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2019.04.12



Vol.8 秋葉原に通うのが好きだった少年が、日本最大級の占いコンテンツプロバイダー会社の社長に─その②

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☆伊勢山先生伊勢山天愛 (いせやま・てんめい)

福岡県出身。大学時代、日本に初めて西洋占星術を紹介した門馬寛明(もんま・かんめい)氏に師事し、大学在学中にコンピューター占いシステムを企画、開発を中心としたソフト開発会社 (株)J&Jを設立。
卒業後、紆余曲折の末1991年に現在のテレシスネットワーク(株) を立ち上げ代表取締役に就任。
同社は28年以上占いサービスを手掛け、ヤフー占いを初めとしたインターネット占いや、ドコモやAUでのスマホ占い、アップル、グーグル占いアプリで日本最大級のコンテンツプロバイダーとして知られ、インターネットや電話、チャット鑑定で延べ1億人以上の鑑定実績を誇る。
占いコンテンツサービスの提供・運営を行いながら、個人としても西洋占星術、インド占星術、九星気学などを探求。個人鑑定では特に事業開始の時期、パートナー選定などに経営者から絶大な信頼がある。
現在、占いを活用し、人生を味わい、喜びを分かち合う生き方を広める活動を行っている。
著書として毎年発行されている『ラッキー風水ダイアリー』(以前の名称『ラッキーカラーダイアリー』)がある。

主な占術方法 : 西洋占星術/インド占星術/九星気学

【HP】テレシスネットワーク株式会社

目次

1. 占いで不幸になる人もいるので、占う側に問題があってはなりません

2. 30歳のときに現在の会社を起業したきっかけは

3. インド占星術を手掛けるようになったのもプログラミングができたから

4. その人に合った周期に、どう共鳴しながら生きてきたかを観ることが大切

 

1. 占いで不幸になる人もいるので、占う側に問題があってはなりません

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來夢 西洋占星術とコンピューターに入っていった流れがあって、一方で伊勢山さんは東洋占星術にも惹かれていかれましたよね。その理由は何なのでしょうか? 
なぜ、こんな質問をするかというと、伊勢山さんが毎年出してらっしゃる『ラッキーカラーダイアリー』(現『ラッキー風水ダイアリー』)という本が、九星気学の理論にしっかり基づいて編纂されているからなんです。

私も九星気学は方位を見る上で外せないと思っていて、毎年『來夢~んカレンダー』を作成してお配りしていますが、カレンダーに九星気学を加えようとすると、詰め込み過ぎになってしまい、どうしても無理があります。しかし、伊勢山さんの本はとにかく良くできているので、購入させていただきました。

伊勢山 それはありがとうございます。
いまの來夢先生の質問に対しては、『ラッキー風水ダイアリー』の「あとがき」の次の文章が答になると思います。

30数年前から、占いの魅力と体系の美しさに心を奪われ、この世界に身を置く私ですが、その間ずっと疑問を持っていたことがあります。
「同じ幸運期を迎えるのに、なぜ人によってその現れ方に違いかあるのだろうか?」ということです。
それは不運期に対しても同じことがいえます。
できるなら不運を避け、幸運の時期をより充実させることができたらとても幸せになるはずです。
「多くの人たちが運命を積極的に活性できる方法を見つけだしたい」
そんな思いから、あらゆる占術を研究する中で、九星気学の英知であるところの幸運方位取りに、ひとつの結論を得たのです。
不運を乗り越え、幸運をより喜び合えるために、多くの人たちが方位取りのメソッドを簡単に活用できる方法として、自分のシンボルカラーが含まれている方位で吉方位を導き出す「カラー九星方位盤」を考えつきました。

來夢 西洋占星学においても、同じ幸運期を迎えていても運がいい人と悪い人とがいて、例えばエネルギーが拡大する木星の時期が来た場合、行いをきちんとしていればエネルギーは広がるでしょうが、悪行を積んでいればそれも拡がると私は言い続けています。

伊勢山 おっしゃる通りだと思います。
どっちつかずというか、何となく中途半端に過ごしているような人なども、精算が起こりますよね。

來夢 伊勢山さんは、そうしたことも東洋占星術の九星気学で捉えようと考えたわけですね。

伊勢山 そうです。そのためには九星気学の方位取りが必要なんです。

來夢 なるほど。その辺りは、私が外せないと思っている「祐気採り(祐気とは良い気のことで開運のために良い気を取り入れること)」と「お水採り(吉方位の方角に良い気を含んだ水をくみに行くこと)」による”浄化”とリンクしているように思います。

