化粧水にも種類はさまざま・・・毎日必ず使用するものだから、お肌に良いものを選びたい!効果があるものを選びたい!そして、安心で安全なものを使用したいですよね?
なかでも、最近よく耳にする「無添加化粧水」なんだかとっても肌によさそう・・・そんなイメージがあります。
無添加ってついているだけで、つい選んでしまったりしていませんか?
でも・・・無添加って?
何が無添加なのでしょうか?無添加って本当に、安心安全なのでしょうか?そして、数多くある無添加化粧水のなかでも、何が一番効果的なんでしょうか?
このような「無添加化粧水」にまつわる、疑問やアレコレ・・・探っていきたいと思います。
目次
1.無添加化粧水の「無添加」の本当の意味
1-1 メーカーで自由に決めることができる無添加化粧水
1-2 無添加だから安全で肌に優しい?
1-3 無添加なのになぜ腐らないのか?
2.無添加化粧水を選ぶ前にこれだけは確認しましょう
2-1 全ての無添加化粧水が悪い訳ではありません
2-2 気をつけて!子供には大人用の無添加化粧水は危険
2-3 ニキビができている時こそ無添加化粧水は要注意
2-4 無添加化粧水を使い続けると敏感肌が悪化する恐れも
3.無添加化粧水は安心なものを選びましょう
3-1 防腐剤フリーのカラクリ
3-2 プチプラなのに優秀!市販で人気の無添加化粧水
3-3 男性も求めている!メンズ向けの無添加化粧水
まとめ
1.無添加化粧水の「無添加」の本当の意味
1-1 メーカーで自由に決めることができる無添加化粧水
実は・・・無添加化粧品には、特に定義がなくメーカーによって自由に決められます。つまり、メーカー側が「これは無添加化粧水」といえば、その化粧水は無添加化粧水になる!と、いうこということなのです。
もう少し詳しく説明しますが、2001年に薬事法が改正された事は,ニュースなどでご存知なのではないでしょうか?
実は改正前では、化粧品の製造,販売,輸入をするためには、メーカーが事前に厚生省(現厚生労働省)に届けを出し、種別ごとに細かく許可を得なくてはなりませんでした。
また、化粧品には「使用しても良い成分」というものが、決められておりましたので、もしもその他の成分を使用する場合には、安全性のテストを必ず行い、問題が無いことを確認しなくてはいけませんでした。そのため、ある意味安全な化粧品が作られていたのかもしれません。
しかし、薬事法改正後は「全成分表示制度」が導入されたために、化粧品業界が一変して変わります。
この全成分表示には、落とし穴があり、一部制限があるものを覗いて,どんな成分でも配合できるようになったということなのです。
全て記載さえすれば、なんでも大丈夫ということなのですが、私たち消費者にとってみれば、なんて不親切で迷惑な制度と思いませんか?
さらに、もう少し専門的なことを、お伝えしますが、この一部制限というのは、2つのリストがあります。
①ポジティブリスト→防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素のなかで配合可能なもの
②ネガティブリスト→防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素以外で配合禁止、または配合量に制限があるもの。
(その他に使用制限や禁止されている化学物質や医薬品、生物由来の制限も含む)
つまり、防腐剤などは①のリストに記載されているものを使用し、残りの成分に関しては、②のリストに入っていなければ、新しい成分も含めて、承認が必要ないということなのです。
もう少しわかりやすく言えば、化粧品メーカ側に対しては、①と②のリストさえ気をつければ、あとは何を配合してもいい、ということになり、消費者側に対しては、内容成分に対しては、最低限の制限と、全成分の表示もしているので、それ以外は自分で調べて自己責任を・・・ということなのです。
また医薬部外品である、薬用化粧品についても、102種類の※注1「表示指定成分」以外については記載する必要もありませんので、新成分に関してのチェックも行われてはいないのです。
このような、薬事法の改正に伴い、化粧品メーカーには、さまざまな抜け道ができてしまいました。②のネガティブリストや表示指定成分さえ、配合されていないだけで、無添加化粧水といわれる可能性もあるのです。そのうえ、もしかしたらその他の毒性の成分が、配合されているかもしれません。
※注1 表示指定成分とは、アレルギーなどを引き起こす作用の恐れがある有害な成分のこと
1-2 無添加だから安全で肌に優しい?
