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2018.05.22



肌のハリを維持する5つのケア-カギはコラーゲンとセラミド!

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肌のハリがない顔は、不健康に見えたり、老けて見えたりしますから、いつまでもハリを保っていたいと思いますよね?

ハリのある肌とは、弾力があってうるおっている明るい色の美肌を意味します。
肌のハリを維持するためには、弾力とうるおいを失わないケアが必要なのです。

この2つのケアは、エイジング(老化)を防ぐために欠かせないものですが、一度、弾力を失い、うるおいを失ってしまった肌は、そう簡単に回復しません。
それは、老化によって肌の再生力が低下してしまうからです。

老化は誰にでも訪れる自然現象ですから、若い頃の肌のハリをそのまま維持することには限界があります。
しかし、日々のケアによって老化を遅らせることは可能です。

ここでは、肌の弾力やうるおいとはどのようなものかを解説し、老化を防いで肌のハリを維持するケアを紹介します。

目次

1. 肌のハリを生む弾力とうるおい
1-1. 肌の弾力を維持する真皮とは?
1-2. 肌が老化する要因
1-2-1. 紫外線
1-2-2. 酸化と糖化
1-2-3. 炎症
1-2-4. 血行不良
1-3. コラーゲンを生成する線維芽細胞
1-4. 肌のうるおいを保っている表皮の角層
1-4-1. 再生力の低下
1-4-2. 角層バリアの破壊

2. 肌のハリを維持する5つのセルフケア
2-1. 肌の老化を防ぐスキンケア
2-2. うるおいを保つ保湿ケア
2-3. 1年を通しての紫外線対策
2-4. エイジングケア化粧品
2-5. 肌の再生を活性化させる食事

まとめ

1. 肌のハリを生む弾力とうるおい

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「なんだか最近、肌のハリがなくなってきた」と感じるとき、肌では何が起こっているのでしょうか。

ハリのある肌をつくっている「弾力」や「うるおい」は、どのようにして保たれているのでしょうか。

美しいハリを生む肌の基本的な構造や、ハリを失う原因から解説しましょう。

1-1. 肌の弾力を維持する真皮とは?

肌の構造

皮下脂肪や、動脈、静脈といった血管などから成る「皮下組織」の外側には、厚さ1~2ミリ程度の「真皮」と呼ばれる部位があります。
真皮の外側には、厚さ0.2ミリ程度の「表皮」があって、外気と接しています。

真皮は、肌の土台となり、毛細血管が栄養や酸素を肌のすみずみまで届けています。
真皮ではタンパク質の丈夫な繊維であるコラーゲンが網目状のネットワークをつくり、ゴムのような弾力をもつエラスチンという線維が、そのところどころを補強しています。

コラーゲンやエラスチンでつくられたネットワークのすき間を埋め尽くしているのが、ゼリー状の保水物質であるヒアルロン酸です。

真皮は、この線維のネットワークとゼリー状物質によって、肌の弾力を維持しています。

1-2. 肌が老化する要因

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肌のハリや弾力は、加齢によって失われていきます。
肌の老化によって現れる症状には、シミ、シワ、たるみなどがあり、ハリが失われることは、こうした症状の前段階ととらえることができます。

肌が老化する要因を知り、肌のハリを維持するケアをはじめることによって、シワやたるみの進行を遅らせることが可能になるのです。

1-2-1. 紫外線

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肌老化の65%は、紫外線による「光老化」と呼ばれるものです。

通常、人間の皮膚は紫外線を浴びると、肌を守ろうとしてメラニン色素をつくり出します。
役目を終えたメラニン色素は、古くなった角質とともに排泄されます。

ところが、繰り返し紫外線を浴びて、あまりにメラニン色素が増えてしまったり、表皮の再生機能が低下したりすると、メラニンが残ってしまってシミの原因になります。

また、地表に届く紫外線には、エネルギーが強く表皮を赤くヒリヒリさせる「B波(UV-B)」と、エネルギーはさほど強くはないものの、真皮にまで到達してコラーゲンなどを劣化させてしまう「A波(UV-A)」があり、このA波がシワやたるみの原因となります。

