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  2020.04.06



Vol.14 実占があるからこそ占星術は面白くなる! 知識の探求と実占の双方向で極めていく−その①

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★IMG_0369c芳垣宗久
1971年東京生まれ。占星術研究家、鍼灸師。ホロスコープを人間の想像力を引き出す思考するツールとしてとらえ、伝統にもジャンルにもこだわらない自由な研究を展開。特に小惑星やアストロ・ローカリティー(地理占星術)といった近代的なテクニックに詳しく、近年ではルネサンス時代の魔術的占星術の世界にも参入。個人相談や原稿執筆のほか、セミナー、講演も積極的に行っている。占星術スクール「ヘルメス学園」主催。主な著書『愛の小惑星占星術』(説話社)、共著に『マンディーン占星術』(説話社)。
https://munehisa-yoshigaki.com/

 目次

〜その1 知識だけでは到達できない占いの無限の広がり〜

・レジェンドたちのいま

・12星座コラムはその奥への導入になっている

・実占経験のない人が教えてもいずれ人は離れる

・中学二年生から始まった占い師人生

 レジェンドたちのいま

shutterstock_708128068來夢 前回は木星王先生にお会いしたんです。87歳でいまだ現役、とてもお元気で。私は90年代に木星王先生の本を少しずつ集めていたんですね。当時木星王先生は、『路地裏占い読本』で、ライター占い師のことなどとても厳しい書き方をしていたから、とてもシニカルな方かと思っていたら、お会いすると、射手座のやんちゃ坊主みたいですごく可愛くて。芳垣さんは木星王先生とご縁はあったんですか?

芳垣 直接お会いしたのが7〜8年前だと思います。木星王先生の出版社「魔女の家」で翻訳をしていた方と知り合いになって、木星王先生にお会いしませんか、と声をかけていただいたのです。木星王先生は60年代くらいから活動なさってましたし、長老格の方には早くインタビューしたいと思って。

來夢 日本の西洋占星学の大御所はほとんど鬼籍に入られて……。

芳垣 そうですね。木星王先生と同年代といえば、ルネ・ヴァンダール・ワタナベ先生、山内雅夫先生も亡くなられて。さらに高齢の門馬寛明先生にはぜひインタビューをお願いしたいなと。

來夢 門馬先生もお亡くなりになっているんじゃないかな。ご健在なのは石川源晃先生?

芳垣 石川先生は亡くなられたみたいです。お弟子さんに直接お会いしてわかりました。

來夢 やっぱり……。ちょっと話がずれたんですが、その木星王先生は、今もライター占い師に批判的だし、「それよりも今問題なのは、実占をしていない占い師がセミナーをやってることだ」と。芳垣さんにはそのあたりのお話もうかがいたいなと。だって芳垣さんは、今の若い人の代表みたいなところ、ありません?

芳垣 そんなことないですよ。今年49歳ですし。

來夢 10歳は若く見える!

12星座コラムはその奥への導入になっている

shutterstock_524360551芳垣 ライター占い師の問題に関しては、私はそんなに深刻にとらえてないんですね。

來夢 私もです。それより、木星王先生が熱く語っていて私がなるほどと思ったのは、実占をしていない占い師の方々が占いを教えていいのかと。それが今いちばん問題だと。そんなふうに考えたことがなかったので、そこをシェアできたらなと思うんです。芳垣先生だってセミナーをなさっているでしょう?

