「まだ若いのに、おでこにだけしわがある、、、」と悩みやすい、おでこのしわの問題。
不機嫌そうにみえたり、老けてみえたりと、マイナスになりやすいため、何とかしたいと考える人が多い部分です。
おでこのしわはなぜできてしまうのでしょうか?そして、どうしたら予防と改善ができるのでしょうか?
今回は、おでこのしわの原因や改善方法について詳しくお伝えしていきます。
目次
1. おでこのしわの3つのデメリット
デメリット① 実年齢よりも老けてみえる
デメリット② 不機嫌そうにみえる
デメリット③ メイクがヨレて汚くみえる
2. おでこのしわの原因とは?
原因① 紫外線ダメージ
原因② 表情のくせ
原因③ 加齢によるたるみ
原因④ 乾燥
3. おでこのしわの改善方法6選
しわ改善方法① マッサージ
しわ改善方法② 顔の体操
しわ改善方法③ クリーム
しわ改善方法④ ボトックス注射
しわ改善方法⑤ ヒアルロン酸注射
しわ改善方法⑥ 整形(額リフト)
1. おでこのしわの3つのデメリット
おでこのしわがあることは、私たちにとってデメリットになることが少なからずあります。その主な3つのデメリットをお伝えします。
デメリット① 実年齢よりも老けてみえる
おでこのしわは、実年齢よりも老けてみえてしまう原因になります。人は、顔のしわをみることで、無意識に相手の年齢を判断することが多くあります。
つまり、おでこのしわの有無は、自分の見た目年齢を左右する大きな判断材料になるのです。
おでこのしわは、加齢によるたるみだけではなく、普段の表情によって作り出されやすいといいます。そのため、若くてもしわができやすく、そのせいで実年齢以上に老けてみられやすくなるのです。
逆にいえば、しわのないおでこになることで、実年齢よりも若くみられることが可能なのです。
デメリット② 不機嫌そうにみえる
おでこのしわは、不機嫌にみられる原因ともなり得ます。おでこにしわがあることで、人相が悪くなり、相手に不機嫌な印象を与えてしまうことがあるのです。
たとえ自分はご機嫌でも、相手に不機嫌な印象を持ってしまえば、見た目だけで近寄りがたい人だと勘違いされて、自分自身が損をすることになってしまいます。
そんなマイナスをなくすためにも、おでこのしわはない方がよいのです。
デメリット③ メイクがヨレて汚くみえる
しわはメイクのヨレの大きな原因となります。せっかく施したメイクも、しわがあると表情が動くたびにそのしわにどんどん入り込んでしまい、メイクが崩れていきます。
ヨレてしわに入った化粧は、見た目の清潔感を損ないます。特に、顔の面積の中でも比較的大きな面積を占めるおでこは、相手が受け取る化粧崩れの印象が大きくなってしまう傾向があります。
よって、自分自身の清潔感を保つためにも、おでこのしわは予防・改善していきたいのです。
2. おでこのしわの原因とは?
おでこのしわは若い20代などの世代でも、できてしまう場合があります。その原因とはいったい何なのでしょうか?その4つの原因についてみていきます。
原因① 紫外線ダメージ
紫外線によるダメージは、深いおでこのしわを作る原因の一つです。
紫外線のUVA波は、肌の奥深くまで到達し、肌のハリや潤いを保つコラーゲンやエラスチンなどの組織を破壊してしまいます。
そのため、毎日塗る日焼け止めは、PAの数値の高いものを選ぶことで、UVA波による肌ダメージ防ぎやすくなります。
日焼け止めの効果は「PA+ ~ PA++++」このようにプラスが増えることで強くなっていきます。
原因② 表情のくせ
表情のくせも、おでこのしわには深い関わりがあります。
普段から頻繁に目を見開いたり、眉を上げたり下げたりするくせがある人は、おでこにしわができやすくなります。おでこの前頭筋を酷使することで、深いしわが入ってしまうのです。
そのため、目を見開いたり眉をあげたりするくせを取ることも、おでこのしわを改善するためには有効です。
原因③ 加齢によるたるみ
加齢により、顔の骨が縮んだり、皮下脂肪が減少・下垂したりすることで、しわが生じやすくなります。
また、コラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維が衰え、皮膚の重さを支えきれなくなることにより、たるみが生じ大きなしわが刻まれてしまします。
少しでも老化スピードを遅らせるための、肌の手入れや表情筋のメンテナンスが必要になってきます。
原因④ 乾燥
肌の乾燥は、おでこのしわを作ってしまう大きな原因の一つです。
肌が乾燥すると、細胞の水分が失われます。すると、水分が失われた細胞がしぼみ、キメが乱れることで細かなしわが入ってしまうのです。
そのため、おでこのしわ対策のためには、肌を乾燥させないよう、十分保湿することが必要です。
3. おでこのしわの改善方法6選
おでこのしわの改善方法を6つ厳選してお伝えします。セルフケアが可能なもの、専門家に任せるものなどさまざまあるので、ぜひ自分に合った方法を選んで実践してみてくださいね。
しわ改善方法① マッサージ
おでこのしわを改善するマッサージをお伝えします。おでこ、頭皮、耳の3種類のマッサージをご紹介していきます。
おでこのマッサージ
おでこの筋肉が凝り固まらないよう、マッサージを行いましょう。おでこには、前頭筋という筋肉があります。その前頭筋をマッサージでしっかりゆるめていきます。
<手順>
1. 両手の人差し指〜小指の指先の腹をおでこにあてて、眉毛のすぐ上から順番に、生え際まで4〜6ラインに分けて、ぎゅーっと押しながら上がっていきます。