伊勢山 良い気を取り入れるためには、浄化が必要だということですね。

來夢 そう、浄化は必要なんです。
間違った九星気学の捉え方をすると、不幸予測から入ることが多いと感じています。私はそういうケースをたくさん見てきているので、方位は祐気採り・お水採りで一気に改善させることができるから、凶方位など気にするなとクライアントさんに伝えるようにしています。

伊勢山 だって占いで不幸になる人もいますからね。占う側に問題があってはなりません。各人各様の受け止め方もあるし、占ってもらう人の感性が強過ぎたりすると、悪い方向にいきかねません。

來夢 そう、悪い方向に取り込まれてしまうことがあり得ます。

伊勢山 例えば、「あなたの場合、次に土星が来ることになりますから大変ですよ」と言われたら、言われた側は大変なのかなと思うでしょう。しかし、言い方次第で受け止め方は大きく違ってきますから、「次に土星が来たときが頑張りどころですから、こうして対応すればいいんですよ」と伝えるべきなんです。

來夢 そうですよ。気持を暗くさせたり、不安にさせる決めつけ方はいけません。

伊勢山 もしかすると占った通りのことが起こって、大変な努力を強いられることになるかもしれない。でも、土星が来たあと、次に木星が来たときにはこういう効果がありますよと伝えないとダメでしょう。
マイナスの面をクローズアップしてしまうと、不安にかられた人は不幸を自分の中で再生産してしまうことになりますからね。

來夢 伊勢山さんは西洋・東洋の占星学の歴史を分かっていらっしゃるし、ずっとクライアントさんと向き合ってきた方だから、よく理解されていると思いますが、私のおおよその感じでは、昔は東洋占星術の先生方が、東洋占星術の解釈を拠り所に西洋占星術を捉えていたケースが多かったような気がするんです。

伊勢山 同感ですね。特に東洋の易学と四柱推命をベースにした捉え方が多かったんじゃないでしょうか。

來夢 だから、もう逃れられない運命みたいなことを語る方もおられたという気がします。

伊勢山 そうでしょうね。そのように言うことで、クライアントさんは「じゃあ、次にどうしたらいいの?」と、リピーターになってくれるということでしょうが、それでは本末転倒でしょう。

來夢 この「占いの達人」のサイトに一番初めに登場していただいた、家相学・方位学・易学の権威でいらっしゃる富塚崇史 (とみづか・たかふみ)先生は、「運勢は自分でつくるもの」「占いは開運させるためのもの」とおっしゃっていましたが、やはりそういう考え方でないといけませんよね。

伊勢山 そうだと思います。
今の話に付け加えると、開運法というのは西洋占星術に全く無いわけではなくて、イギリスの占星術に詳しい鏡リュウジさんにお会いした際に、鏡さんは西洋にも開運法がいろいろあったとおっしゃっていました。
ただ、魔女狩りの時期(15~18世紀)に悪魔祓いを含めて、魔術として開運法の術が全部封印されてしまったので、西洋では開運法が裏でしか伝わってこなかったそうです。

來夢 白魔術・黒魔術みたいな話になっていますものね。

伊勢山 そういう話を鏡さんからうかがったときに、白魔術や黒魔術には宗教も絡んでいて、簡単に復興できるようなものではないでしょうから、ああ、なるほどなと思いました。

私は、かねがね西洋占星術に東洋占星術を取り入れたいと思っていたわけですが、いろいろ調べてみると、九星気学で方位を定めれば良い気を取り入れられることを知り、結構古めかしいというか、複雑で分かりにくい暦(こよみ)が多いなかで、九星気学の理論を知らなくても、すぐに吉方位が分かるダイアリーを作ろうと思ったわけです。

來夢 伊勢山さんが作られたダイアリーは画期的な上に、明るい雰囲気で他にはないものですよ。

伊勢山 ほめていただいてありがとうございます。
私のほうからも言わせていただくと、來夢先生が出された『春夏秋冬理論』という本は、とても理論がしっかりしていて素晴らしいと思いました。

來夢 あれはあれで面白いでしょう。
あの本はビジネス書のカリスマと言われ、経営コンサルタントとして知られている神田昌典(かんだ・まさのり)さんの「一緒に本を出そう」という一言からスタートしていて、神田さんが監修者になっています。

私的には、当たる・当たらないとか、信じる・信じないはどうでもよくて、占いという「先人の知恵を活用する」というところに神田さんは感銘してくれていて、本を出そうと言われたわけです。
私、缶詰状態になって作業をしたのは生まれて初めてで、あのときだけですよ。
私のクライアントさんの生年月日のデーターを全部落とし込んで、検証して、長く付き合っていただいているクライアントさんに全て読み聞かせて仕上げました。