さらに紫外線は、細胞のDNAを傷つけてしまい、肌の構造を変性させてしまいます。
一度傷ついたDNAは元に戻らないので、日頃からの紫外線対策が重要なのです。

1-2-2. 酸化と糖化

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活性酸素も、肌を老化させる大きな要因です。
体内で酸素を使ってエネルギーを燃焼させる際、必ず発生するのが活性酸素です。

活性酸素は、強力な酸化作用をもっており、細菌やウイルスなどから体を守る免疫機能になくてはならない物質です。
しかし、増えすぎてしまうと、健全な細胞や遺伝子まで酸化させてしまうので、「悪玉酸素」と呼ばれます。

人間の体には、活性酸素を除去する抗酸化作用が備わっているのですが、大量発生してしまうと間に合わなくなり、肌の細胞や組織を傷つけて老化を進めるのです。

また、肌の酸化が「サビ」であるならば、肌がコゲるのが「糖化」です。
糖化とは、タンパク質と糖が結びついて糖化タンパク質になり、「糖化最終生成物(AGEs)」という物質に変化して、コラーゲンやエラスチンを硬くする現象です。

糖化タンパク質ができる主な原因は、食事で余分な糖質を摂ることにあります。

1-2-3. 炎症

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肌の乾燥や肌荒れが悪化すると、赤くなったりジクジクしたりといった炎症の症状を起こします。
炎症は、白血球が異物を攻撃して肌を守ろうとしている状態です。

肌が炎症を起こすのは、合わない化粧品を使い続けている、洗浄力が強いクレンジング剤を使い続けている、強い顔のマッサージをしている、パッティングなどで肌を叩いているといったケースが多く、気がついたときには炎症が慢性化している場合もあります。

肌の慢性炎症は、活性酸素を大量に発生させるので、常に表皮や真皮を傷つけて、老化を早めてしまうのです。
炎症は、間違ったスキンケアが最大の原因です。

1-2-4. 血行不良

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肌に栄養や酸素を運んでいるのは、血管を流れる血液です。

真皮には、血管の末端である毛細血管が張り巡らされており、栄養や酸素を届けて、老廃物や二酸化炭素を回収しています。

毛細血管の太さは9〜10マイクロメートル(0.009〜0.01ミリ)程度しかなく、老化によって血管が硬くなると、十分な働きができなくなっていきます。
血管も、コラーゲンなどのタンパク質でできているので硬くなるのです。

血行が悪くなると、肌に栄養や酸素が行きわたらなくなるので、表皮の再生機能や、コラーゲンの生成が低下して、肌老化をますます進行させてしまいます。
血行不良は、加齢だけでなく、生活習慣も大きく影響を及ぼします。

1-3. コラーゲンを生成する線維芽細胞

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コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などは、細胞分裂ではなく、真皮にある線維芽細胞と呼ばれる細胞が合成します。

肌のハリを保つのは、この線維芽細胞を活性化させることがポイントとなります。
コラーゲンやエラスチンは、口から摂取しても胃でペプチド(アミノ酸が複数結合したもの)に分解され、小腸でアミノ酸にまで分解されるので、そのまま真皮に届くわけではありません。

小腸で分解されたアミノ酸は、血管によって全身に送り届けられ、その部位に応じたペプチドやタンパク質に合成されるのです。
ペプチドホルモンと呼ばれる多くのホルモンもこうしてつくられますが、適材適所を生みだすこれら設計図は、DNAに刻まれているといわれます。

コラーゲンは、肌に塗っても分子が大きいために肌に浸透することはなく、真皮まで届くことはありません。

ですから、コラーゲンを増やすためには、線維芽細胞の働きを活性化させる以外ないのですが、線維芽細胞は40代後半になるとほぼ活動しなくなってしまい、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、体内でほぼ生成されなくなるのです。

これが、真皮のセルフケアが難しい理由です。

1-4. 肌のうるおいを保っている表皮の角層

肌のうるおいを保ち、美しさを守っている表皮のトラブルも、肌のハリを失う要因になります。

皮膚のもっとも外側にあって、外気と接している表皮には、細菌やウイルスなど外部からの異物侵入をシャットアウトし、体内から蒸発する水分をつなぎ止める役割があります。

1-4-1. 再生力の低下

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表皮のもっとも真皮に近い部分は「基底層」と呼ばれ、ケラチノサイトという細胞が細胞分裂を繰り返して、肌を再生させています。

