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目の下のくまを改善する7つの知恵-タイプで違う原因と対処法

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目の下のくまが気になるのは、どのようなときでしょう?
寝不足の朝?
仕事の疲れが抜けない日?
ある日、鏡を見てくまが気になるようになり、それから消えずに悩んでいるという人もいるでしょう。

くまには、疲労や体調が原因でできるものと、加齢によってできるもの、日焼けやが原因でできるものなど、違うタイプが存在します。
ですから、くまを改善する方法もタイプ別で考えなければいけません。

疲労が原因でできるくまは、疲労回復や疲労しにくい身体づくりで対処できますが、加齢によってできるくまは、シワやたるみと同様に、一度できてしまうとセルフで消すことはなかなか難しいのが現実。
コンシーラーやチークを使用してメイクで隠すのが、簡単な対処法ですよね。

ここでは、くまを隠す方法ではなくて、予防や改善のためのスキンケアを紹介します。
肌トラブル全般にいえるのは、正しいスキンケアの知識をもって予防することが、5年後10年後の美肌につながるということ。

7つの項目から、タイプ別のくまができる原因をわかりやすく解説し、それぞれの予防法や改善法といった「クマケア」を紹介します。

目次

1. 「青グマ」タイプは血行不良が原因
2. 「黒グマ」タイプは下まぶたのたるみが原因
3. 「茶グマ」タイプはシミやくすみが原因
4. 全てのタイプに必要なスキンケアの基礎知識
4-1. セラミドを補充する保湿ケア
4-2. 角層を傷めないメイク落としと洗顔
4-3. コラーゲンの合成を促すレチノール
4-4. ビタミンC誘導体のイオン導入
5. 青グマに効果的な顔の血流改善
5-1. 上半身の血流改善
5-2. 眼輪筋のストレッチ
6. 黒グマに効果的なエイジングケア
6-1. 抗酸化成分で老化防止
6-2. 美容皮膚科で「クマ取り」
7. 茶グマに効果的な美白ケア
7-1. 紫外線対策は必須!
7-2. 美白成分でシミを予防
まとめ

1. 「青グマ」タイプは血行不良が原因

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血行不良によってうっ血し、目の下が青黒く見えるくまは、「青グマ」と呼ばれます。
青グマができる人は、色白の人や皮膚の薄い人が多く、コンシーラーなどで隠すことができて、目の下の皮膚を引っ張るとくまが薄くなるという特徴があります。

人間の皮膚は、一番外側で保湿している「表皮」と、その内側でハリや弾力を保っている「真皮」を合わせて1.5~4ミリありますが、顔の皮膚は薄くて2ミリ以下。
その中でも、もっとも薄い部分が上下のまぶたで、0.5ミリ程度しかありません。

一般的な血流の悪化は、筋肉の疲労や緊張によって起こり、その部位に酸素や栄養を届けられなくなって老廃物も排出されず、放置すればいろいろな病気を引き起こします。
そうならないためのサインとして、だるさやコリが起こるのです。

しかし、まぶたの血行不良の多くは先天的なもので、それ自体がすぐに病気を引き起こすものではありません。
しかし、青グマの問題は、疲れていて不健康に見えてしまうルックスにあります。

寝不足や疲労によってくまの色が濃くなってしまい、加齢によってさらに目立つようになる人も少なくありません。

2. 「黒グマ」タイプは下まぶたのたるみが原因

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目の下が影のように黒く見える状態は、「黒グマ」と呼ばれる症状。
目の下の皮膚のたるみが原因です。
黒グマはたるみがつくる影で、コンシーラーなどで消すことはできず、皮膚を引っ張ったり上を向いたりすると薄く見えるのが特徴です。

肌のシワとたるみは老化現象の代表的なものですから、40代後半あたりから目立つようになる人が多いのですが、黒グマにかんしては20代後半あたりから目立ってくる人もいます。
これは、もともと目の周りの皮膚が薄いことが大きな原因。

肌のハリと弾力を保っている真皮は、タンパク質の繊維であるコラーゲンがネットワーク状に広がり、そのところどころを、やはりタンパク質の繊維であるエラスチンが補強し、すき間はヒアルロン酸をはじめとするゲル状の物質で埋まっています。

