込)

保湿成分としてヒアルロン酸とトレハロースを配合した定番保湿化粧水の「とてもしっとりタイプ」で、肌なじみのよいトロリとした濃厚なテクスチャーが特徴です。

人気の理由は、なんといっても高いコストパフィーマンスと幅広いバリエーション。
この化粧水は、「とてもしっとりタイプ」以外に「しっとりタイプ」「さっぱりタイプ」「ノンアルコールタイプ」が選べて、そのほかにメラニンの生成を抑制する「美白化粧水」、美白成分が2つ配合された「美白化粧水W」、乾燥による小ジワを目立たなくする「濃厚化粧水」などがラインナップされています。

 

まとめ

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ここではプチプラの化粧水というジャンルで、2000円以下のアイテムだけをピックアップして紹介しましたが、3000円、5000円と価格設定を上げると選択肢は変わってきます。

デイリースキンケアに使うアイテムですから、コストパフォーマンスは大事な要素となります。
しかし、スキンケアは5年後10年後に差が出るもの。

肌の代謝が最高の状態にある10代のうちはいいでしょうが、20代以降は少しでも余裕があれば、将来の美肌に投資するつもりで化粧水の設定価格を上げてみる、もしくは美容液の導入を考えてみることもおすすめします。

なお、記事掲載の商品は参考価格となりますので、価格については最新の情報をご確認ください。

 

【参考資料】
@cosme 
・各メーカーサイト

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