伊勢山 そうだったんですか。あれは叡智(えいち)だと思いますよ。

來夢 あの本を構成している要素は、まず、すべての事象は12年サイクルで回っていて、人生にも12年でひと巡りするサイクルがあるということ。次に、12年を3年ごとに4等分し、それぞれを春・夏・秋・冬の四季になぞらえてみると、季節ごとに学ぶ課題があることが分かってくるということ。さらには、年、月の切り替わりが十二節気の順におとずれるということ。この3つです。
そして、自分以外の誰かからご宣託やご神託をお伺いするのではなく、自分の道を歩むためのツールとして役立てていただきたいというのが私と神田さんの願いです。

伊勢山 なるほど、そうした理論がすーっと入ってきますし、ありがたいことに、この意味にはこちらの意味が影響しているという仕組みが、とても分かりやすくなっていると思いました。

來夢 伊勢山さんが西洋占星術も東洋占星術も分かった上でプログラミングできるというのは貴重だと思います。そんな頼もしい方と是非、一緒に新たなカレンダーを作りたいものです。

伊勢山 ありがとうございます。近いうちに、そのための打ち合わせをしましよう。

2. 30歳のときに現在の会社を起業したきっかけは

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來夢 先ほどお聞きした大学時代に設立した会社は、その後どんな経緯をたどったんですか?

伊勢山 大学時代に設立した会社は4年ほど続きました。最初は私とルームシェアしていた者が社長になって私は副社長を務め、あとはプログラマーが3人いて、合わせて5人でやっていました。
しかし、設立1年目に、売り上げは上がっているのに赤字だったために、株を半分保有して戴いていたシグマさんから、どうにか改善して欲しいと言われ、私が社長を務めることになり、NECさんの関連会社に3色で文字を流すような電光掲示板のシステムをハードまで含めて納めるなど、いろいろやりました。

そして、ようやく黒字になった頃、最初に社長を務めていた者が、シグマさん以外の資本を入れようとしたため、シグマさんに恩義を感じていた私は会社から抜け、シグマさんに約1年お世話になりました。

來夢 その頃は、もう大学を卒業されていたんですか?

伊勢山 卒業していましたし、ちょうど結婚した頃です。

來夢 就職しないで、そのままの流れでシグマさんにお世話になったわけですね。

伊勢山 そうです。とりあえず食べていかなくてはいけないので、シグマさんではメダルゲームなどの商品企画を手掛けました。

來夢 メダルを入れて、うまくいくとメダルがザラザラ落ちてくるゲームでしょう。私、あれ好きでよくやりましたよ。

伊勢山 そうでしたか。ありがとうございます。
でも、自分がこういう性格なので、宮仕えはダメだとずっと思っていて、シグマさんにお世話になったのは1年とちょっとだけでした。

來夢 そりゃそうでしょう。型にはまるのは無理だし、朝は苦手だし。

伊勢山 朝9時半から遅刻もせずになんて、私に勤まるわけがありませんよ。それであてもなく1年ほどで辞めてしまいました。

來夢 なるほど。お世話になりましたっていう感じでね。
その頃、奥さんは何をされていたんですか?

伊勢山 講談社に勤めていて、サーフィン雑誌などを編集していましたが、同じ時期に辞めています。でも、彼女は門馬先生からミス・ペルセフォーネという名前をいただいていて、占いのライターもしていました。

來夢 それは知らなかった。占い仲間だったんですね。それにしても二人で占い・編集・執筆・プログラミングの4つができるわけだから、最強の夫婦ですね。

伊勢山 まぁそういうことで、2年ほど経ってから二人で会社を起こしたんですが、シグマさんを辞めて以降、しばらくのあいだは、契約社員という形で日本鋼管(現在のJFE)のコンピューター室に通って、大型コンピューターのプログラミングの仕事をしていました。

來夢 そうでしたか、奥さんも会社を辞めてから書いたり、鑑定をしたりして、伊勢山さんは得意の分野で働いていたんだ。

伊勢山 それで2年ほどしてから、ダイヤルQ2のブームが始まったんですね。
そこで、音声で占いの文章を提供することを思いついて、電話対応できる機器を探してみると、4回線の処理で300?400万円もかかることが分かりました。でも、そんな余裕はなかったので、秋葉原から音声基盤を複数購入してきてパソコンを作ることにしました。