無添加化粧水でも、本当のところ何が配合されているのかは、定かではありません。そのため肌に必ずしも安全で優しいとは言えないのです。一般的に無添加化粧水といえば、肌に有害な成分が入っていないような気がしますよね?また、そのようなコピーなどが、もっともらしく書いてあって、惑わされる事も少なくありません。
しかし、巧妙な薬事法の仕掛けで外側からは、見えていない事実がある事がわかりました。
無添加という意味がはっきりしないということが、わかってしまうと、無添加といくら書いてあっても、信用できなくなります。だから、無添加という言葉に騙されないように、何が無添加なのか?という事を考えてみると、安全なものが選びやすくなりますよね?
化粧品メーカーによって、無添加の基準がいろいろ違うので、とてもわかりにくいのですが、表示指定成分が配合されていないから無添加といっているのか?石油系の化学物質が配合されていないから、無添加といっているのか?など、ボトルの裏表示を見たり、HPなどをよく確認してみることも大切です。
最近では、化粧品の内容成分の安全性を知るための本やHPなどもありますので、本当に安全なものを選びたい場合は、活用される事をおススメします。(※2の項で詳細を記載しています)
無添加化粧水という言葉に、騙されないようにしましょう。
1-3 無添加なのになぜ腐らないのか?
無添加だから、冷蔵庫に保管して、すぐ使い切らないといけないと思っていませんか?
実は、無添加化粧水でも、使用期限は普通のものと、ほとんど変わりませんし、腐ったりはしないのです。通常化粧品は法律で、未開封のまま3年は品質維持をしなくてはいけませんので、防腐剤なしで化粧品を作る事は、実は不可能なのです。
防腐剤フリー!香料フリー!などの言葉は、無添加化粧水とよくセットのように使われていますね。どれもとても安全に聞こえます。しかし、本当に防腐剤や香料を使用していないのなら、なぜ化粧水が腐ったりしないのでしょうか?よく考えると不思議ではありませんか?
“よくある無添加の表示”
- 無香料
- 合成界面活性剤無添加
- 防腐剤無添加
- 無着色
- 鉱物油無添加
- 旧表示指定成分無添加
実は、これには秘密があります。化粧品の原料自体を半永久的に変質させない「合成ポリマー」という成分があるのですが、合成ポリマーとは、簡単にいうとビニールやシリコンなどの合成樹脂のことで、紙おむつ、生理ナプキン、除湿器などに使われる吸湿素材の他に、化粧品の素材としても導入されています。ここまで聞いただけでも、こんなものを化粧品に配合しているなんて・・・?と、不安になってきますよね?
しかし、この合成ポリマーを使用する事で、化粧品は半永久的に変質する事はないのですが、防腐剤ではありませんので、防腐剤フリーなどや無添加化粧品などと称して、かなり市場に出回っているのです。
2001年の全成分表示制導入後は、その他の防腐剤成分がかなり増えましたが、化粧品メーカーが勝手に旧指定成分のみを防腐剤と都合良くとらえ、新しい防腐剤が入っているのにも拘らず、防腐剤フリーや無添加などとして売り出していることもあります。
本当に防腐剤が入っていない、無添加化粧水ならば、腐るのが当たり前なのです。でも腐らないという事は、偽りの無添加化粧水ということになりますよね。ちなみに、よく無添加のため○○日以内に使用してください!などと注意を促しているメーカーもありますが、実は腐らないのに、どんどん消費させようという魂胆なのです。
2.無添加化粧水を選ぶ前にこれだけは確認しましょう
無添加化粧水って、肌に良い事ひとつもないじゃない!って、少々不安になってきたことでしょう。
でも安心してください!数多くある無添加化粧水のなかでも、より安全で効果的な選び方のポイントを押さえながら、お伝えしていきます。
2-1 全ての無添加化粧水が悪い訳ではありません