芳垣 セミナーは多いですよ。アルカノンさんとか、いろんなところでやってます。
 まずライターさんに関しては、日本だけではなく、欧米でも占いライターという一定の層があるんですよ。占星術ができる人たちではなく、いわゆる12星座占いのコラムを書いている人たち。彼らは「占星術コラムニスト」と呼ばれています。日本ではいわゆる「占いライター」ですね。

來夢 私の師匠であるルネ・ヴァンダール先生やルネ・ヴァンダール研究所はその走りみたいなところですからね。でも師匠のルネ先生は、電話で無料相談をずっとやってらして、たから、実占はしてたんですよ。でも、研究所はどうしてもライター業が増えるよね。だって、NON-NOなどでの占いページは、アンケートで第一位とか、それだけヒット飛ばしてたから。

芳垣 そうでしょうね。ライターさんはいわゆるマスコミで働くわけですよね。貢献としては、みんなに占星術に関心を持ってもらえること。物足りなくなった人は、本格的な勉強を始める。そういう入り口になってますからいいと思うんです。
 12星座占いは本格的な占いではないんですけど、欧米に登場して以来、そこから興味を持ってホロスコープを描き始めた人は増えたんです。特に1970年代以降はぐっと増えた。だから、導入口としては別に悪くない。むしろ意図的に占い師側が、12星座占いを作って流行らせた。普及させるために仕掛けたんですよね。だからマイナス面だけではないと思うんです。

來夢 光と陰、表裏ですよね。だから、自分がどう関わるかですよね。

芳垣 だと思いますね。私もそういうものを書いてたことがありますし。

來夢 師匠のルネ先生の言葉はいくつも心に残っているんですけど、なかでも、私が占いの連載をいちばん抱えていた、1990年代半ばから後半にかけての時のこと。連載は書いても書いても貯めていけない。読み捨てられるのが悲しくて、虚しいと思っていたら、師匠が「それは逆なんだ」と。読み捨てられることに価値というか、哀愁がある、「そこがいいんだ」とおっしゃって。「そうか、価値観というのは人それぞれなんだな」と思ったことがあった。
90年代後半は、小室哲哉さんがすごくヒットを飛ばしていた時代。彼は作詞も作曲もするでしょ。何かの雑誌で読んだんです。「作詞のアイデアやコンセプトは?」という質問に、小室さんは、「たとえれば、僕の作詞は雑誌の占い。どの雑誌を見ても占いはあるでしょう。全てがハマるとは思わないけれど、そのなかのワンフレーズでも響いたりするじゃないですか。僕が目指しているのはそれ」だと書いてあって、それを師匠のルネ先生に伝えたら、嬉しそうに「そういってくれるとうれしいね」っておっしゃっていて。

芳垣 なるほど面白いですね。つまりマーケティングなんですよね。何にみんながくすぐられるかという。そのフレーバーをかけてさえおけば、誰かが反応する。コピーライティングのような発想も入っていると思うんですけど。

來夢 その一言が金言になりますもんね。それがあるから今週生きていける、今月の力の源になった、今年はこんなふうに行こう、とか思える。だからそれはありなんですよね。

芳垣 そうですね。雑誌の占いって、書き手と読者の共同作業で成り立っているといいますか、読者が自分なりの感性で解釈しているんですよ。小室さんの音楽はよく知らないんですけど、多分、ポップスの歌詞にもそんなに深い意味はないと思うんです。

來夢 でもフレーズが心に響くんだわ。

芳垣 音の語呂合わせの良さとか、英語と日本語のバランスとか、何か素敵なことを言っているだけで、小室さんの実体験が入っていることはないと思うんですよ。だからあれは多分マーケティングですよね。いろんなものを分析して。ユーミンも、「これを言ったらOLさんはイチコロよね」みたいな、流行っているスキーや京都やアジアに、「愛」「好き」という言葉を入れると、みんなが勝手に妄想して……。

來夢 組み合わせでいくというかね。ユーミンもすごくリサーチしていると、昔何かで読んだことがあります。

芳垣 雑誌の星占いも一つの文学のジャンルだと言ったら言い過ぎかもしれないけれど、それはありではないかと思うんです。
 木星王先生が問題視しているのは、その手の人たちがセミナーをやっていることですよね。

來夢 そうそう。私はその熱い想いを聞いて、「なるほど」と思って。

実占経験のない人が教えてもいずれ人は離れる

shutterstock_356797187芳垣 私はライターさんの知り合いも多いんですけど、本当に占星術ができる人もいます。でもほとんどの人は技術的にできてないと思いますね。だからライターさん次第だと思います。

來夢 教えることはできるってこと?

