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2018.05.24



さらば妊娠線!-妊娠線の予防と対策

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妊婦さんの約半数にできるといわれている妊娠線。

一度できてしまったら完全に消えることはないということをご存知でしたか?
しかもこの妊娠線、おなかだけではなく、おしりやバスト周りなどにできてしまう場合もあるのです。

もちろん、妊娠線は妊娠すれば必ずできるとは限りませんが、できる限り避けて通りたい肌トラブルのひとつです。

大きくなったおなかに隠れて妊娠線に気付かず、出産を終えてしばらくしてから気付いてショックを受けることも……。

妊娠中は女性ホルモンの影響を受けて、そのほかの肌トラブルも起きやすい時期。
適切なスキンケアをして、妊娠線を始めとする妊娠中に起きる肌トラブルの予防と対策を取っていきましょう。

目次

1. 妊娠線ってどんなもの?
1-1. なぜ妊娠線ができるの?
1-2. 妊娠線ができるのはおなかだけではない!

2. 効果的な妊娠線対策
2-1. 何はともあれまずは保湿!
2-2. 食生活の見直しと体重管理

3. 妊娠線予防マッサージをしてみよう!
3-1. おなか
3-2. バストまわり
3-3. おしり

4. ほかの気になる肌トラブルの予防と対策
4-1. シミ・ソバカス
4-2. 肌荒れ、かゆみ
4-3.  体毛、乳頭・乳輪

5. スキンケア用品の選び方

まとめ

1. 妊娠線ってどんなもの?

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妊娠線と聞くと真っ先にイメージするのは、おなかにできた赤っぽいシワではないでしょうか。
そのシワこそが妊娠線ですが、実はこの妊娠線はおなか以外にもできる可能性があるのです。

それでは、どんな仕組みで妊娠線ができてしまうのか、どんなところに出るのかをまず知って、対策を見ていきましょう。

1-1. なぜ妊娠線ができるの?

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妊娠線は「肉割れ」「ストレッチマーク」と呼ばれるものと同じもので、特に妊娠中に現れるものを「妊娠線」と呼びます。
急激に皮膚が伸びることによって亀裂ができてしまうこの現象。
筋肉や脂肪が急に増えたことで皮膚がそれについていけず、表皮の下にある真皮や皮下組織の一部が壊れるせいで起こると考えられます。
特に妊娠中は肌が乾燥しがちで、肌の弾力も低下し、結果的に妊娠線が出やすい状況になるのです。

最初は赤みがかった筋が出てきて、産後にはだんだん白っぽくなっていきますが、残念ながらそのまま完全に消えることはありません。

妊娠線自体に痛みはありません。
しかし、かゆみを伴う場合がありますので、かき壊して炎症を起こさないように注意しましょう。

妊娠線ができるかできないかは個人差があり、一般的におなかが大きくなり始める6~7か月頃から出始める人もいれば、臨月に入ってから突如出現する人もいます。
つまり、ずっと妊娠線ができなかったからといっても出産するまで油断は禁物なのです!

1-2. 妊娠線ができるのはおなかだけではない!

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実は妊娠線と同様の肉割れは、妊娠していない時期でも、急激な筋トレを行った時に太ももや二の腕にできたり、短期間に太ってしまった場合に太ももやおしりにできたりすることがあります。

つまり、肉が付きやすく皮膚が柔らかくて伸びやすい部分はどこにでもできる可能性があるということです。

さらに、妊娠中の女性の体は出産に向けておなかが大きくなっていくだけではなく、胸や太もも、おしりなどを中心に体中にお肉が付きやすくなりがち。
そのため、おなかに限らず、胸や太もも、おしりなどにも妊娠線は出ますし、人によってはふくらはぎや脇の下などに出ることもあります。

おなかの妊娠線だけを気にするのではなく、時間と体調が許すようであれば、全身のスキンケアをしながら肉割れができていないか、こまめにチェックしてみましょう。

2. 効果的な妊娠線対策

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妊娠線は一度できてしまうと薄くなっても消えない―。

そうなると何としてでも妊娠線ができること自体を避けたいものです。
ここからは、妊娠線の予防にはどんなことをすればよいのかを見ていきましょう。

2-1. 何はともあれまずは保湿!

