“ 家事の時間を短縮したい。”
誰もがそう考えているはずですが、実際にはなかなか難しいことです。 家事の時短術に関するブログや本、アプリはたくさんあるのに、なぜそれほど家事の時短は難しいのでしょうか。1日1時間家事をする人と、1日4時間家事をする人では、短縮できる時間も方法も違うはずです。また、情報を元にノウハウだけ取り入れても、やりやすい自分流に戻ってしまい時短にはなっていないということもあるでしょう。
家事は家の間取りやライフスタイルによってそれぞれの家庭で違うことを前提に、具体的にどんなことをすれば家事の時間を短縮できるのか、一日の中で家事に当てている時間別にまとめてみました。一度本気で家事の時短を意識することで、その後の家事時間は必ず短縮するはずです。
目次
1. 家事時間が平日30分~2時間の人ができる時短とコツ
1-1.食事作りの時短術とコツ・具体例10
1-2.必要な家事を厳しく判断して時短
1-3.休日に自分の時間をとれるような時短工夫
2. 家事時間が平日2時間~4時間の人ができる時短とコツ
2-1.食事作りの時短術とコツ・具体例10
2-2.掃除の時短術とコツ・具体例5
2-3.職場でできる家事の段取りとコツ
3. 自分の家事時間、時短力を調査する
3-1.「なんとなく忙しい」からの解放
3-2.掃除・洗濯・炊事にかかる時間
3-3.計画性を持たせる家事とフレキシブルに対応する家事
4.家事の時短に役立つおすすめ家電アイテム
時短家電1.食器洗いの時短なら食器洗い乾燥機
時短家電2.外に干す手間いらず!乾燥機能つき全自動洗濯機
時短家電3.料理の時短ならフードプロセッサー
時短家電4.お掃除の時短にはロボット掃除機と床拭きロボット
時短家電5.焼く・煮る・蒸す・揚げるがこれ一台。スチームオーブンレンジ
時短家電6.欲しい分だけお湯がスグ沸く!電気ケトル
5.家事の時短におすすめグッズ
時短グッズ1.みじん切りチョッパー
時短グッズ2.水だけで油汚れが落ちるスポンジ
時短グッズ3.珪藻土バスマット
時短グッズ4.ひっぱリンガー
時短グッズ6.髪の毛くるくるポイ
時短グッズ7.持ち運べる磁石収納トイレクリーナー
時短グッズ8.圧力鍋
時短グッズ9.シリコンスチーマー
6. 家事で時短できたら何をしたい?
6-1.具体的な目標でやる気アップ
6-2.家族が喜ぶこんなこと
6-3.日々の生活に流されないために
7.まとめ
7-1.心が疲れないことを第一に
7-2.家族が望んでいるのはママの笑顔
7-3.よその家庭、他の主婦と比べずに
1. 家事時間が平日30分~2時間の人ができる時短とコツ
1-1. 食事作りの時短術とコツ・具体例10
- 朝食は前日の夕食から取り分け、皿に盛りつけてしまう。
- 夕食が外食だった翌日の朝食メニューは、家に買い置きのあるもので、いつも同じ献立に決めてしまう(例・トーストとスクランブルエッグとヨーグルト)
- 休日の夕食は、卓上調理するものにする(例・鍋・ホットプレートなどを利用)
- パエリアパンなど卓上にそのまま出せるオシャレなデザインの調理器具を活用して、炒め物や焼き物をそのまま食卓へ。
- その日の夕食作りの献立と作業手順は職場での昼休み中などに決めておく。
- ハム・ベーコンは開封したときすべて切って、使わない分はポリ袋で保存。
- 肉を購入するときは豚細切れや牛切り落としなど包丁の必要がないものにする。
- 野菜を洗ったり切ったりする時間のない日はもやしを使う。
- パスタや乾麺を茹でるときは多めに茹でて翌日も使い回す。
- 休日に郊外へでかけたら、道の駅などの直売所で新鮮な野菜を購入。
- その日の夕食は洗うだけ、軽く茹でるだけの新鮮野菜に。
1-2. 必要な家事を厳しく判断して時短
毎日している家事に対して疑問を持ってみましょう。なぜその家事を毎日するのでしょうか。生活習慣というのは、自分が育った家庭がそうしていた、などの理由でとくに深く考えずしていることが多いものです。
