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2017.10.07



10年後の肌を変えるエイジングケアとは-12の疑問を解消する

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若々しい肌をいつまでもキープしたいというのは、すべての女性の願いですよね?

近年は、女性のエイジングケアに対する意識が大きく変わりました。

お肌の曲がり角をすぎたら行いたいケア。
40代になったら必要なケア。
50代から必要なケア。

そうした受動的なエイジングケアではなく、肌が若々しさを保っているときに、将来のことを考えて行う能動的なエイジングケアを考える女性が増えました。ところが、テレビ、雑誌、インターネットと様々なメディアから入ってくるエイジングケアの情報が多すぎて、何が正しくて何が間違いなのか、判断にとまどっている女性も多いのです。

ここでは、10年後の肌に差がつく正しいスキンケアを、「デイリースキンケア」「肌トラブル」「UVケア」という3つに分類して、エイジングケアの疑問を解消します。

目次

1. デイリースキンケアの疑問
1-1. 【疑問1】クレンジングはなにを選べばいい?
1-2. 【疑問2】肌を傷めない洗顔の方法は?
1-3. 【疑問3】デイリーケアの基本は化粧水でいい?
1-4. 【疑問4】美容液やクリームの選び方は?
1-5. 【疑問5】乾燥肌にはリキッドファンデーションがいい?

2. エイジングによる肌トラブルの疑問
2-1. 【疑問6】乾燥肌は油分が足りていない?
2-2. 【疑問7】シミには美白化粧品でケアする?
2-3. 【疑問8】くすみ取りのピーリングは肌に悪い?
2-4. 【疑問9】コラーゲンを食べるとシワ防止になる?
2-5. 【疑問10】クマには種類がある?

3. UVケアの疑問
3-1. 【疑問11】日焼け止めに表示された数値の意味は?
3-2. 【疑問12】日焼け止めは肌に負担をかける?

まとめ

1. デイリースキンケアの疑問

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毎日、あたりまえのように続けているスキンケアですが、正しいエイジングケアだと自信をもっていえる人は少ないでしょう。「これで本当にいいのかな?」と思いながらも確証をもてないまま、なんとなく流されてしまっていませんか?

毎日のスキンケアの積み重ねは、10年後には大きな差となってあらわれます。美容皮膚科学に基づいた正しいケアを身につけましょう。

1-1. 【疑問1】クレンジングはなにを選べばいい?

ファンデーションをつけた日は洗顔をする前にクレンジングが必要になります。
でも、「すみずみまで丁寧に」というのは間違いです。

クレンジングはスキンケアアイテムの中でもっとも肌に負担をかけます。メイクを落とすために、油分と水分をなじませる界面活性剤が含まれているからです。力を入れてこすったり、マッサージしたりすると、肌への刺激がさらに大きくなります。

基本的な使い方は、メイクが少し残るくらいにして40秒程度で終わらせます。
クレンジングのタイプを肌への刺激が強いものから並べると、次のようになります。

・シートタイプ
界面活性剤を多く含むので刺激が強く、こするとシミの原因にもなる。

・リキッド、オイルタイプ
界面活性剤が多く含まれ、さらっとした感触であるために肌を強くこすってしまいがち。

・ジェル
透明なものは界面活性剤が多く、乳白色の乳化タイプは比較的少ない。

・クリームタイプ
肌への刺激が弱く、硬めのものは肌への摩擦も軽減されてバランスがよい。

・ミルクタイプ
肌への刺激は弱いが、水分が多くてファンデーションとなじまないので、肌をこすってしまいがち。

一般的に洗浄力が強いものほど界面活性剤を多く含むので、肌への刺激は強くなります。比較的肌の負担が軽くて洗浄効果とのバランスがよいのは、洗い流せるクリームタイプか、乳化した白いジェルタイプです。

1-2. 【疑問2】肌を傷めない洗顔の方法は?