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皮膚の弾性には個人差があります。
そのため、そもそも皮膚の弾性が大きい人は体重がかなり増加しておなかが大きくなっても妊娠線が現れないということもあります。
このように、妊娠線が現れるかどうかには皮膚の弾性が大きく関わる要因のひとつです。

まず対策としてとても重要なのは皮膚が伸びやすいように保湿を心掛けること。
「これで100%防げる!」と断言できるものではありませんが、一定の効果は期待できます。

保湿をする際には、必ずしも特殊な成分の入った高価なクリームを買う必要はありません。
妊娠線予防専用のクリームも販売されていますし、高価なスキンケア用品も多く出回っていますが、重要なのは「保湿」をするということです。
手元にある余った乳液でも、ふつうのオイルでも何でもいいので、気に入ったものを起床後やお風呂上りなどを中心にこまめに塗って、乾燥を防ぎましょう。

どんな保湿剤を使うか迷った時には、クリーム、オイル、ローション、ジェルなどある中で、オイルがおすすめです。
オイルはとりわけ浸透しやすく皮膚を柔らかくしてくれる効果があります。

保湿を続けていても、妊娠線が目立ってくるようであれば、さらにこまめに保湿を心掛けてください。

2-2. 食生活の見直しと体重管理

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日本の産婦人科は体重管理が厳しいところも少なくないので、多くの妊婦さんが早い段階でかかりつけの医師や助産師さんから体重管理や栄養管理について指導を受けていることと思います。
ただ、いくら意識していても、つわりが落ち着いた後はついつい食べ過ぎてしまうことも多いでしょう。
また、妊娠後期に入ると食べる量を増やしたわけでもないのに急激に体重が増えることも少なくありません。
そんな時期は太りやすい時期、つまり妊娠線もできやすい時期です。

あまり急激に体重が増えたり、妊娠前の体重から計算して出した予定増加体重を大きく上回るような体重の増加があったりした場合には、日頃の食生活を見直してみましょう。

妊娠線は急激に皮膚が伸びることによってできるので、体重増加と妊娠線は直結しているのです。
さらに、妊娠線ができるなどの見た目の問題だけでなく、妊娠中に急激に体重が増えるということは妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクを高めてしまいますし、出産が長引く原因になるともいわれているので、高カロリーな食品は控えてバランスのよい食事を心がけることが大切です。

しかし、体形を気にしたり、妊娠線を気にしすぎておなかが大きくならないようにと妊娠中に極端なダイエットをしてしまってはやりすぎです。
お母さんが栄養不足になると赤ちゃんの発育に影響が出てしまうこともあるので、平均的な体重増加範囲内であれば、無理に体重を減らそうとせず、カロリー制限などしないようにしましょう。

あくまで健康的な状態を保つために、食生活の見直しや体重管理を行ってください。

 

3. 妊娠線予防マッサージをしてみよう!

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保湿をする際に、より効果的に妊娠線を予防していきましょう。
そのためには、ただクリームやオイルを塗るだけでなく、マッサージで皮膚と筋肉を深部からほぐして、柔らかく反応しやすい皮膚の状態を作ることを心掛けてください。
皮膚を柔らかくすることで妊娠線を予防できるので、なるべく早いうちからケアを始めることがポイントです。

3-1. おなか

一番気になるのがおなかの妊娠線です。
クリームを塗る際に塗り方を気にするだけでできる簡単な方法をご紹介します。

1 クリームや乳液、オイルなどをおなかに塗り、おへそから左右に手のひらを動かす。
2 下腹部からおへその方向に手のひらでゆっくりなであげる。
3 おへその周りを時計回りに手のひらでなでまわす。

3-2. バストまわり

個人差はありますが、バストのサイズも出産に向けて大きく変わります。
そして皮膚も柔らかいため跡が残りやすい部位です。
ぜひ時間を作ってケアしていきましょう。

1 クッションの上に座り、右脚は曲げ、左脚は伸ばす(あぐらの状態から片脚だけ伸ばす状態)
2 左の脇の下に左手を差し込み、右手をその内側に置く。
脇の下から乳房にかけての筋肉をそこから持ち上げるようにして数回つかむ。
3 左手で乳房を支え、右手で鎖骨の中心をつかむ。
4 脚を入れ替えて、反対側も同様に行う。

3-3. おしり

妊娠中は骨盤が広がるなどの影響もあり、おしりの形も変わりがち。
思った以上にお肉も付きやすくなっているので要注意です。

1 左脚を少し後ろへ引き、安定感のある姿勢で立つ。
2 腰から脚の付け根までの3か所を親指と4本の指でぐっと引っ張り上げる。
3 反対側も同様に行う。

すべて数分あればできるケアなので、時間を少し取って試してみてください。

4. ほかの気になる肌トラブルの予防と対策

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妊娠中は女性ホルモンが活発になるため、肌の調子に変化が起きやすくなります。
中には調子がよくなり、きれいになった! という人もいるかもしれません。
一方で、肌トラブルもいろいろと起こりやすくなる時期でもあります。
自分がどちらに当てはまるかは妊娠してみないとわからないのが悩ましい所です。
どんなトラブルが起きやすいかを知っておいて、対応していきましょう。

4-1. シミ・ソバカス

妊娠中はメラニン色素が増え、シミやソバカスが出やすくなります。
ホルモンの影響によるものなので避けては通れないものです。
例えば目の周りや頬にシミなどが出たり、元からあったソバカスが濃くなったりというトラブルも起こりがちです。

ホルモンの影響によりできたシミ・ソバカスは産後次第に薄くなる場合が多いですが、日焼けによってできたものはそのまま残りやすい傾向にあるので、きちんと日焼け対策をしましょう。
夏以外の時期や曇りの日も油断は禁物です。
日が当たりやすい部位だけでなく、耳の裏や小鼻の脇も忘れずに!