無添加化粧水って、一般的にパッケージなどもシンプルに作られていたり、おしゃれな感じのイメージではなく、どちらかというと、お薬のようなイメージで作られています。
肌によさそう・・・?効果ありそう・・・?そんな感じを受けるのではないでしょうか?それも化粧品メーカの作戦といえるのかもしれません。
しかし、全ての無添加化粧水が、悪い訳ではありませんので、きちんと理解して選べば、肌に合うものが、きっと見つかります。
無添加化粧水といえば合成ポリマーが、入っている事が多い事をお伝えしました。この合成ポリマーは、さまざまな呼び名がありますので、代表的なものを覚えておいてください。
“合成ポリマーの種類”
ジメチコン、メチル、メチルエーテル、メチコン、カルナウバ、ブチル、水添ヒマシ油、ラノリン、コポリマー、セチル、ソルビトール、グリセリル、アクリル酸○○・・・etc
合成ポリマーは、この他にも限りなく存在しますので、より詳しく確認したい場合は、インターネットや書籍などにて調べると良いでしょう。
とてもわかりやすくて、おススメなのは「化粧品毒性判定辞典」メタモル出版(小澤王春著)という本ですが、あいうえお順で検索でき、簡単に毒性を判定できます。
合成ポリマーの他にも、肌に悪いものはたくさんあります。ひとつずつ確認していくのは大変ですが、大切なお肌を守るためなので、できれば習慣にしたいものです。
無添加化粧水という言葉に、惑わされないようにして、安心できるものを選びましょう。
2-2 気をつけて!子供には大人用の無添加化粧水は危険
無添加化粧水だからといって、子供さんと同じものを使用するのは、あまりおススメできません。
お子さんの年齢などにもよりますが、大人の肌と子供の肌は性質が全く違います。大人に比べて、皮ふも薄く、バリア機能が未成熟のため、水分を保持する力も弱く、外界からの刺激に弱いうえ、乾燥しています。熱を出したり、風邪を引いただけでカサカサになったり、カブレやすいのもそのためです。大人と同じ化粧水を使用するのは、トラブルの元になりますので、注意が必要です。
特に合成ポリマーが配合されたものは、バリア機能を低下させ,肌をビニールで覆ってしまうような状態にしてしまうので、更に乾燥させてしまい、敏感肌にさせてしまいます。子供の頃にこのような状態になってしまうと、将来が大変な事になりますので、大人用の化粧水の使用はあまりおすすめしません。
2-3 ニキビができている時こそ無添加化粧水は要注意
無添加化粧水の使用によって、更にニキビを悪化させるかもしれません!
ニキビができている状態のときは、肌に優しいもの、効果が高いもの、という意識が強くなり、無添加化粧水や医薬部外品の薬用化粧水などを、選ばれると思います。
しかし、無添加化粧水は、決して肌に優しいとは限りませんので、十分に注意をしてください。合成ポリマーにより、皮脂の分泌は多少は減ったように感じる事もありますが、実は、合成ポリマーの分子構造というのはとても大きく、皮ふの深部に入る事はできません。
そのため皮ふの表面に、ビニールの幕が貼ったような状態になります。水分を逃さないので、ふっくらとみえますが、長い期間この状態が続くと、正常な皮脂の分泌ができなくなります。
ニキビのできる原因として皮脂の分泌過剰がありますが、一時的に治ったようにみえても、ひどい乾燥に悩まされたり、敏感肌になったりします。
ニキビができているからといって、安易に無添加化粧水を使用しないようにしましょう。
2-4 無添加化粧水を使い続けると敏感肌が悪化する恐れも
アトピーやアレルギーでの敏感肌やかぶれやすい肌の方・・・もしかしたら、無添加化粧水が原因かもしれません!
肌が弱い方は、原因もいろいろあるので、全ての方に当てはまる訳ではありませんが、肌が弱いから無添加化粧水を選んで、ずっと使い続けているのに、なかなか肌の調子が戻らないどころか、ますます敏感になっているような気がする・・・?そんなことはありませんか?
その原因は、もしかしたら、安心して選んでいる無添加化粧水かもしれません!