例えば、ふたり家族なのに毎日洗濯しているとしたら、二日に一度、三日に一度というふうに、試してみてください。掃除機かけなども同様に試してみましょう。清潔なタオルが足りないという結果になったのなら、タオルを買い足すことで解決します。掃除機をかける回数を減らしても家族全員が不快でないのなら良しとしましょう。
思い込みを捨てて、毎日している家事に意味やアイデアを考えてみることで家事の時間が短縮されることも多いものです。
1-3. 休日に自分の時間をとれるような時短工夫
仕事のある日に疲れていると、家事を休日にまわしたくなるものです。
基本的に家事が好き という人ならばそれで良いのですが、家事があまり好きではない人にとって、休日にまで家事をするというのはストレスの原因になってしまいます。平日に30分~2時間を家事に当てている人は、仕事をしている人が多いはずです。衣類の整理など特別な場合を除いて、休日に家事を持ち越さないようなアイデアや工夫が必要です。
忙しい人が休日に回してしまう家事は掃除が多いようです。
とくに風呂場、洗面所などは汚れやすく掃除に取りかかるのが面倒になってしまいがち。顔を洗ったら、顔を拭いたタオルで洗面所の水滴も拭いてしまいます。風呂場も同様、身体 を拭いたバスタオルやその日使ったタオル類で水気を取ります。はじめは大変に感じるかもしれませんが、すぐに慣れますし、休日に掃除をする負担を思えばずっと楽なものです。
2. 家事時間が平日2時間~4時間の人ができる時短とコツ
2-1. 食事作りの時短術とコツ・具体例10
- ごはんを炊くときは炊飯器で炊ける最大量を炊いて、ラップで包んで冷凍保存。
- 買ってきた野菜は使う分ずつ洗うのではなく、1袋すべて洗ってすべて切ってしまう。
- きんぴらゴボウやひじきの煮物は多めに作り、翌日混ぜごはんに活用する。
- マッシュポテトは洗って濡れたままのジャガイモを皮ごとポリ袋に入れ、電子レンジで加熱後袋の上から手で潰す。皮は簡単に取り除ける。
- とんかつ、唐揚げなどの揚げ物は倍量作って半分は冷凍保存。
- 圧力鍋や無水鍋、保温調理鍋など自分が使いやすいものをみつける。
- 半端に残った野菜は野菜室に戻さず、切って茹でるなど下処理をして冷蔵庫へ。味噌汁、スープなどにすぐ使える。
- 豆をゆでる、乾物を調理するなど時間のかかる調理はたくさん作って冷凍保存。
- お弁当のおかずは朝作らず、前日の夕食を取り分ける。
- 玉ねぎは皮ごと半分に切って手でむくと数秒でむける。
2-2. 掃除の時短術とコツ・具体例3
○トイレブラシの素材を替える
100円ショップなどにメラミンスポンジをブラシ状にしたトイレブラシがあります。これで便器の内側をこすると「キュッキュッ」と摩擦で汚れを落とすので、黒ずみなどの汚れがつ かなくなります。
○かけられる時間別にマニュアル化する
15分を掃除に使える日と、5分しか掃除にかけられない日もあるでしょう。どこを掃除しようか迷う時間がもったいないですよね。その日掃除にかけられる時間を決めたら、マニュアル通りに掃除できるように決めてしまいましょう。
(例・5分掃除マニュアル ハンディモップでリビングの棚、テレビまわりを拭く→ペーパーモップでリビングの床と廊下を拭く→ボロ布で洗面台を拭く→その布でトイレの床を軽く拭いて捨てる→便器の内側をブラシでこする)
○掃除道具を増やす
例えばペーパーモップやハンディモップを納戸のようなところにひとつだけしまっておくよりも、取りに行くのが面倒ではない場所にすぐに置いておく方がさっと掃除をすませる習慣がつきやすいものです。デザインの良い掃除道具もたくさんありますから、部屋に置いても違和感のないものを購入する、見えにくいカーテンの裏側をペーパーモップ置き場に決めるなどしてすぐに掃除ができる環境を整えましょう。
2-3. 職場でできる家事の段取りとコツ
職場での休憩時間はどのように過ごしていますか?