4-2. 肌荒れ、かゆみ

皮膚のバリア機能低下から、妊娠中は肌が乾燥しやすく敏感になるため、肌が乾燥して荒れる人も少なくありません。
この乾燥がひどくなると、体のあちこちがかゆくなり、赤い湿疹ができることもあります。
妊娠線の予防も兼ねて、オイルやクリームでしっかりと全身保湿をしましょう。

肌がもともと弱い人はもちろんですが、それまで何もなかった人も肌質が変わって肌荒れやひどい乾燥が起きてしまうこともよくある話です。
そのうえ、今まで使っていた化粧品が合わなくなるということも少なくありません。

かきむしってしまうほどのひどいかゆみが出たり、それまで使っていた化粧品が合わず荒れてしまった場合にはかかりつけの産婦人科に相談してお薬を処方してもらいましょう。
また、皮膚科でも妊娠中であることを告げたうえで処方してもらえば安心です。

4-3. 体毛、乳頭・乳輪

胎盤から出るホルモンの影響で体毛が伸びたり濃くなったり、増えたりすることがあります。
永久脱毛していた人でも、また生えてきた! という人もいるほど、ホルモンの影響で体毛の成長が活発になるのです。

また、色素が沈着しやすいので、乳頭や乳輪の色が黒ずんだような濃さになったり、脇の下や正中線(おへそから上下に伸びる線)が黒ずんだりします。

体毛も色素沈着も、産後にホルモンバランスが正常に戻れば、元に戻るのであまり心配する必要はありません。

どうしても気になる場合は体毛を剃ったりしてもかまいませんが、皮膚が敏感な時期なので部分的にテストしてから剃る方がよいでしょう。

5. スキンケア用品の選び方

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妊娠中は皮膚のバリア機能が低下しやすくなっているため、いつものスキンケア用品を使っていても肌がピリつくなどのトラブルが起きるのはよくあることです。
肌がピリピリするようならば、オーガニック系や敏感肌用など、低刺激なものに替えて様子を見てください。

妊娠したからといって必ずオーガニックなものに替えなくてはいけないというわけではありません。
市販のスキンケアに関してはおなかの赤ちゃんに影響が出ることは基本的にないので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

妊娠線対策のスキンケア用品もそうですが、基本的に妊婦用の特別なスキンケア用品を選ばなければいけないわけではありません。
大切なのは妊娠中の自分の肌に合っているかどうかです。
市販のもので肌荒れがひどくなるような場合には、かかりつけの産婦人科や皮膚科へ相談し適切なケアをしていきましょう。

特につわりの時期には、時間をかけて何種類ものスキンケア用品を使うことがつらいような日も多いですよね。
そんな時期には日焼け対策と保湿をするということだけを念頭に置いて、必要最低限のスキンケアを行うことをおすすめします。

まとめ

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私自身も妊娠中にはかき壊してしまうほどの乾燥からくる肌荒れに悩まされました。
妊娠線こそできなかったものの、急激に伸びた皮膚は乾燥しかゆみを生じます。

このような妊娠線を含むいろいろな肌のトラブルは思った以上に妊婦ライフのストレスの要因になるものです。

そして、多くの肌トラブルは出産後消えてしまうのですが、中でも妊娠線だけは跡が残ってしまいます。
妊娠線が残ったからといって、その女性の魅力が落ちてしまうようなことは決してありませんし、自分のおなかの中で子どもを育てた勲章ともいえるでしょう。
……しかし、そうはいっても多くの女性は妊娠中も産後も美しくありたいと思うもの。

おなかの保湿などでおなかにクリームを塗る作業はおなかの赤ちゃんをなでるような動作です。
妊娠線ができないようにと頑張りすぎると負担になるかもしれませんので、おなかの赤ちゃんに語りかけるついでに、おなかの保湿とマッサージをすることから始めてみませんか?

 

【参考資料】

・『Dr.友利の美人科へようこそ マタニティ外来編 妊娠・出産Q&A 64』
 友利新 講談社 2014年
・『やさしくわかる 月数別 はじめての妊娠・出産』 井上裕子(監修)  西東社 2016年
・『産後の骨盤レッスン <引き締め>プログラムで美しいママになる!』立花みどり 大泉書店 2009年
・『女医が教える これでいいのだ!妊娠・出産』 宋 美玄  ポプラ社 2013年

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