無添加化粧水には合成ポリマーが配合されている事が多いという事は、お伝えしましたが、特に敏感肌用の化粧水に関しては、シリコン系といわれる合成ポリマーが多用されています。
シリコンはケイ素といって、自然界の※注2有機物の基本である炭素と似た構造となっており、肌の内部に入り込んだ場合は、肌にとっては異物でありながらも、かぶれなどの症状が出にくいため、侵入したことに気がつきにくいのです。
簡単に言うと、肌をうまく勘違いさせ,騙しているということです。
またバリア機能が壊れているところから、水分を浸透させ皮ふを膨張させているので、わかりにくいのですが、本来は水分も油分も流失しやすい肌になっています。しかし一見乾燥もカブレも起こらないために、まさか乾燥肌になっていることに気がつきません。
しかし、このようにバリア機能が壊れたままの状態が、長く続くと、本来の正常な機能には戻らなくなり、毒性のある成分その他も、どんどん吸収されていきますし,外的刺激にどんどん弱くなります。f
そのため、この無添加化粧水以外は、肌が受け付けなくなってしまいます。極端に言えば、シリコン系合成ポリマー無しでは、生きていけない肌になってしまうという事です。
とても恐ろしい事とは思いませんか?
敏感肌だから、無添加化粧水を使用している!という方は、もう一度化粧水の成分を見直してみる事をおススメします。
※注2「有機化合物」の略で、生物体を構成、組織する炭素を主な成分とする物質の事⇔無機物
3.無添加化粧水は安心なものを選びましょう
3-1 防腐剤フリーのカラクリ
無添加化粧水でも防腐剤は配合されていますので、大切なのはどんな基準で肌に安全なものを選ぶのか?と、いう事です!
無添加といっても、防腐剤のかわりになるもの「合成ポリマー」の存在のことをお伝えしましたが、実は、その他にも防腐剤フリーにはカラクリがあります。
まずは、合成ポリマーを使用した、防腐剤云々の前にそもそも腐らない化粧水が存在するという事!
2つめは、パラベンフリーとよく書かれている商品のことです。パラベンという言葉は毒性のある防腐剤のひとつとして、おなじみではないでしょうか?
そうです!なぜそう思うようになってしまったのか?実はメーカー側の作戦により、パラベンだけが防腐剤であるかのように演出された結果なのです。
よくパラベンフリーなどと、大きく書かれている化粧水などを、見かけた事はありませんか?
雑誌やHPなどでもパラベンだけが悪い!というような感じの記事も多く存在します。
しかし、実はこのような場合パラベン以外の、国が防腐剤として規定しているものが配合されていると思って間違いはありません。
そして3つめは、防腐剤なしと書かれている、自然派、植物由来、オーガニック化粧水などといわれているもの。
これは天然の防腐剤といわれる成分が多く使用されています。ヒノキチオール、ティーツリー、アロエベラエキスなど一見安心そうな植物の名前で書かれています。
実はこのような天然素材のものにも、パラベンと同じ位のさまざまな危険や毒性もあるのです。天然のものだから安心という事は、決してありません。
薬事法で3年間は品質に変化が起きてはいけないと決められている以上、防腐剤無しでは化粧品は絶対に作る事ができないのです。
ではいったい何を選んだら・・・?
まず、防腐剤が入っていないものは存在しないので、防腐剤フリーのものは実際はあり得ません。だからこそ、どのような防腐剤でも配合量をなるべく控えめにしてあること!そして、長い期間使い続けても、皮ふの深部に防腐剤が浸透しない処方である事が大切です。
メーカー側は、いいことばかり書いていたり、わざとわかりにくく書いていたり、勝手に消費者が勘違いしてしまうようなに誘導していたり、あの手この手でウソをついています。できるだけ防腐剤は防腐剤と正直に表記してくれると、安心なのですが・・・そういうメーカーは、とても少ないのが現状です。
しかし、このカラクリを理解して選んでいるのと、そうでないのでは、全然違うことと思います。
3-2 プチプラなのに優秀!市販で人気の無添加化粧水
敏感肌だから・・・ニキビ肌だから・・・安全だから・・・安心だから・・・そのような考えで無添加化粧水を使い続ける事が、いかに危険な事ことだ!と、いうことは十分ご理解いただけたと思います。
しかし、何を使用したらいいのか?わからなくなってしまいますよね?