なんとなく雑誌などを眺めているとしたら、その時間を家事の段取りや時短のアイデアにつかってみてください。
その日の夕食の献立レシピをスマートフォンで検索する、家に着いてからの行動を頭の中でシミュレーションしてみる、買いものリストをつくるなど、家にいなくてもできる段取りは、職場での昼休みや、病院や美容室などでのちょっとした待ち時間にできるものです。なんとなく家事をするより、これとこれをする、と決めておくと格段に効率が良いですから時間短縮につながります。
3. 自分の家事時間、時短力を調査する
時間短縮について具体的なノウハウを調べても、自分のライフスタイルには合わなかったり、生活スペースが狭くて実行できなかったりすると長続きしないものです。家事はその家庭の事情によって千差万別な上に、天候や気候にも左右されますし、かかる時間も一定してはいません。
本気で自分の家事時間を短縮しようと考えるなら、自分の家事時間と内容を明確に把握し、時間短縮のためにできることを実行する必要があります。
3-1. 「なんとなく忙しい」からの解放
中学3年生と小学5年生のふたりの子供を持つ主婦のA子さんは、10時~16時の間パートタイムで仕事をしています。毎日がバタバタと過ぎている気がして、実際の忙しさ以上に心に余裕がなくなっていました。
休日のある日、夫が買いものに行こうと誘うので「ちょっと待ってて。洗濯物干しちゃうから」とA子さんはこたえました。「ちょっとって、どのくらい?」夫になにげなく言われたその言葉で、自分は家事にかかる時間を把握していないことに気づき、翌日からストップウォッチで家事の時間を計りはじめました。洗濯物を干す時間は、洗濯物の量や種類によって若干の差はあるものの、いつも使っている洗濯カゴ8分目なら15分程度だとわかりました。その他の家事の時間も計ってメモしていくと、なんとなく予想していたよりも、実際には時間がかかっていないことがわかったのです。
3分でできる家事として、「玄関を掃いて靴を並べる」「風呂桶などバスグッズとバスマットを干す」「階段を雑巾で拭く」「家中の植物の水やり」などがみつかりました。すると、「出かける時間まであと3分しかないから家事はできない」とは考えなくなり「あと3分あればこれができる」と、さっと動くようになったといいます。さっと動けるようになったことで、「あとであれもやらなくては」というストレスがなくなり、時間にも心にも余裕ができたとA子さんはいいます。
3-2. 掃除・洗濯・炊事にかかる時間
無印良品の家のアンケートによると、全体の家庭で最も時間をかけているのは食事の準備と片付け、つまり炊事になっています。
夕食に関してみると、1週間の平均食事の準備時間は約290分です。週に1度外食したとすると1日の夕食準備にはだいたい 48分かかっていることになります。洗濯にかかる時間は炊事の半分程度の約25分、掃除はさらに洗濯にかかる時間の半分程度の約13分となっています。
現代では、自分で食事の準備をしなくとも安く食事をすませることは可能ですが、家族のために栄養面や安全を考えてここに時間をかける人が多いことがわかります。家事の中では炊事に最も時間がかかっていることがわかりましたので、炊事時間を短縮で きれば余裕の時間が生まれることになります。
3-3. 計画性を持たせる家事とフレキシブルに対応する家事
主に家事をする人の性格にもよりますが、計画性を持たせた方が管理しやすい家事と、その都度判断して可変性を持たせた方が良い家事があります。
掃除と洗濯はどちらかというと計画性を持たせた方が時間と心に余裕ができるようです。
部屋のホコリや花粉は、人が動いていない深夜に床に落ちていきます。ですので、朝起きたらすぐに、ペーパーモップで部屋の床を掃除すると効果的です。洗濯物は、夜洗濯機を回してしまい軽くたたんでおいて朝干す、朝起きたらすぐに洗濯機を回してその間に掃除をするなど、自分の生活スタイルに合わせていちばん効率的にできそうな計画を立てます。掃除と洗濯に計画性を持たせてマニュアル化すると、あれもこれもやらなくてはと、家事に追われている気分的な忙しさはなくなるでしょう。
炊事に関しては、自分の性格に合った方法をみつける方が良さそうです。