洗顔は皮脂をしっかり落とすことが目的です。皮脂を落とし過ぎると乾燥肌になるというのは誤解で、洗い終わったときには肌が少しつっぱるくらいが正しいエイジングケアの洗顔です。

洗顔料も、クレンジングと同様に洗浄力と肌への刺激のバランスが重要。やはりゴシゴシとこすったりすれば、肌の老化を早めることになってしまいます。

泡は、手と顔の肌の摩擦をなくすために使うもの。少なくても多すぎてもいけません。片方の手のひらにフワッとたまる程度の量が最適です。

洗顔料のタイプには次のようなものがあります。

・固形石けん
余計な添加物を含まないものが多いので一番安心して使える。洗浄力の強さはいろいろあるので、自分の肌に合ったものを選ぶ。

・リキッド、クリーム
肌にやさしく、洗浄力の弱いものが多い。

・フォーム
洗浄力の弱めのものが多いが、製品によってばらつきがあるので選択が難しい。

・粉末タイプ
製品によって、肌への刺激と洗浄力のバランスにばらつきがあるので選択が難しい。

・泡立たないミルクタイプ
洗浄力が弱く、肌が敏感な人向け。

自分の肌の油分に合った固形石けんが、もっとも安心して使えます。
朝と夜の2回、きちんと皮脂を落とす洗顔をしましょう。

1-3. 【疑問3】デイリーケアの基本は化粧水でいい?

日本人の女性は、「化粧水信仰」といわれるほど、よく化粧水を使います。化粧水の水分が肌にうるおいを与えるという、間違った認識があるからです。

人間の肌は表面の「表皮」と内側の「真皮」から成り立っており、表皮のもっとも外側が「角層」と呼ばれる部分です。厚さわずか0.02mmの角層は、レンガのように何層にも並んだ角質細胞と、そのすき間を埋める細胞間脂質によって、肌の水分を保持し、外部の刺激から肌を守っています。

この「角層のバリア機能」があるおかげで、水泳や入浴をしても外の水分が体内に入ることはありません。ですから、肌の表面にいくら化粧水をつけても、それが肌の水分になることはないのです。

化粧水は90%以上が水です。その水分と美容成分が肌の表面につくと、しっとりした独特の感触がありますが、やがて蒸発してしまいます。化粧水が蒸発するときに、角層の表面にある角質を乾燥させてしまうので、うるおいを与えるどころか、使いすぎは乾燥肌の原因になってしまうのです。

肌の水分(うるおい)を保っているのは主に、細胞間脂質にある「セラミド」という物質です。肌の保湿が重要になるデイリーケアは、肌の表面に水分をつけることではなく、セラミドを補充することが重要になります。

セラミドは水に溶けないので、化粧水には配合がむずかしいです。効果的なのは、セラミドが高濃度で配合されている美容液です。エイジングを考慮したデイリースキンケアの基本は、化粧水ではなくて美容液にしましょう。

1-4. 【疑問4】美容液やクリームの選び方は?

美容成分が高濃度で配合された美容液は、化粧水などとくらべれば高価になりますが、エイジングケアには欠かせないアイテムです。

美容液は、目的ごとに3タイプに大別されます。

・保湿美容液
主な美容成分は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、レシチンなどで、肌から水分が逃げるのを防ぐ。

・美白美容液
主な美容成分は、アルブチン、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどで、メラニン色素の生成を抑制する。

・アンチエイジング美容液
主な美容成分は、ビタミンC誘導体、各種ポリフェノール、AHAなどで、肌のターンオーバーを活性化したり、真皮のコラーゲンを増やす効果が期待できる。

肌の乾燥を防ぐ保湿効果が高い美容液を基本として、主にシミ対策として用いられる美白美容液や、シワやくすみの対策として用いられるアンチエイジング美容液を必要に応じてプラスしましょう。

肌の油分があまり減らない30代までは、油分を多く含むクリームはマストアイテムではありません。
皮脂が少ない目元や口元のカサつきが気になる場合だけ、少量を部分的に使いましょう。

皮脂の分泌が減る40代以降は、肌のツヤがなくなってきたと感じるときに、UゾーンからTゾーンへとクリームをなじませます。
油分を補うのが目的なので、サラッとしたものよりも、粘度のあるタイプが向いています。

1-5. 【疑問5】乾燥肌にはリキッドファンデーションがいい?