パソコン1台について1回線では大した売り上げにならないので、1台に8回線対応できるようなスロットを秋葉原で購入してきて、複数の基盤をつないだりしました。
パソコンのOS(オペレーティングシステム)については、当時、1回線しかコントロールできないDOS(ドス)ベースでしたので、16回線を同時にコントロールできるようなプログラムを、大学時代に立ち上げた会社の仲間だった友人に頼んで作ってもらいました。

彼は天才的なプログラマーで、おかげさまでマルチに処理ができるシステムが完成しましたし、基本となるプログラムも彼が全部作ってくれて、ダイヤルQ2のビジネスが展開できるようになったわけです。
もちろん妻も手をこまねいていたわけでなく、コンテンツ作りを手伝ってくれました。1990年の頃です。考えてみると、占い的なビジネスが本格的に動き始めたのは、あの頃ですね。

來夢 いまのお話を聞いていて、要は”秋葉原の子”だったから、そうしたことができたのだと、つくづく思いました。
そこで改めてうかがいますが、どのあたりから占いで立とう、これでいこうとお思いになったのですか?

伊勢山 30歳のときに今の会社を起業していますが、スタートはそれより前の「プリントアウト占い」を作っていた頃、つまり1980年代初頭です。
J&Jという会社を学生時代に運営していたときに、ほとんど占いに導くためのプログラムばかり作っていたなかで、音声で出したい、通信で大量に占いを提供したいという気持ちが次第に強くなっていました。

あの頃は、占いというと露天というか、玩具店などの外でプリントアウトする占いと、あとは街頭にいらっしゃる占い師さんに占ってもらうぐらいでしたから、もう少しましなプリントアウト占いを提供したいと、かねがね思っていたわけです。

來夢 ゲームセンターに占いがプリントアウトされてくる器械が置かれていましたよね。

伊勢山 そうです、そうです。

3. インド占星術を手掛けるようになったのもプログラミングができたから

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來夢 ところで、伊勢山さんのプロフィールを拝見すると、インド占星術も手掛けていると書かれていますが、インド占星術について教えてください。

伊勢山 インド占星術の特徴をひと言で言うなら宿命論だということでしょう。

來夢 基本、言い切りですよね。カーストと一緒で逃れられない雰囲気があります。

伊勢山 その通りです。
インドには、皆さんご存知のようにカースト制度がありますから、社会的階級については、ある程度までしか行けないというのが伝統的に定着しています。
ですから、あなたは現世ではここまでで、あとは生まれ変わってから次の段階に行きましょうという完全な宿命論なんです。ただ、インド占星術は当たる確率が非常に高いと言えます。

インドの上流階級の人には、主治医と同じように主治の占星術師がついていて、子供が誕生すると占いをしてもらいに行き、例えば「この子はどういう結婚ができますか」「お金が稼げますか」などと尋ねるのですが、インド占星術師が最初に何を占うかというと、生まれた子供が何歳まで生きられるかなんですね。
そして、占いでこの子は8歳ぐらいで他界すると観た場合、8歳ぐらいまでの運勢は占っても、そのあとの結婚運だとか金運は観ません。そのぐらい決めてかかるんです。

來夢 あなたにはルビーの力が必要だとか、開運を補うものが宝石だというのもインド占星学の特徴ですよね。

伊勢山 開運法としては、宝石に加えて「ヤギャ」という祈祷のようなことで補う方法があります。
日本の場合、占うときは将来の可能性も観るのが一般的で、例えばいろいろな可能性を星の位置などで観て、悪いことが起こりそうだと読めたとしても、併せてそれを避ける方法を示すこともします。しかし、インド占星術の場合は、この時期は徹底的に金運がないから覚悟しなさい、というような伝え方をするんですよ。

來夢 なるほど、がんじがらめの宿命論ですね。
一時、私もインド占星術にはまりましたが、どう考えても宿命論なので日常的に活用できないと思いました。

伊勢山 やっていると気持が暗くなったりもしますから、幾つかの東洋占星術に近い感じがあると思います。

來夢 決めつけるという意味でね。でも、それ以外の良さだけに目を向ければいいわけですよ。

伊勢山 そう、それでいいと思います。

來夢 それにしても、西洋占星術をベースにしながら、どのようにしてインド占星術を使ってらっしゃるの?