一週間単位で献立を決め、無駄なく材料を使い切るというのも良いですし、スーパーマーケットにはこまめに行くなら、特売品を中心にその場で献立を決めるのも良いでしょう。炊事の時間短縮は、経験とレシピが豊富になればなるほどうまくいきます。簡単で、かつ家族の好みに合ったレシピをみつけておいて試していくことで確実に時間短縮になるはずです。
4.家事の時短に役立つおすすめ家電アイテム
仕事、育児などワーキングマザーから主婦の方まで家事に関する時短アイテムも必要不可欠かと思います。
ここでは、家事の時短に役立つおすすめかつ人気の家電アイテムをご紹介します。
時短家電1.食器洗いの時短なら食器洗い乾燥機
主婦にとって、食後の片付けはめんどくさい人も多いでしょう。
そんな時に、お皿を入れて食洗機専用の洗剤を入れてスイッチを押すだけでできるのが、「食器洗い乾燥機」です。手洗い時間と水道代の節約にもなります。
設置場所に困るなどデメリットな部分もありますが、最近の食器洗い乾燥機には、コンパクトなタイプもあります。
時短家電2.外に干す手間いらず!乾燥機能つき全自動洗濯機
特にお子様がいる家庭などでは、毎日の洗濯も大変な負担です。あるいは、仕事と育児とハードワークな方、単身でもなかなか時間が取れない方も洗濯ものが溜まる方って多いと思います。
そんな時におすすめなのがヒートポンプ搭載型のドラム式洗濯乾燥機です。
乾燥機内のヒーターで乾燥するのがヒーター式、洗濯機内のヒートポンプにより熱交換した熱で乾かすのがヒートポンプ式で、ヒートポンプ式はヒーター式より乾燥温度が低めで、衣類を傷めにくいのが特徴です。洗濯機で洗濯をした後の干す作業や取り込む手間が省けます。
時短家電3.料理の時短ならフードプロセッサー
時短料理として、人気なのが「フードプロセッサー」です。
野菜のみじん切りや千切りから料理の下ごしらえはもちろん、生地も手軽に作れます。
時短家電4.お掃除の時短にはロボット掃除機と床拭きロボット
次にお掃除の時短家電です。
掃除の時短では、ロボット掃除機『ルンバ』を思い浮かべる方も多いかと思います。
おすすめは、ロボット掃除機(各家電のもの)と床拭きロボット『ブラーバ』を交互に使うことです。
家の間取りにもよりますが、自分で掃除しなくてもゴミを吸引するだけでなく、床拭きロボットでフローリングなどの染みついた汚れもきれいに取れて、ダブルで清潔空間を作ることができます。
時短家電5.焼く・煮る・蒸す・揚げるがこれ一台。スチームオーブンレンジ
最近では、レンジも進化がすごいです。冷凍した食品をそのまま焼き上げるグリル機能や冷凍ごはんと冷蔵おかずを一度にあたためられるレンジ機能、スチーム機能、オーブン機能などが搭載されていて、さらなる時短調理を可能にしています。
特に、パナソニックが発売しているビストロのハイグレードモデルでは、焼く・煮る・蒸す・揚げるが一台でできて、時短力もハンパないです。
10分でちゃんとごちそうが作れる、そんな機能が盛り沢山。レンジ内の天井のお手入れもオートクリーン加工で自動お手入れやニオイ除去から、スマホのアプリと連動している時短レシピも豊富で、献立を考える時間も短縮できて、主婦も喜ぶ便利な機能が搭載されています。
時短家電6.欲しい分だけお湯がスグ沸く!電気ケトル
既に使われている方も多いと思いますが、お湯を沸かす時短アイテムとして欠かせないのが、電気ケトルです。
ちょっと一息、コーヒーやお茶を飲んだりする時やインスタントスープ、ラーメンを作る際に、欲しい分だけをすぐに沸かせられるのがシンプルだけど非常に便利です。
よく使われている定番アイテムが、T-fal(ティファール)の電気ケトル。また、高級感やデザイン性を重視する方には、バルミューダ(BALMUDA)の電気ケトルが人気です。
5.家事の時短におすすめグッズ
家電の次は、キッチン(台所)での調理時間の短縮に便利な調理グッズや、水周り(洗濯、お風呂)の時短に役立つおすすめグッズをご紹介します。
時短グッズ1.みじん切りチョッパー
手やキッチンが汚れる心配なく、食材を時間も手間もかけずみじん切りにカットできるのがみじん切りチョッパーです。
ものの数秒でみじん切りができてしまうのは本当に便利ですよね。
時短グッズ2.水だけで油汚れが落ちるスポンジ