基底層で分裂した細胞は1つがその場に残って細胞分裂を繰り返し、1つは表皮細胞として、後から分裂した細胞によってだんだん外へと押し出されていき、細胞がゴツゴツした形の「有棘層」から、押し出される圧力で扁平な形になった「顆粒層」へと移行します。

さらに、表皮細胞は核が抜け落ちてペラペラの薄い角質細胞となり、もっとも外側の「角層」を構成します。

そして角質細胞は、後からできる角質細胞によって表面まで押し出されると、はがれ落ちて排出されます。

この、基底層の細胞分裂から角質細胞がはがれ落ちるまでのサイクルを「ターンオーバー」と呼び、20代の若い肌で約30日、加齢とともに再生力が落ちて、40代では倍の日数がかかることもあります。

ターンオーバーは長くなりすぎると古い角質が溜まってシミやニキビなどの原因となり、短くなりすぎても乾燥肌や肌荒れの原因となります。

1-4-2. 角層バリアの破壊

角層では、ごく薄い角質細胞が15~20層もレンガのように重なり、そのすき間を細胞間脂質が埋めて、壁をつくっています。
これが「角層のバリア」と呼ばれる機能で、外部からの異物侵入を防ぎ、体内から蒸発する水分をつなぎ止めて、肌のうるおいを保っています。

表皮の水分は、毛穴の中にある皮脂腺から分泌された皮脂が肌の表面に広がった「皮脂膜」が2〜3%、角質細胞の中にあるアミノ酸を主成分とする「天然保湿因子(NMF)」が17〜18%で、残りの約80%は、細胞間脂質の40%を占める「セラミド」という物質が蓄えています。

角層はこれほど重要な役割があるにもかかわらず、わずか0.02ミリほどの厚さしかないので、刺激物やこする、叩くといった刺激によって簡単に傷ついてしまいます。
角層が傷つくと細胞間脂質のセラミドが流出してしまい、肌はうるおいを失ってしまうのです。

ターンオーバーの乱れも、セラミドを減らしてしまいます。
角層が傷つくと、肌は修復しようとしてターンオーバーを早めてしまい、そうなるとまだ若い表皮細胞が角層にまで出てきてしまうので、バリア機能がさらに低下して、肌荒れの悪循環に陥りやすくなります。

2. 肌のハリを維持する5つのセルフケア

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肌が弾力やうるおいを失うメカニズムがわかったところで、肌の老化を防ぐ、または老化の進行を遅らせる、基本的なセルフケアを紹介しましょう。

2-1. 肌の老化を防ぐスキンケア

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スキンケアアイテムの中での、メイク落としのクレンジング剤は、もっとも肌の老化を進行させてしまう可能性が高いアイテムです。

油性のメイク化粧品を肌から浮かすためには油分が必要で、浮かせた油分を落とせるように水となじませるためには、乳化剤が必要になります。
この乳化剤は界面活性剤と呼ばれる物質で、肌に強い刺激を与えます。

角層を守って肌のハリをキープするためには、できるだけ肌の負担を抑えたクレンジングを心がけましょう。

油分と乳化剤のバランスがとれていて、肌の負担が比較的弱くてすむのは、洗い流すクリームタイプか、乳化しているジェルタイプ。
クレンジング剤を肌にのせている時間は40秒程度、洗い流す手間も含めて1分程度で、サッと終わらせてください。

メイク汚れが完全に落ち切っていなくても、そのまま洗顔に移るので問題ありません。
洗顔料は、余計な添加物を含まないシンプルな固形石けんを使い、朝晩2回、しっかりと皮脂を落とします。

寝ている間も皮脂の分泌は続き、時間が経った皮脂は酸化して肌に悪影響を与えるので、朝も必ず洗顔料を使用しましょう。

2-2. うるおいを保つ保湿ケア

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肌のうるおいを保つために必要なのは、水分ではなく、セラミドです。
水分を肌にいくらつけても、バリア機能がありますから角層のほんの表面が湿るだけで、すぐに蒸発してしまいます。