真皮の70%を占めるコラーゲンが減少し、皮膚が弾力を失うと、シワやたるみが現れます。
とくに目の下は皮膚が薄いので、コラーゲンの減少によって皮膚を支えきれなくなってたるみやすい部位なのです。

3. 「茶グマ」タイプはシミやくすみが原因

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目の下にできた小さなシミや、表皮の角質が厚くなって茶褐色に見える状態が「茶グマ」と呼ばれるもの。
シミですからコンシーラーで隠すことができて、皮膚を引っ張っても薄くなることはありません。

皮膚にできるシミは数種類ありますが、ほとんどはメラニンが色素沈着を起こす「老人性色素班」と呼ばれるものです。
シミもシワやたるみと同じように、代表的な老化現象のひとつ。

紫外線を浴びると、身体を守るために、表皮で細胞分裂が行われている基底層という部分で、メラノサイトという細胞からメラニンという色素がつくられます。
メラニンは、通常は皮膚のターンオーバーによって、ひと月ほどで角質と一緒にはがれ落ちるのですが、新陳代謝の停滞や加齢によるターンオーバーの長期化、角質が残って厚くなってしまう角質肥厚などによって皮膚に残ると、色素沈着を起こして茶褐色のシミになります。

若くても、間違ったスキンケアで肌のシミをつくってしまうことがあり、一度できてしまうとセルフで改善するのは難しいので、茶グマは黒グマと同様に、正しいスキンケアによる予防が重要です。

4. 全てのタイプに必要なスキンケアの基礎知識

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目の周りの皮膚を健康な状態に保つためには、スキンケアの基本である「保湿ケア」と「コラーゲンケア」が欠かせません。
これは、どのタイプのくまにも共通する予防、改善法。

美容医療の最新情報を踏まえた、保湿ケアとコラーゲンケアの正しい知識を身につけましょう。

4-1. セラミドを補充する保湿ケア

肌のうるおいは、体内から蒸発する水分を皮膚で保持することによって保たれています。
表皮の一番外にある薄皮部分は「角層」呼ばれ、蒸発しようとする水分をつなぎとめる牙城となっており、そこでもっとも保水しているのがセラミドという物質。

外気と接していて、体内に異物が侵入することを防いでいる角層は、0.02ミリ程度の厚さしかありません。
こする、たたくといった刺激や、刺激物によってすぐに傷ついてしまい、保水物質のセラミドが減少してしまうのです。

化粧水などで水分をいくら皮膚につけても、角層のガードによってその水分が浸透することはなく、保持されている水分までいっしょに蒸発させてしまいます。
ですから、水分が90%以上を占めるような化粧水で保湿はできません。

肌の保湿に必要なのは、体内から蒸発する水分をつなぎとめるセラミドを補充してやること。
セラミドを高濃度で配合する美容液が最適なのです。
くまのケアには、皮膚の薄い目元専用につくられたアイセラムで、自分の合うものを探すことが大切です。

4-2. 角層を傷めないメイク落としと洗顔

角層を傷めてしまう大きな原因のひとつが、メイク落としのクレンジング剤。
洗顔量もクレンジング剤も、洗浄力が強いものは界面活性剤と呼ばれる成分が強い刺激をもたらします。

しかし、洗浄力の弱いものを使ってゴシゴシこすってしまうのでは、これも角層を傷めてしまいますから、洗浄力と、皮膚の上にのせている時間のバランスを考えましょう。
クレンジングは、刺激が強すぎないものを選んで肌にのせている時間を最小限に抑え、すすぐときは強くこすらずにヌルヌルが残ったまま洗顔に移り、しっかり落とすのが基本。

メイク落としも、目元専用のアイメイクリムーバーがあります。
目元はほかの部分よりも濃いメイクをする部位であるのに、皮膚は薄くて弱いということを忘れずに、自分の肌に合ったものを選びましょう。

4-3. コラーゲンの合成を促すレチノール

「コラーゲンたっぷりの鍋で明日はお肌がプヨプヨに!」
こんな宣伝文句は、さすがに少なくなりましたが、コラーゲンを食べてもそのまま肌に定着しないしくみを理解している人は少ないかもしれませんね。