水回りにおすすめなのが、水だけで油汚れが落ちるスポンジです。
しつこい油汚れのヌルヌルも水をつけて洗うだけで、簡単に落とせて衛生的。洗剤不要ですから、環境にも優しいです。
定番人気は「レック 激落ち ポイポイ ( メラミンスポンジ )」。水をつけて軽くこするだけで汚れが簡単に落とせます。
時短グッズ3.珪藻土バスマット
近年人気が出てきているのが、珪藻土バスマットです。
珪藻土(けいそうど)とは、太古の植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり海底や湖底に推積して化石化した天然の鉱物。
目には見えない無数の小さな穴(孔)が空いていて、表面に付いた水分を一瞬で吸収し、水分が一定量に達すると、自立呼吸をして水分を放出してくれるので、乾燥させる必要もありません。
布製バスマットのような洗濯・手入れなどがほぼ不要というのは、本当に便利ですね。
時短グッズ4.ひっぱリンガー
洗濯ものの取込みが格段に楽で早くできるようになるのが、ひっぱリンガーです。
今までは、ひとつひとつ洗濯バサミを外しながらタオルや靴下を取り込んでいたのが、あっという間、一瞬で取り込めてしまいます。ガバッと取り込めるのも気持ちいいですね。
時短グッズ5.ざる・ボウル・フライパン スタンド
かさばりがちなフライパンやボウルなどを積み重ねずに収納できるのが、このスタンド。
幅も伸び縮みできるようになっているものが多いので、引き出しに対して縦と横どちらの方向に設置しても便利ですね。
他の調理器具をどけずにスムーズに出し入れできるので、料理や洗い物の時間も短縮にもなりそうです。
時短グッズ6.髪の毛くるくるポイ
お風呂場で溜まる髪の毛やゴミを排水口に向かう水流が渦になって丸くまとめてくれます。
あとは捨てるだけなので、便利な時短グッズです。
時短グッズ7.持ち運べる磁石収納トイレクリーナー
磁石内蔵のケースに空中で収納できるトイレクリーナーです。トイレ掃除の後に困るのがお掃除でついた汚い汚れですが、これなら水浸しのままでケースに閉じ込めなくていいので清潔に保つことができます。水だけで汚れが落ち、便器にも傷が付きにくいのも特長です。
時短グッズ8.圧力鍋
圧力鍋をうまく使いこなせるようになると、驚くほど短時間で料理ができるようになります。しかも美味しいので、使わない手はありません。
普通のお鍋よりも高温で火を通すことができるので、かたい食材を一度にゆでたり、時間のかかるかたまり肉や、煮豆も早く出来上がります。
定番で人気のブランドはティファール。
なかでも「クリプソ ミニット デュオ レッド 4.2L」は、「圧力なべモード」では圧力なべとして加圧調理ができ、「なべモード」に切り替えると、蓋を閉じていてもノズルから蒸気が抜け、普通の鍋として煮込み料理などが可能です。
時短グッズ9.シリコンスチーマー
作ったらそのまま食卓に出すこともできますし、冷蔵庫での保存まで1つでできて、洗い物も少なくて済んでしまうのが、シリコンスチーマー。
見た目がかわいいものが多く、お手入れも簡単で、何より火を使わないで調理ができてしまうので、忙しい女性に人気の時短キッチングッズです。
人気はやはり、シリコンスチーマーの名を世に広めたルクエ。
「Lekue(ルクエ)スチームケース」は、電子レンジで蒸し料理が手軽に作れます。蒸し器を使う手間が省けとっても便利!食材の水分だけで調理できるので、うまみと香りがたっぷりつまった美味しい料理を誰でも簡単に作ることができます。
6. 家事で時短できたら何をしたい?
6-1. 具体的な目標でやる気アップ
家事は多くの人にとって「しなければならないこと」、つまり仕事のようなものです。 自分の努力と工夫で時間短縮ができたとしたら、ご褒美にその時間を自分のためにつかうのも良いでしょう。
- 週末に掃除を持ち越さないように毎日努力したら、週末はのんびりホームエステを楽しむ
- 時短調理にチャレンジしたら、その結果をブログにアップする
- 掃除をマニュアル化したことで生まれた時間は読書にあてる
これまでやりたかったのに後回しにしていたことを具体的な目標として、家事の時間短縮 ができたら堂々と楽しみましょう!