2. 同様の部分を、今度は指先をくるくる回しながらもみほぐしていきます。回転方向は、外側(こめかみ側)にします。
頭皮のマッサージ
頭皮のコリもおでこのしわにつながるため、コリの解消が大切です。手の指を使って頭皮を痛気持ちよい強さでもみほぐしましょう。
<手順>
1. 両手の指を大きく開き、頭皮に立てて置きます。
2. 指先に力を入れ、頭皮をぐーっ、ぐーっと場所を変えながら押していきます。
3. その指のまま、今度はぐるぐると手を回転させながらもみほぐしていきます。
4. 痛気持ちよいと感じる強さで、3分ほど繰り返します。
耳のマッサージ
おでこのしわの原因ともなる頭の筋肉につながる耳の周りの筋肉をほぐし、しわを改善していきます。気持ちよいと感じる力加減で行いましょう。
耳の周りに集中するリンパの流れもよくなり、老廃物が流れてすっきりしたおでこ・顔まわりになることが期待できます。
<手順>
1. 両手を両耳を覆うように被せます。
2. そのまま、やや圧をかけながら後ろに10回ぐるぐる回していきます。
3. これを1日3セット程度行います。
しわ改善方法② 顔の体操
おでこの筋肉を柔軟に保つために、顔の体操を行いましょう。おでこの前頭筋につながる顔の筋肉がしっかりと動くようにしていきます。
顔の体操(1)
目の周りの筋肉、眉毛の筋肉、おでこの筋肉の動きを調整し、おでこにしわのよらない目の動きのくせを作っていきます。今後のしわ予防、そして今あるしわを薄くするために、次の体操を行なっていきましょう。
<手順>
1. 眉毛に両手の人差し指〜小指の指の腹を置き、やさしく揺らしながら筋肉をゆるめます。
2. 1.の指を置いた状態のまま、目を大きく見開きます。このとき、おでこにしわがよらないよう、指でしっかりと眉毛を押さえておきます。
3. 目を見開いたまま3秒キープし、一旦目を閉じます。
4. 3.を5回繰り返し行います。
5. これを1日2〜3回行い、おでこにしわをよせずに目を見開くくせを定着させていきます。
顔の体操(2)
口周りの動きにおでこがつられてしわができないよう、体操でくせ付けていきます。これ以上しわを深くしないため、今あるしわを薄く改善していくために行なっていきましょう。
1. おでこに片手の手のひらを置いておでこの筋肉が動かないよう固定します。
2. おでこを固定したまま、口を「う」の口にしてすぼめ、3秒キープします。
3. 次もおでこを固定したまま、口を「お」の口にして、3秒キープします。
4.さらに、 おでこを固定したまま、口を「い」の口にして、3秒キープします。
5. 2.〜4.を3セット繰り返します。これを1日に2〜3回行います。
しわ改善方法③ クリーム
おでこのしわ対策には、クリームでの保湿も有効です。スキンケアの中で、クリームでの保湿は美肌のために大切なことですが、さらにしわ対策に効果があるとされる成分が入ったものを選びましょう。
・ナイアシンアミド
・エラスチン
・ヒアルロン酸
・ビタミンC誘導体
・コラーゲン
これら肌のハリを上げてくれる成分を含んだクリームを使うことで、肌に潤いがもたらされ、しわの改善へとつながっていきます。
すでにおでこのしわが気になる場合は、しわの間にクリームがしっかりと入り込むように塗布していきましょう。
しわ改善方法④ ボトックス注射
ボトックス注射は、おでこのしわを改善するためのプチ整形の中でも、もっともメジャーなものです。
ボツリヌス菌の作り出すボツリヌストキシンという毒素を注射することで、筋肉の動きを止め、しわを目立たなくします。
なお、ボトックス注射のダウンタイムはほとんどなく、効果は3〜6ヶ月ほどは続くと言われています。
かなりしわが深い場合は、ヒアルロン酸注射や、併用も視野に入れると良いでしょう。
しわ改善方法⑤ ヒアルロン酸注射
ヒアルロン注射も、おでこのしわを改善するためのプチ整形の中で、メジャーな方法です。
特に深いしわができている場合は、ヒアルロン酸注射でおでこのなだらかな丸みを取り戻す方法がおすすめです。
おでこの形をデザインすることもできるため、理想のおでこに近づくことが可能です。
ヒアルロン酸は、かなりゆっくりではありますが、体内に吸収されます。1〜2年に1回程度、追加で少しのヒアルロン酸を注入するメンテナンスを行うとよいでしょう。
しわ改善方法⑥ 整形(額リフト)
セルフケアやボトックスでは対処できないほどのおでこのしわができてしまった人は、整形で額リフトをするという方法も視野に入れるとよいでしょう。
額リフトは、髪の生え際付近を切開し、たるんだおでこの皮膚を引っ張り上げます。手術の後は、生え際に近いため目立ちにくくなります。
深いしわがあったのがまるで嘘のように、ピンと張ったおでこを手に入れられるといいます。
ただし、整形でメスを入れるため、ダウンタイムや術後の症状などのリスクも含めて考える必要があります。
ボトックスやヒアルロン酸注射より大きな効果や効果の持続を実感できるため、深いおでこのしわを本格的に改善したい方は検討してみましょう。
まとめ
おでこのしわのデメリットや原因、予防・改善方法についておわかりいただけましたか?
幅広い年代の人が悩みやすいおでこのしわ問題。解決することで、見た目年齢や印象が大きく変わってきます。
あなたもしわのないピンと張ったおでこを手に入れて、いつまでも若々しく、清潔感があり、輝いた印象で過ごしてくださいね。