コラーゲンはタンパク質なのですが、すべてのタンパク質は口から摂取されると最終的に小腸でアミノ酸に分解され、血液によって全身の細胞に運ばれて、各部位で必要とされる10万種類にも及ぶタンパク質に再合成されます。
ですから、コラーゲンを食べても塗っても、それがそのまま真皮で肌に弾力を与えるものではないのです。

コラーゲンは加齢によって減ってしまうので、高齢になるとシワやたるみが現れます。
コラーゲンを増やすのは簡単なことではありませんが、少しでも多く合成されるようにするためには、タンパク質を十分に摂ることと、コラーゲンの合成を促す成分が配合されたコスメを使うのが効果的。

アンチエイジング化粧品に配合されることが多いレチノールは、ビタミンAの一種で、コラーゲンの合成を促し、目元の皮膚を丈夫にする働きがあります。
美容皮膚科で処方されるクリームに配合されるレチノイン酸は、レチノールの作用が強いものです。

4-4. ビタミンC誘導体のイオン導入

ビタミンCはスキンケアの代表的な成分として知られますが、コラーゲンの合成やシミのケアにも欠かせない成分です。
食事やサプリメントで摂取することと、コスメで外から補給するという両面からスキンケアを考えましょう。

ビタミンCを角層に浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体で、ビタミンCが角層までしか浸透しなくても、真皮のコラーゲンを増やす作用があるとわかっています。
ビタミンCが高濃度で配合された化粧水を使用するイオン導入は、さらに浸透作用をアップさせることが可能。
自宅でも簡単にできるので、くまのケアにもおススメです。

5. 青グマに効果的な顔の血流改善

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青グマのケアは、血流の改善がもっとも効果的。
血流改善は、全身の健康に必要なものですが、ここではとくに目元を意識した血流改善法を2つ紹介します。

5-1. 上半身の血流改善

人間の頭部は、首の上にのっており、脳へ酸素や栄養を運ぶ血液は首を通ります。
心臓から送り出された血液は動脈を通って全身に届くので、血流の改善は全身で考えなければ効果的とはいえません。

しかし、とくに首や肩まわりの血流悪化は、頭部への血流を阻害することになるので、くまのケアには重視しなければいけない部分。
首や肩のコリは、筋肉が緊張して収縮し、血流が悪化しているサインです。

首や肩まわりのストレッチを習慣化して、頭部への血流を確保しましょう。
胴体から浮く構造になっている肩甲骨をほぐすのも、頭部の血流改善に即効性があります。

5-2. 眼輪筋のストレッチ

顔には20種以上の筋肉があって、複雑に関連し合って様々な表情をつくり出しています。
この顔の筋肉の総称が表情筋。
そのなかでも目の周囲にあって、まぶたを動かしてまばたきをしたり、目の表情をつくり出したりしているのが眼輪筋と呼ばれる筋肉です。

くまができる目の下の血流改善には、この眼輪筋のストレッチがとても有効。
方法は簡単で、目をギュッと閉じてから大きく見開くという動作を10回ほど繰り返すだけです。
これを1日に数回習慣化するだけで、くまのケアと同時にドライアイのケアにもなります。

6. 黒グマに効果的なエイジングケア

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まぶたのたるみが原因の黒グマには、エイジングケアが効果的です。

もっとも効果があるのは、先に紹介したコラーゲンの合成を促すケア。
もうひとつエイジングケアで重視されるのは、抗酸化成分が配合されたコスメです。

6-1. 抗酸化成分で老化防止

老化の最大の原因といわれる活性酸素は、酸素が体内で使われると発生し、強力な酸化作用で細菌やウィルスを殺す重要な免疫物質。
しかし、ストレス反応や紫外線を浴びただけでも簡単に増えて過剰な状態になってしまい、正常な細胞や組織まで酸化させて大きなダメージを与えます。

酸化ストレスによって皮膚が受けるダメージは、肌の老化をもたらします。
そこで、活性酸素の酸化作用を除去する抗酸化物質を体内に取り入れるエイジングケアが行われるのです。