そこで市販されているもののなかで、界面活性剤やパラベン・刺激成分フリー(無添加)の化粧水といわれているもの、なかでもお値段が比較的安い、ドラッグストアなどでも購入できる無添加化粧水をいくつかご紹介します。
アルージェ モイスチャー ミストローション(全薬工業)
皮膚病薬の研究に取り組んできた医薬品メーカー発のブランド。香料、着色料、鉱物油、旧表示指定成分、界面活性剤、アルコール(エチルアルコール)、パラベン不使用。
エイジングケア化粧水・高保湿タイプ(無印良品)
岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズ。肌保護成分のスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿効果の高いリピジュアR(ポリクオタニウムー51)、ヒアルロン酸を配合しました。・無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー。
【敏感肌用】ターマルウォーター(ラ ロッシュ ポゼ)
フランス中西部にあるラ ロッシュ ポゼ村の湧水を無菌室でボトリングした顔・ボディ用ミスト状化粧水。
きめ細かく均一な、肌にやさしい感触のミスト。湧水なので、もちろん無添加。
顔だけでなく全身のケアに。赤ちゃんから大人まで、男性、女性も、ご家族でお使いいただけます。
ちふれ 化粧水 ノンアルコールタイプ(ちふれ)
アルコールに敏感な方にも使っていただけるマイルドな感触。繊細な肌をやさしくつつみ込み、しっとりやわらかく保ちます。保湿成分 ヒアルロン酸、トレハロース配合で、肌をみずみずしくしっとりと保ちます。
香料、着色料、アルコール不使用。
こちらでご紹介したもの以外にも、まだ無添加化粧水といわれているものは多くあります。
しかし、あまり派手な宣伝はせず、口コミなどで広がっているものなども多いようです。ブランドや大げさな広告には騙されないように、ご自身の目で確かめる事が大切という事ですね。
※注 こちらに記載した無添加化粧水が必ずしも安全とは限りません。天然由来の成分配合のものもありますので、注意されてください。
3-3 男性も求めている!メンズ向けの無添加化粧水
最近は敏感肌の方がとても多くなっています。もちろんそれは女性に限りません。
スキンケアをはじめたいと思っている男性や、肌のことを気づかったり、エステサロンに行ったりする男性も増えてきました。
また、男性の肌は傷んでいることが多いのです。普段から顔に日焼け止めを塗ったり、女性のように日傘や大きな帽子で紫外線対策を行っている人も、まずいません。多くの男性は紫外線に対して無頓着で、そして、毎日ゴシゴシと洗顔だけはしっかりして、油分を落とす。こんな生活を続けていれば、どうしたって肌は傷んでしまいます。
そこで、ここでは男性にも人気の無添加化粧水をいくつかご紹介します。
キュレル ローション(花王)
乾燥、肌荒れを防ぐ。のびがよく、ベタつかない全身用乳液。
潤い成分(セラミド機能成分*・ユーカリエキス)が、角層の深部まで浸透。外部刺激から肌を守る働きを助けて、潤いで満たします。無香料・無着色・弱酸性・アルコールフリー。
ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローションI(第一三共ヘルスケア)
カサカサ・ごわつきまで気になる肌にもすっと肌になじんで、べたつかない保湿化粧水。無香料・無着色
・弱酸性・アルコール(エチルアルコール)無添加・パラベンフリー・紫外線吸収剤フリー。
肌ラボ es(エス) ナノ化ミネラルヒアルロン酸配合 無添加処方 化粧水リッチタイプ とてもしっとり
やさしさにこだわった無添加処方(無香料・無着色・アルコールフリー・オイルフリー・防腐剤フリー・低刺激性。独自のうるおい成分ナノ化ミネラルヒアルロン酸配合はそのままに、リッチな使い心地を実現。乾燥する季節にも、お肌を健やかに保ちます。
ぜひ敏感肌や、肌荒れに悩む男性のみなさんも、基本のスキンケアを始めてみてください。
まとめ
いかかでしたか?無添加化粧水が安全で安心だとばかり思っていた方には、多少刺激が強い内容だったかもしれません。
しかし、無添加化粧水という言葉に、安易に騙される事も無く、本当に安心できるものを選ぶ事が、できるようになったのではないでしょうか?
毎日使用する化粧水、安心で安全なものを選びたい・・・と、誰もがそう願っているはずです。消費者の気持ちを考えた本当に安心で安全なものが、作られる世の中になって欲しいと、願ってやみません。
【参考資料】
「ウソをつく化粧品」小澤貴子著/フォレスト出版
「自分で調べて採点できる化粧品毒性判定辞典」小澤王春著/メタモル出版
「美容皮膚科学事典」朝田康夫医学博士監修/中央書院