ですから、化粧水を肌につけすぎると、角層の表面を荒らしてしまい、かえって肌を乾燥させてしまうのです。

正しい保湿ケアに適しているのは、セラミドが高濃度で配合された美容液です。
セラミドを補給して角層の水分を増やすためには、化粧水も乳液もクリームも必要ありません。

美容液を顔全体になじませた後、クリームなどの油分でフタをするのも、現代の皮膚科学ではNGです。
余分な油分は毛穴のトラブルや、ターンオーバーの乱れを招きます。

洗顔後は、時間をおかずに、セラミドが配合された保湿美容液でケアしましょう。

2-3. 1年を通しての紫外線対策

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肌を老化させてしまう最大の要因は紫外線でした。

1年を通して紫外線対策をしっかり行うことは、表皮と真皮を傷つけずにハリのある肌を維持するための必須ケアです。

ところが、日焼け止めはクレンジング剤と同じように、肌に刺激を与えてしまいます。

日焼け止めの主な有効成分は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤で、とくに吸収剤は肌の上で化学反応を起こすために刺激が強く、ノンケミカルと呼ばれる散乱剤が、比較的肌の負担を低く抑えます。

とはいえ、毎日使用すると肌の負担が蓄積して角層を傷めてしまいますから、紫外線を長時間浴び続けることがわかっている日以外は、日傘や帽子を活用して、日焼け止めにたよらない紫外線対策をしましょう。

パウダーファンデーションやフェイスパウダーには、紫外線吸収剤と同じ働きをする酸化チタンやタルクといった成分が含まれているので、積極的に使いたいアイテムです。
日常使いの日焼け止めと同等の効果があります。

2-4. エイジングケア化粧品

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エイジングケア化粧品を使って、肌老化の進行を食い止めるのも、肌のハリを維持するためには有効です。

エイジング化粧品の中でも、とくにコラーゲンを増やす目的のものに配合されている代表的な成分を3つ紹介しましょう。

① ビタミンC誘導体

ビタミンCは、体内のコラーゲン合成に必要な成分で、活性酸素を除去する抗酸化作用も高いのですが、そのままでは肌に吸収されにくいため、安定性を高めて吸収されやすい形に変えたものがビタミンC誘導体です。

水溶性のビタミンCは、クリームなどよりも化粧水に配合するのに適しています。
保湿ケアの前に、ビタミンC誘導体が配合された化粧水を顔全体に使いましょう。

② レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、人間の体内にも存在する物質です。
ターンオーバーを活性化させて、コラーゲンを増やす作用があります。

効果が高い反面、肌への刺激がやや強いので、肌の弱い人は注意しながら使用してください。

③ ナイアシン

ナイアシンは、線維芽細胞が行うコラーゲンの合成を高めて、ターンオーバーを活性化させる作用があります。

肌への刺激が弱いので、レチノールが使えなかった人や、はじめてエイジングケア化粧品を試す人に向いています。

2-5. 肌の再生を活性化させる食事

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肌のハリを維持するためには、外からのスキンケアと同時に体内部から健康な表皮や真皮をつくる「美肌食」が必要です。

肌のターンオーバーを促し、線維芽細胞の活性を高める食品としては、細胞の材料となるタンパク質と、活性酸素を除去する抗酸化食品が重要です。

代表的な抗酸化食品には、小松菜やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる「ビタミンC」と「ビタミンAのもとになるβカロテン」、玄米や大豆、植物油に豊富な「ビタミンE」、植物の色素や苦味成分である「ポリフェノール」などがあります。

まとめ

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肌のハリは、真皮の弾力と表皮のうるおいがつくり出す美肌です。

外からのスキンケア以外では食品に触れましたが、快適な睡眠や適度な運動といった生活習慣も美肌には欠かせないものです。

さらに肌のハリを維持するために重要なのが、疲労とストレスのケア。
とくに女性は、疲労やストレスを溜め込んでしまうと、肌に影響が現れます。

その日の疲れは、入浴や快眠で、その日のうちに解消すること。
過剰なストレスは溜め込まないこと。

この2点が、美肌のベースとなる健康な体と健全な心を維持するコツです。

【参考資料】
・『正しいエイジングケア事典』 吉木伸子 高橋書店 2012年
・『スキンケア大事典』 友利新 毎日コミュニケーションズ 2010年

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