ファンデーションは、タイプによって肌への負担が違います。

リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは、肌をしっとりさせるイメージがありますが、注意が必要です。水分を含むファンデーションには、界面活性剤が多く含まれ、腐りやすいので防腐剤も使われます。こうした刺激物が肌の負担を増やしてしまいます。

肌の負担が少ないのは、水分を含まないパウダーファンデーションです。練り状のファンデーションも肌にやさしいものが多いのですが、油分が多めのものもあるので、ニキビができやすい人は気をつけましょう。

2. エイジングによる肌トラブルの疑問

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肌の老化には3つのキーワードがあります。
ひとつ目は、すでに解説した表皮の細胞間脂質にある保水物質「セラミド」。
2つめは、「ターンオーバー」。
3つめは、「コラーゲン」です

肌は外側の「表皮」とその内側の「真皮」でなりたっています。
表皮は4層構造になっていて、一番外側が「角層」、一番内側が「基底層」と呼ばれます。

基底層では細胞分裂によって、つぎつぎと新しい表皮細胞が作られ、少しずつ外に押し出されており、死んだ細胞は角層の角質細胞となります。
角質細胞は何層もの層になっていて、最後はアカとなってはがれていきます。

この表皮細胞が生まれてはがれ落ちるまでのサイクルを「肌のターンオーバー」と呼びます。ターンオーバーは、通常28日周期です。

表皮の内側にあって肌の弾力を保っている真皮は、繊維物質の「コラーゲン」が網目状に広がり、そのところどころを「エラスチン」という繊維が固定し、その繊維の周りを埋めて真皮の水分を守っているのが、「ヒアルロン酸」というゼリー状の物質です。

2-1. 【疑問6】乾燥肌は油分が足りていない?

乾燥肌は、セラミドが減少することが最大の原因です。

健康な肌は、角層に20~30%の水分を含んでいます。
その水分が20%以下になった状態を乾燥肌といいます。

肌が乾燥したときに、クリームなどで油分を補っても改善することはできません。
セラミドや天然保湿因子と呼ばれる保水成分を補う必要があるのです。

化粧水で水分を与えてから、クリームなどの油分でフタをするという考え方は過去のもの。
油分でフタをすることはターンオーバーを低下させることにもつながります。

2-2. 【疑問7】シミには美白化粧品でケアする?

シミは肌への色素沈着ですが、いくつかの種類があります。
もっとも女性が気にするのは、紫外線が原因の「老人性色素班」と呼ばれるものです。

人間の肌は、紫外線を浴びると、肌の内部を防御しようとして「エンドセリン」などの情報伝達物質が表皮細胞から分泌されます。

情報伝達物質は、表皮の基底層にある色素細胞「メラノサイト」に「メラニン(色素)」を作れという指令を出します。

メラノサイトが活性化すると、「チロシン」というアミノ酸に「チロシナーゼ」という酸化酵素が作用してメラニンが生成されます。

メラニンはターンオーバーによって、ほぼ28日サイクルで防御の役割を終え、古い角質細胞とともにはがれ落ちます。

ところが、何らかの原因によってメラニンが大量に作り続けられるとターンオーバーの機能が低下して、メラニンがはがれずに肌に蓄積されてしまい、シミになってしまうのです。

こうした紫外線を浴びることが原因であるシミの対策には、メラニンの生成を抑制する美白成分が含まれた美白化粧品が有効です。
なお、ソバカスは遺伝が原因なので、美白成分の効果はあまり期待できません。

2-2. 【疑問8】くすみ取りのピーリングは肌に悪い?

くすみの主な原因は、ターンオーバーの低下にあります。通常は28日であったターンオーバーの活性は、加齢とともに落ちてしまい、40代になると40日ほどかかるともいわれます。ターンオーバーの機能が低下すると、古い角質とともにメラニンがなかなかはがれ落ちなくなるので、肌がくすんで見えるのです。

こうした肌のくすみに有効なのが、酸などの成分によって古い角質を落とす「ピーリング」です。ピーリングは角層を傷つけてしまうので肌に悪い影響を与えるという人もいますが、ピーリング剤の量や使い方さえ誤らなければ、とても効果的なエイジングケアです。

手軽にできるのは、AHA(フルーツ酸)を成分としたピーリング化粧品を使用する「セルフピーリング」です。
週に2回、洗顔後に続けると効果的です。美容皮膚科で行う、より効果の高い「ケミカルピーリング」もあります。

毛穴が目立つ原因は、肌のたるみで毛穴が引っ張られることと、皮脂や角質が混ざって毛穴に溜まる角栓です。
たるみが原因のものはコラーゲンを増やすこと、角栓には朝晩2回のしっかり洗顔とピーリングが有効です。

2-3. 【疑問9】コラーゲンを食べるとシワ防止になる?