芳垣 いや、教えてるフリですよね。教えられないと思うんです。だからみんな物足りなくなる。「先生が質問に答えてくれない」という受講生の声はよく聞きます。無視しているとか、性格の問題とかではなく、知らないから答えられないんです。教科書を見れば、「水星はコミュニケーションを意味します」と書いてあります。あと、水星は交通であり、輸送であり、思考って書いてますよね。ライターさんは、教科書を見て、「水星が逆行すると電車に遅れる」と雑誌に書くわけです。間違ってはいないので構わない。面白いし、後は勝手にみんなが反応するだけだから。
 ただ、それで教えるとなった時、好奇心旺盛で勉強したい生徒さんというのは、必ずこういう質問をするんです。
「なんで水星はコミュニケーションなんですか?」
 たぶんライターさんだとわからない。でも最初から勉強している人は答えられますよね。
 水星は地球から見ると行ったり来たりするように見える天体だから、コミュニケーションなんです。ただそれだけ。

來夢 いちばん逆行しますからね。

芳垣 そうですね。年に3回逆行しますからね。郵便配達人やメッセンジャーがなぜ水星に表されるかというと、行ったり来たりするからですよね。星座から星座へ、いちばんスピーディーに動き回る。思考も、頭の中でああでもないこうでもないと動くんです。「こうも思えるし、これもあるかな」と繰り返すのがものを考える力。天上を見上げると、それが水星の動きなんですね。
 それから、金星がなぜ美の星かというと、きれいだから。
ただそれだけの話なんです。でもライターさんは、キーワードをくっつけて文章を書いているだけなので、そういう根本的なことを全然わかってない人が多いんですね。

來夢 それだけ膨らませる力はあるということね。

芳垣 膨らませる力は、占星術を知らなくてもすぐできる人はいますね。一瞬でできるようになった詩人を知っています。キーワードを見て歌にする能力とか、一つの言葉をお題にして俳句を作れ、みたいな。で、みんなが勝手に解釈して勝手に感動している。それに近いと思うんです。アートとしては素晴らしいんだけど、その人たちに占星術を習うとなると、たぶん挫折するでしょうね。
 幸い今は、勉強しようと思えばいくらでも先生がいるし、勉強するための本も出てきているので、私はそんなに目くじら立てなくてもいいかなと思うんですね。

來夢 実占していない講師が教えるということを?

芳垣 そうですね。そういう先生は、生徒さんのほうが物足りなくなって離れていくと思うので。たぶん何年もその先生のところにいることもないでしょうし、そこから占星術師が出ることもない。ただライターさんは出てくるかもしれないけれど。

來夢 ということは、芳垣先生も、目くじらは立てないにしろ、木星王先生と同じ意見で、実占していない人は浅いので、生徒さんが勝手に離れていくと?

芳垣 まあそうですね。つまんないですから。

來夢 そうか。だから、単に知識だけの先生と、実占をしっかりなさっている先生なのか生徒さんのほうも選ぶということね。

芳垣 知っていても実占していない人というのは、途中で話がつまらなくなるんです、具体性がなくなるので。

來夢 それにしても詳しいですね。習いに行ってそう思ったんですか? それとも講師陣を見て?

芳垣 先輩にもいろいろ教えてもらいましたし、先輩でもわかっていない人はけっこういたんですよ。
 たとえば牡羊座が男性星座で牡牛座が女性星座というように、男女男女と順番に並ぶじゃないですか。その理由が知りたかったんですが、誰も知らなかったんです。実はあれ、たった一冊の基礎的な本に書いてあるんです。1800年くらい前のプトレマイオスという古代ローマの自然科学者の本。その人は、「数字は男と女に分かれる。奇数は男性で偶数は女性である」というピタゴラスの数霊学を占星術に取り入れたんです。そんな基礎から割とわかってない。日本の教科書にはあまり書かれてなかったんです。