食品やサプリメントで摂取する抗酸化成分は、ビタミンA、C、E、カロテノイド、ポリフェノールなどが代表的。
アンチエイジング化粧品に配合される抗酸化成分には、ビタミンC誘導体、ナイアシン(ビタミンB3)、アスタキサンチン、アントシアニン、カテキンエキスなどがあります。

6-2. 美容皮膚科で「クマ取り」

コラーゲンの減少によるシワやたるみは、一度できてしまうとセルフで改善するのは難しいものです。

本格的に改善したいのであれば、美容皮膚科で「タルミ取り」「クマ取り」の手術を受ける方法があります。
手術というと顔にメスを入れる美容整形をイメージする人が多いかもしれませんが、「クマ取り」は皮膚を切らずに小さな穴からまぶたの脂肪を取り出すので、痕も残りません。
支えられなくなった脂肪を取り除いてから、コラーゲン注射などで目元のハリを整えます。

7. 茶グマに効果的な美白ケア

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茶グマの原因であるシミのケアは、紫外線対策と、メラニンの生成を抑える美白ケアが中心となります。
これも、一度できてしまうとセルフで改善するのは難しいので予防が必須。
本格的な改善を求めるのであれば、やはり美容皮膚科で、ピーリングやレーザー治療などを受ける必要があるでしょう。

7-1. 紫外線対策は必須!

紫外線対策は、1年365日を通して続けなければいけません。
まず、日陰を利用する、帽子や日傘を活用するといった、紫外線を過剰に浴びないようにする生活習慣を身につけましょう。

その上で、日焼け止めを必要に応じて使うケアが大事。
日焼け止めに配合される有効成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
吸収剤は肌の上で化学反応を起こすために刺激が強く、散乱剤は反射させるだけなので、一般的には皮膚への刺激が弱いとされています。

そこで注目されているのが、パウダリーファンデーションやフェイスパウダーなどで日焼け止めを兼ねてしまう基礎メイク。
クレンジング剤を使わずに、洗顔だけで落とせるものが、くまのケアにも有効です。

7-2. 美白成分でシミを予防

美白化粧品は、厚生労働省が承認した美白有効成分を配合する医薬部外品が人気です。
美白成分は、紫外線を浴びてメラノサイトからメラニンが生成される過程をどこかしらで阻害するものです。

化粧品と医薬部外品の違いを簡単に説明しておきましょう。
医薬部外品は効能をうたえますが、化粧品はできません。
医薬部外品は厚生労働省が許可した指定表示成分のみの表示義務と指定成分量があるのに対し、化粧品には全成分の表示義務があっても量の制限はないという違いがあります。

医薬部外品だからといって、化粧品よりも美白効果が高いとは限りません。
シミケアの効能をうたいたい製品は医薬部外品として開発し、有効成分の量が多いことをうたいたい場合には化粧品として開発する、といったケースも多いことを知っておきましょう。

茶グマのケアには、やはり目元専用に開発されたアイセラムで美白成分が配合されているものが適しています。

まとめ

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目の下のくまをタイプ別に解説してきました。
血流改善、エイジングケア、美白ケアと、一般的なスキンケアと重要ポイントは変わりませんが、目元は皮膚の薄さに気を使わなければいけないことを忘れないでください。

また、これも一般的なスキンケアの基本ですが、化粧品だけではいくらおカネをかけても納得のいく予防と改善はできません。
十分なタンパク質と脂質を摂取する食生活、軽めの有酸素運動を続ける運動習慣、朝、スッキリと目覚められる質のよい睡眠という、生活習慣トリオなしでは実現できないのです。

参考資料
・『新版 今さら聞けないスキンケアの正解』 主婦の友社 2015年
・『賢い化粧品の選び方-スキンケアの正解は、成分でわかる』 小澤貴子 著 河出書房新社 2018年
・『スキンケアは「引き算」が正しい-「最少ケアで、最強の美肌」が大人のルール』 吉木伸子 著  青春出版社
・『なりたい美人になれる秘密の目元テクニック50』 アイ・オブ・ザ・イヤー実行委員会 著  幻冬舎  2017年

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