肌の弾力を保っている真皮のコラーゲンが減少すると、シワの原因になります。コラーゲンを増やすことは、エイジングケアの3本柱のひとつです。

ところが、コラーゲンが配合された化粧品を肌につけても、コラーゲンの分子は大きいので表皮を浸透して真皮のコラーゲンになることはないのです。

さらに、コラーゲンは食事などで口から摂取しても胃腸でアミノ酸に分解されますから、そのまま肌のコラーゲンになることもありません。

真皮のコラーゲンを増やすためには、肌に塗ったり飲んだりすることではなく、コラーゲンを増やす働きをする「ビタミンC誘導体」や「レチノール」などの成分が配合された美容液が効果的です。

2-4. 【疑問10】クマには種類がある?

クマは、「青グマ」「黒グマ」「茶グマ」の3種類に分類できます。

疲労などで目の周囲の血行が悪くなり、うっ血した血液が青く見える「青グマ」は、ツボ刺激などで血行を改善したり、コラーゲンを増やしたりするケアが求められます。

肌のたるみによって起こるのが「黒グマ」で、冷たいものや塩分を控えてムクミを防ぐ、コラーゲンを増やすといったケアが求められます。

目の下にたくさんできた小さなシミやくすみによってできるのが「茶グマ」で、美白化粧品によるメラニン抑制や、ピーリングによるターンオーバーの活性化が効果的です。

3. UVケアの疑問

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紫外線は、シミ、シワ、たるみの原因をつくります。

紫外線を浴びることによって、肌を守るメラニン色素がつくられてシミの原因になるだけでなく、紫外線は、コラーゲンを破壊したり変性させたりする活性酸素を発生させるので、シワやたるみの原因にもなるのです。

紫外線による肌トラブルは、後から消すことのできないものが多いので、しっかりとした紫外線対策がエイジングケアには欠かせません。

3-1. 【疑問11】日焼け止めに表示された数値の意味は?

日焼け止めの化粧品には、「SPF」と「PA」という2つの数値が表示されています。

地上に届く紫外線は波長の違いにより、表皮にダメージを与えて日焼けを起こす「B波」と、真皮まで届いてシワやたるみなどの要因となる「A波」に分けられます。

A波を防ぐ効果を示すのが「PA(+~++++)」、B波を防ぐ効果を示すのが「SPF(2~50+)」なのです。
日常使いでは、「SPF20、PA++」程度のもの、レジャーやスポーツで長時間紫外線を浴びるときには、状況に応じて数値の高いものを選ぶようにしましょう。

塗る量が少ないと効果が半減するので、使う際には使用量を守ることが大事です。

3-2. 【疑問12】日焼け止めは肌に負担をかける?

日焼け止めの成分には、紫外線を肌上で吸収して熱エネルギーに変換する「紫外線吸収剤」と、肌上で紫外線を反射する「紫外線散乱剤」があります。

紫外線吸収剤は化学変化をもたらすので、肌が弱いとかぶれを起こすリスクがあります。
一方の散乱剤は、粉成分が皮脂や水分を吸収するので、乾燥しやすいというリスクがあります。

どちらも毎日使うと肌の負担が蓄積していくので、日焼け止めは必要なときだけ使用し、日常は帽子や服装でできる限りのUV対策を行いましょう。

一般的な生活をしているかぎり、日常のUVケアはパウダーファンデーションで済ませるほうが、エイジングケアには適しています。

まとめ

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10年後の肌に差がつくエイジングケアとは、以外にもシンプルなものなのです。

  1. 洗いすぎない。
  2. 化粧品を使いすぎない。

この2つが重要ポイントになります。結局、エイジングケアとは、肌への負担を抑えたシンプルスキンケアの積み重ねで成立するものなのです。

エイジングケアの要であり、外界と接している角層はとてもデリケート。とくにやさしいケアをして、バリア機能やターンオーバー機能を低下させないようにしましょう。

【参考資料】
・『新版 今さら聞けないスキンケアの正解』 主婦の友社 2015年
・『いちばん正しいスキンケアの教科書』 西東社 2014年
・『本当に正しいアンチエイジング大辞典』 主婦の友社 2012年

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