來夢 確かに、師匠のルネ先生は雑学の天才でもあったから、そういった説明もしてくださっていたと思うけど、私の中にはあまり入っていない。だから大事だよね、そこに「なぜ」をちゃんと感じられるのは。感じられるあなたは素敵だと思う。

芳垣 私がしつこく質問する生徒だったんですよ。だから先生に嫌われるタイプだったんですね。「どうして? どうして?」と聞く、それを喜ぶ先生もいるんですけど、「お前はとりあえず1年間黙ってろ」と言われたこともあります。
わかってて「黙ってろ」という先生と、わかってないから誤魔化そうとして「黙ってろ」という先生と分かれるんですよ。でもほとんどが後者ですね。

來夢 授業の進行もあるし、高度な質問についていけない生徒もいるからということだろうけど、8割は自分がわからないから「黙ってろ」なんだろうね。

芳垣 だいたいそうですね。誠実な先生は「ごめん、わからない。調べてみるね」と言ってくれるけど、最悪になると無視をするんです。調べようともしない。そういうさまざまな先生や先輩のワークショップに出た結果、やはり自分で勉強するほうが重要だなと思って、自分で調べるようになりましたね。

來夢 でも、日本国内には私も書いていますが芸能人など有名人のホロスコープを一方的に読む本はあっても実践の現場というか、そういった研究を発表しているような教科書はないじゃない?

芳垣 少ないですね。

來夢 だからアメリカとかイギリスで見つけてくるの?

芳垣 そうですね。英語で読むようになって、やっと答えがあちこちに見つかるようになりました。
今は古いギリシア語とかラテン語の占星術のテキストがどんどん英語に訳されているので、本当に助かりますね。それらを根気よく読んでいくと、けっこう謎がとけていきます。
幸い、私にはアメリカ人の師匠がいて、なんでも必ず調べる人で、師匠と私は性格が似ているので、話が通じやすいんです。

中学二年生から始まった占い師人生

shutterstock_1605460855來夢 芳垣さんって双子座?

芳垣 双子座に月があります。

來夢 そうだよね。なんでも必ず調べ上げるのは双子座っぽいよね。

芳垣 多くの人が初対面で「お前、双子座だろう」「双子座か射手座かどっちかだと思う」と言いますね(笑)。

來夢 そうね。射手座も絡んでそうだけど、間違いなく双子座。だって、どうしてだろうと思うところも、なぜなぜって聞けるところも、双子座だよね。私も双子座が絡んでいるけど、そこまで「なぜ」って思わないからね。素晴らしい。
 そもそも芳垣さんが占いを志すことになった原点は?

芳垣 中2の時、父が買ってきた週刊誌に手相特集が組まれていたんですよ。初心者向けの絵を見て、「手相ってこうやって見るんだ」「知能線はこれで」と。
 で、次の日から占いを学校で始めたんです。「俺、手相が観れる」って。インチキ占い師ですよね。だってその特集を見ただけですよ。

來夢 最初の一歩はそんなもんじゃない? 好奇心だし。双子座的だよ。

芳垣 で、割と当たっちゃうから、「観て観て」と、クラスのみんなが来るようになって。そのうち女子生徒も集まってきて、休み時間、毎日占い師をやることになっちゃったんです。

來夢 わかる。私だって、最初は雑誌の付録のタロットカードだもん。タロットカードがトランプにもつながっていることがわかって。トランプは手元にあるから、勝手に友達にトランプ占いしてた、小さい時。

芳垣 そうですよね。楽しくなっちゃうんですよね。

來夢 楽しいけど、ただ感じたことを数字に当てはめてしゃべってただけだと思うけど。それも一過性で、飽きたらもう違うことをやってた。でもそれを思い出させていただきました。そうか、芳垣さんは手相から始まったのね。

芳垣 そうですね。その直後、部活の先輩の女子生徒から、「私はいらないからあげる」と、タロットカードをもらったのです。そしたら、その日からタロット占いを始めちゃって。子供だから相談内容も単純。それに私は口八丁なので、みんなの悩みを聞いて答えてあげているうちに、あだ名が「占い師」になっちゃって。

來夢 だいたい中学生がタロットカードをあげるというのも珍しいよ。双子座が強いから好奇心も旺盛だし、コンセプトがしっかりしていると話せたんじゃないですか?