伊勢山 インド占星術にはヨーガという例外配置が700も800もあって、それらを含めた形で全部判断の拠り所にするには、人智を超えたところがあるので、弊社のコンピューターに入れたデーターで観るようにしています。

來夢 なるほど、だから観ることができるんだ。あまりにも複雑なので、プログラミングしなければ到底無理な感じですものね。

伊勢山 そう、無理でしょうね。星の配置の組み合わせが800ぐらいあって、例外配置が700?800もあるわけで、例外に引っかかったりすると外す確率がきわめて高くなります。ですから、私はインド占星術を性格診断に使うことはしません。

來夢 けれど、クライアントさんのなかにはインド占星術でも観てほしいと言う方もいらっしゃるでしょう。

伊勢山 西洋占星術で基本的なことは観ます。でも宿命的な流れを観てほしいという方に対して、私がインド占星術のなかで唯一使っていいと思っているのは「ダシャー(インド占星術の年表)」です。ダシャーで仕事や金運などがいつから好転するのかを観ることはあります。

來夢 つまり開運法としてということですよね。開運の時期があるかどうかをチェックして差し上げるわけでしょう?

伊勢山 そうです。金運が巡ってくる時期はこうですよ、と伝えたりすることはできます。ご存知のとおり、6年から20年周期のマハダシャー 、その期間がさらに細分化された周期のアンタルダシャー、数か月周期のダシャーなどがあって、その3つのうちのどこかで、その人の一番いい時期がおとずれるとかを観ます。
人生の流れや転換期となる時期を知りたければ、ダシャーの複合サイクルを見ると分かります。

來夢 そう、どこかに引っかかって、ピンポイントで伝えることができますよね。

伊勢山 占う際に、あくまでもその人の可能性を引き出すというのが私のポリシーです。可能性は多種多様で、良い場合も悪い場合もあるので、良いほうの可能性を引き出すことと、その時期を観て差し上げることを基本にしていますから、必要に応じてインド占星術を併用することもあるわけです。

4. その人に合った周期に、どう共鳴しながら生きてきたかを観ることが大切

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來夢 最後の質問です。
伊勢山さんが占う時にいつも心掛けていることは何でしょうか?

伊勢山 クライアントさんの運命が悪くなるようなことは言わないようにして、悪いことについては「ここは気をつけたほうがいいよ」くらいに止めています。でも、本当にどうしようもなく悪い人っているんですよ。しかし、そこをあまり強調するとその方の運命にハウリングが起きてしまいます。

來夢 悪い方向性を示すと、自分自身でストーリーを作ってしまうことがありますね。

伊勢山 ええ、ですから悪いハウリングが起こらないように心掛けています。
クライアントさんに対して「いつ頃がよかったですか、いつ頃が悪かったですか」という、ちょっとしたヒアリングをします。すると、ご存知のとおり、西洋占星術、東洋占星術、九星気学などの占いには大まかに30年周期、12年周期、10年周期、9年周期の4つの周期があって、その周期のいずれかに当てはまるというか共鳴することが分かってきます。

來夢 一番当てはまるところが観えてくるわけですね。

伊勢山 そうです。それであなたはこういう流れで、例えば東洋占星術の四柱推命であれば10年周期に共鳴していますとか、西洋占星術であれば木星の12年周期に1番共鳴していますと伝えることができるわけです。

來夢 人それぞれで、10年の周期には当てはまる人もいるし、9年の周期に当てはまる人もいますしね。

伊勢山 そうしたことを見極めて、この人はこの周期が強いから、次はこういうことがこの頃に起こるでしょうと伝えるわけですが、結構その人が何をしてきたかによって共鳴の活かし方が違ってくるんですよ。

來夢 そうでしょうね。

伊勢山 悪い周期のときに一生懸命やって成果が見られないという人に対して、違う占術方法を用いると一生懸命やるべき時期が観えてくるわけで、だとしたら、次はこの周期でやっていきましょうといった感じで伝えるためには、一番その人に合った周期に、どう共鳴しながら生きてきたかというのを観ることが、私は大切だと思っています。

來夢 それはとても親切ですよ。

伊勢山 占いはその人の運命を左右しますからね、怖いんですよ。悪いことを言って悪い方向に行ったとしても、あとは知らないよというわけにはいきません。

來夢 そうですよね。伊勢山さんは魚座の新月の人で感受性が強いから、あとは知らないとは言えないんですよね。

伊勢山 それはあると思います。

來夢 今日はいろいろお話していただいて、ありがとうございました。とても勉強になり楽しい時間を過ごすことができました。

※次回ご紹介するのは、日本でただひとりアストロカートグラフィ公認解説者の資格を持ち、「タイミング(時)&スペース(自己の可能性を最大限に生かす場所)」を鑑定できるアストロロジャー(占星術研究者)の真弓香(まゆみ・かおり)先生です。

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