6-2. 家族が喜ぶこんなこと家事の時間を短縮するために、家族の協力が必要な場合もあるでしょう。
- 洗濯物をとりこんでたたみ、それを定位置に片付ける
- 食器洗いと片付け
- 玄関のくつをよけて掃き掃除
- 植物の水やり
夫や子供にできることはリストアップしてどんどんお願いしてしまいましょう。家事の多くは取りかかる前には「ちょっと面倒だな」と感じるものが多いはずですから、協力してくれた家族みんなが喜ぶごほうびを用意するのもいいかもしれませんね。
- 週末に庭でバーベキューパーティ
- 日帰りドライブ
- DVD を借りてホームシアター鑑賞会
「家事をみんなで頑張って、休みの日には○○しようね!」と言えるようなお楽しみをみつけておきましょう。
6-3. 日々の生活に流されないために
家事の多くは、時間をかければいくらでもかけられるといった種類のものです。 例えば、掃除も徹底的に行うとなれば、数時間はかかるでしょうし、食事の準備も手間のかかる素材、手順を使えば時間などすぐに経ってしまいます。また、家事は日々同じ事の繰り返しで、達成感を得られなくなってしまいがちです。
家事の時間短縮を意識することで、「5分で掃除」「20分で食事の準備」など具体的な目標ができ、それを達成するための努力や工夫が必要になりますから、達成感も充実感も味わうことができるようになります。だらだらと毎日同じ事をするルーティンワークという家事を、目標も達成感もある仕事に変えてくれるのが、時短を意識することなのです。
7.まとめ
7-1. 心が疲れないことを第一に
家事の時間短縮の目的は、たくさんの家事を効率的にこなすということではありません。どの家事時間をどのくらい短縮できるか、家事のやり方を見直すことで、自分の家庭では何を大切にしていきたいのかという家族のありかたに気付くこと。
そして、主に家事を担う主婦のストレスを軽減し、心の負担を取り除くことにあります。清潔好きでとにかく掃除だけはきっちりこなしたいという家庭もあるでしょうし、食べることが大好きだから毎日美味しい食事は作りたいという家庭もあるでしょう。それぞれの家庭の主婦が、家事の時間短縮を意識することで心に余裕ができるようになることこそが、家事の時間短縮の目的です。
ストレスの軽減には音楽もおすすめです。家事をしながら音楽を聞くのもいいかもしれません。「ストレス解消の音楽で身体の不調を改善!」の記事もぜひ参考にしてみてください。
7-2. 家族が望んでいるのはママの笑顔
家事の時短をしようと決めたら、具体的なノウハウを集めるのと同時に、自分の家事のやり方を改めて見直す必要があることがわかりました。家事は、一緒に暮らす家族が心地よく過ごすことができるようにするためのもの。
家事を頑張って疲れ果て、笑顔のない主婦がいる家は決して心地よく過ごせる家ではありません。時間短縮のノウハウから取り入れられるものを取り入れ、自分にできる工夫をしたら、あとは自分がご機嫌でいられるように、家事の時短で得た時間を自分のためにつかうなど心に余裕ができることをしましょう。
7-3. よその家庭、他の主婦と比べずに
家事について調べはじめると、他の家庭の主婦がどの程度の家事をしているのか気になり出すでしょう。玄関の掃除は毎日するのか、シーツやふとんカバーはどの程度の頻度で洗うのか、食事の準備は毎日手作りしているのか…。どんなことにもいわゆる「平均」はあるのでしょうが、毎日の生活を見知らぬ誰かに合わせる必要はありませんよね。
- 自分は掃除だけはていねいにしたい。
- 洗濯が大好きだからシーツもこまめに洗う。
- ごはんだけはできたての美味しいものを提供したい。
自分が楽しくなるような家事があるなら、その部分は時間短縮しなくても良いでしょう。その分、気の重い家事は時間短縮してサクサクと片付けられるようにしてしまいましょう。よその家庭と違うことをしていてもいいのです。今の自分がしなければならない家事でどの部分を時短するかは自分で決めましょう。