芳垣 そうですね。ただカウンセリングみたいにひたすら話を聞いて、なんか半べそかく女の子もいたりして(笑)。とにかく真剣にやってたんですよ。

來夢 すでに向いてたんだね。才能があった。

芳垣 そうかもしれないですね。コミュニケーションが楽しかったのもありますね。19歳か20歳くらいになってから、「もしかしたらこれ、仕事になるかもしれない」と思って。

來夢 高校を出た後で?

芳垣 そうですね。引きこもりだったんですよ、私。高校卒業後、2年間くらい。

來夢 やりたいことがなくなっちゃったの?

芳垣 それもありましたし、子供にありがちな、世の中に出るのが怖いとか。バイト先でちょっと変なことを言われたら、もうバイト先に行けなくなるとか、超軟弱でした。で、占いを真剣にやってたら自分のことがわかるのかなと期待して、すごく頑張って占いの本を読んでました。でも、引きこもって占いをやっててもわからないですよね。ただ何もしないよりは良かったんですけど。

來夢 そうか。自分の月はこうだから、木星は、火星は、と見ていって。確かに自分と向き合うのにはわかりやすいもんね。

芳垣 ただそれだけじゃ何もならないと思って、アルバイトを始めて、そこから社会復帰したんです。だから占いの勉強を始めたのは自分探しという動機でしたね。

來夢 じゃあ本格的に学んだのは19歳くらい?

芳垣 そうですね。ホロスコープを書いたりしてたのはその頃です。石川源晃先生の教科書とかを見て。でも、それだけでは鑑定できないですよね(笑)。解釈もそっけないんですよ。

來夢 インデックス別になっていて、私も自引きのようには使ってたけど、それ以外にはちょっとね……。

芳垣 石川先生の教科書シリーズはプロならぜったい読むべきだとは思うんですけど、鑑定用の実践的な知識をつけるにはちょっと。たとえば、「太陽と水星のコンジャンクションは知性未発達」って一言しか書いてない。家族全員のホロスコープを作ったら、全員太陽と水星が5度以内のコンジャンクションだったので、家族全員、知性が未発達なのかとショックを受けて。

來夢 でも、太陽と水星が5度以内の家族って、みんな頭いいじゃない。打てば響くような。

芳垣 そうなんですよ。頭が悪いわけではないんです。ただその時は自分に自信がなかったから、「だから自分は社会不適合なんだ」と(笑)。占いのせいでまたノイローゼみたいになっちゃったんです。

來夢 あんまりオタク的に学ぶのも良し悪しなんだよね。でも占い師としての面白さと、つらいところと、両方体験したのがベースになっていますよね。

芳垣 そうですね。それこそ占いライターみたいに、たいした知識もないのに偉そうにペラペラしゃべる仕事もしたし、オタクのようにひたすら本を読むだけもしました。

來夢 欠点は長所、長所は欠点、と私が言い切るのは、まさに今みたいな話なのよ。太陽と水星が重なっていたら、頭がいいのよ。一を聞けば十わかる。でも、十聞かれると一つも答えられない。そんなふうに私はよく言ってるんです。だからそれを未発達と言うのかもしれないけれど、でも打てば響くのよね。

芳垣 ええ。だから、できることとできないことの落差が激しいかもしれないけど、それを見出せば伸びるかもしれないですよね。
 当時は、自信もないし、真面目に占いと向き合うようになったので、「この程度でお金をもらったら悪いよな」と思って、最初は無料か、お茶を奢ってもらうくらいで鑑定していました。

※Vol.14 実占があるからこそ占星術は面白くなる!知識の探求と実占の双方向で極めていく‐その②に続く

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